子宮頸がんワクチン被害者の救済 北海道議会議員 柿木克弘氏に聞く


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被害者救済の輪を広げたい

 子宮頸(けい)がんワクチン接種によって深刻な副反応が生じると報告されて数年がたつ。北海道美唄(びばい)市では、接種を受けた女子高校生が全身痙攣(けいれん)や脱力感で生活に支障を来すなど重い症例が報告されている。一方、子宮頸がんワクチンの定期接種を勧めた国は現在、積極的な接種を見合わせているが、被害者への対応には動きが鈍い。こうした中で美唄市選出の北海道議会議員・柿木克弘氏が今年2月、被害者連絡会北海道支部を立ち上げた。子宮頸がんワクチン接種の問題性と今後の被害者救済支援運動の方向性について柿木克弘道議に聞いた。
(聞き手=湯朝肇・札幌支局長)


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