インタビュー rss

あす日韓首脳会談 米国の要請で韓国決断

「慰安婦」進展には懐疑的 韓国世宗研究所日本研究センター長 陳昌洙氏に聞く  3年半ぶりとなる日韓首脳会談が2日、ソウルで行われる。韓国の朴槿恵大統領は就任以来、いわゆる慰安婦問題で日本側が“善処”することを会談の前提条…

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沖縄を「健康」拠点に

島尻安伊子 沖縄・北方担当相に聞く  島尻安伊子沖縄・北方担当相は28日、世界日報社を含む報道各社のインタビューに応じ、沖縄振興策や北方領土対策などについて語った。  ――沖縄振興では具体的に何をやっていくか。  沖縄は…

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長い目で援助・投資・交流を

中央アジア胎動 中国「新シルクロード」と日本の戦略(10) 中央アジア・コーカサス研究所所長 田中 哲二氏に聞く ――中国の新シルクロード経済圏構想(一帯一路)、特に陸のシルクロード経済ベルト(一帯)の狙いは何か。  ポ…

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TPPは日本の国内問題

迂をもって直となす 有限会社田中農場代表取締役 田中正保氏に聞く(下) 補助金頼みでは経営難に/米価下落はチャンスでもある 農作物も工業製品も同じ/モノ作りと販売は両輪  ――TPP(環太平洋経済連携協定)が決まったが?…

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山が荒れると水田の致命傷に

迂をもって直となす 有限会社田中農場代表取締役 田中正保氏に聞く(上)  鳥取県の田中農場というと鳥取県で知らない人はいないし、県外でも結構、その名は知れ渡っている。同農場では、有機栽培にこだわり続け、野菜の生命力と本当…

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中国は5年で内部崩壊する

孔子と老子 紘道館館長 松本道弘氏に聞く  中国崩壊が叫ばれて久しいが、紘道館館長の松本道弘氏もその論に与(くみ)する。孔子は縦社会の組織を作る上で大きな役割を果たしたが、やがてこうした組織は硬直化と機能不全をもたらす。…

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静寂な自然の中での瞑想を重視

テーラワーダ仏教に学ぶ タイ日本寺院僧侶 松下正弘師に聞く  インドから中国・朝鮮を経て日本に伝わった仏教は人々の救済を説く大乗仏教。一方、南アジアから東南アジア一帯には、悟りを求めた釈迦本来の教えを受け継ぐテーラワーダ…

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家庭より個人重視の風潮 古賀氏

対談・結婚には神聖な価値がある 渋谷“同性カップル条例”を考える(下) 麗澤大学教授 八木秀次氏/東京都議会議員 古賀俊昭氏 宗教的規範力落ちる米国 八木  古賀 八木教授にお聞きしたい。聖書では同性愛を認めていない、男…

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熱帯雨林の再生保護が鍵

迫る気候変動の脅威 どうする大災害への備え(4) NPOアジア植林友好協会代表理事 宮崎林司氏  ――現在の活動は。  植林活動で、インドネシアのカリマンタンとバリに仲間たちと一緒に年5、6回、足を運んでいる。植えっ放し…

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次世代を生み出す婚姻制度 八木氏

対談・結婚には神聖な価値がある 渋谷“同性カップル条例”を考える(中) 麗澤大学教授 八木秀次氏/東京都議会議員 古賀俊昭氏 住民の意見聞かず条例成立 古賀  ――渋谷区のパートナーシップ条例は「結婚に相当する関係」と言…

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結婚には神聖な価値がある

対談・結婚には神聖な価値がある 渋谷“同性カップル条例”を考える(上) 麗澤大学教授 八木秀次氏/東京都議会議員 古賀俊昭氏  「同性婚」を合法化する国が増える中、東京都渋谷区の「パートナーシップ条例」が4月に施行した。…

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自助、協助体制の確立めざす

迫る気候変動の脅威 どうする大災害への備え(2) 新潟大学災害復興科学研究所 教授 福岡浩氏(下)  ――リアルタイムで災害情報を知らすための取り組みは?  2年前に土砂災害が発生した新潟県の寺泊山田地区に設置した雨量計…

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世界の気象現象が極端化

迫る気候変動の脅威 どうする大災害への備え(1) 新潟大学災害復興科学研究所 教授 福岡浩氏(上)  ――今夏、自然災害関連のニュースを見ない日はないほどだが。  気象条件に関しては「極端事象」と呼ばれる数百年確率の雨が…

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沖縄を訪れた外国人観光客の約4割が台湾人

台北駐日経済文化代表処那覇分処 蘇啓誠処長に聞く 沖縄からの訪台増に期待  台湾では来年1月、総統選が行われる。沖縄と台湾との人的、文化、スポーツ、経済の交流は好調だ。選挙結果いかんにかかわらず、関係はさらに深化していく…

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「日米韓にくさび」は陣営論理

“政熱経熱”の中韓(6) 李揆亨元駐中・韓国大使に聞く  近年の韓国の中国傾斜について李揆亨(イ・ギュヒョン)元駐中国韓国大使(63)に聞いた。李元大使は日米韓3カ国の連携より中国の立場を重視、その親中ぶりには驚きを禁じ…

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解釈改憲も憲法改正の一つの道

ドイツと日本の交流150年 日本大学名誉教授 小林宏晨氏に聞く  EU(ヨーロッパ連合)で独り勝ちの様相を呈しているドイツと日本の交流は1861年の修好通商条約に始まる。今年、修好150年を記念する展示が歴史民俗博物館を…

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イエメン内戦 鍵は部族間の権力バランス

イエメン水資源・環境省顧問 アブデルラフマン・エルヤーニー氏  イエメン内戦は隣国サウジアラビアを巻き込み泥沼の闘争を呈している。イスラム教宗派間の紛争という一面がある一方で、権力、利権をめぐる争いでもあり、いまだ解決の…

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朝鮮戦争の実態 日本共産党も武力で“参戦”

戦後70年 識者は語る(13) 沖縄県元副知事 牧野浩隆氏(下)  ――ソ連、中国、北朝鮮という共産主義勢力による朝鮮戦争勃発を契機に、沖縄の基地が米軍の戦略基地として位置付けられた。当時の日本を取り巻く共産主義勢力の動…

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沖縄米軍基地の建設 ソ連の「国際協調」反故で

戦後70年 識者は語る(12) 沖縄県元副知事 牧野浩隆氏(上)  ――戦後、沖縄に米軍基地が残った経緯は。  そもそも、米軍による沖縄攻略・軍事占領の目的は、日本本土を攻略する拠点基地とすることだった。そのため米軍は沖…

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現実に国を守るのが政治の責任

戦後70年 識者は語る(11) 旧陸軍第18軍参謀、元参議院議員 堀江正夫氏(5)  ――現在の安保法制論議についてどう考えるか。  日本の憲法は、前文だけ読めば、軍備なんて絶対に持てない。ところが9条の第2項を見れば「…

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総合的に抑止力を高めよ

戦後70年 識者は語る(10) 旧陸軍第18軍参謀、元参議院議員 堀江正夫氏(4)  ――日本の防衛に対し政治の持つ比重は大きい。  冷戦が終わって西欧のNATO(北大西洋条約機構)の方は、実際にソ連の脅威がなくなったか…

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信頼に足る自衛隊指揮官

戦後70年 識者は語る(9) 旧陸軍第18軍参謀、元参議院議員 堀江正夫氏(3)  ――創設当時の自衛隊に対する風当たりは強かったと聞く。  国民の自衛隊に対する感情は厳しかった。あくまでも自衛隊であって、法的には軍隊で…

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予備のない日本の防衛力

戦後70年 識者は語る(8) 旧陸軍第18軍参謀、元参議院議員 堀江正夫氏(2)  ――昭和27(1952)年夏の入隊後、どんな活動をしたのか。  入隊して(神奈川県横須賀市の)久里浜でオリエンテーションの教育を受けて、…

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