インタビュー rss

縄文人の精神性を探る 文化の基層にある「再生」思考

考古学者 大島直行氏に聞く  世界でも類例のない日本の縄文遺跡群を世界文化遺産に登録しようという動きが北海道・北東北地方を中心に活発になっている。その一方で、約1万年の長期にわたって一つの時代を形成したといわれる縄文時代…

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「そうりゅう型」採用が有力 豪潜水艦受注競争で米専門家

日米豪の対中抑止力を強化  【ワシントン早川俊行】米有力シンクタンク、ハドソン研究所のアーサー・ハーマン上級研究員は、世界日報の取材に応じ、日本とドイツ、フランスが受注を争うオーストラリアの次期潜水艦開発計画について、豪…

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天皇と日本国を讃えた柿本人麻呂

建国記念の日特集 萬葉集研究家 四宮正貴氏に聞く  きょうは建国記念の日です。日本の国が形成される時、編纂(へんさん)されたのが萬葉集で、最初の和歌集です。ここに集められた歌を手掛かりに「柿本人麻呂の天皇賛歌」というテー…

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世界を汚染する薬物乱用

対策のカギは「正しい知識」 フランスの専門家ロベール・ガリベールさんに聞く  元プロ野球選手の清原和博容疑者の薬物事件が社会に波紋を広げている。有名人だけに青少年に与える影響も大きく、防止教育の重要性が改めて浮上する。こ…

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ブータン国王訪日で感動の贈り物

ブータン王国名誉総領事 徳田ひとみ氏に聞く 国会で心打つ演説 両国民を結ぶ公益精神 災害時に日本から「貧者の一灯」 ブータン名誉総領事に就任して、とりわけ印象深かったことは何だったのですか?  東日本大震災に見舞われた2…

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きょう36回目の「北方領土の日」 四島返還望む元島民

一世が生きている間に実現を 公益社団法人千島歯舞諸島居住者連盟理事長 脇 紀美夫氏に聞く  戦後、ロシアが我が国固有の領土である北方四島を不法占拠してから70年余りの歳月が経過する。これまで元島民をはじめ多くの国民が返還…

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ブータン王室に流れる賢人の血脈

ブータンの魅力(上) ブータン王国名誉総領事 徳田ひとみ氏に聞く  日本経営者同友会代表理事の徳田ひとみ氏が2010年4月、在東京ブータン王国名誉総領事に就任して、間もなく6年を迎える。ブータンに日本大使館はなく、日本に…

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日比友好拓いた「赦し難きを赦す」

戦犯特赦に尽力した画家・加納辰夫 安来市加納美術館名誉館長 加納佳世子氏に聞く  天皇、皇后両陛下が26日から5日間の日程でフィリピンを公式訪問されるが、同国で戦後、戦犯として収容されていた旧日本兵の赦免に尽力した人物が…

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当初、モルディブで嫌われた日本の防波堤

モルディブの環境問題と日本 駐日モルディブ共和国全権大使 アハメド・カリール氏に聞く  21世紀はインド洋の世紀といわれるが、そのセンターに位置するモルディブの地政学的重要性は論を待たない。そのモルディブと日本の関係は結…

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翁長雄志沖縄県知事礼賛に終始する地元2紙

浜比嘉勇・沖縄市議に聞く 「中国の脅威」議論避ける  翁長雄志知事が2014年末に就任して以来、沖縄の地元メディアが普天間飛行場の名護市辺野古沖への移設に反対の論調を続けている。こうした中、沖縄市議会の浜比嘉勇議員(会派…

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国は「屋内全面禁煙化」に責任を

五輪に向けた禁煙の取り組み 日本医師会常任理事 羽鳥 裕氏に聞く(下)  日本は、FCTC(タバコ規制枠組条約2004年署名、批准。05年2月27日から発効)批准国で、締約国は公共の場での受動喫煙防止対策を促進することに…

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世代抗争進行するサウジ王室

サウジ問題 スーダン出身国連記者 シャリフ氏に聞く  サウジアラビアが2日、イスラム教シーア派指導者ニムル師を処刑したことがきっかけで、スンニ派の盟主サウジとシーア派代表イランの間で激しい批判合戦が展開し、一発触発の緊迫…

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五輪に向けた禁煙の取り組み 受動喫煙防止の義務化を

日本医師会常任理事 羽鳥 裕氏に聞く(上)  日本は、FCTC(タバコ規制枠組み条約2004年署名、批准。05年2月27日から発効)の批准国で、締約国は、公共の場での受動喫煙防止対策を促進することになっている。また、国際…

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極僻地・レダの成功、地方普及に期待

エコツーリズムにも大きな可能性 アスンシオン国立大学教授マグノ・バレト氏に聞く 北パラグアイ・レダの魚養殖  北パラグアイのレダで日本人が、食用で人気のある魚パクーのふ化と養殖に成功したことは、パラグアイの水産業界で大き…

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普天間移設賛成の意見書 地方議会の可決数増へ民間から加勢

「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」我那覇 真子代表運営委員に聞く 沖縄県の地元2紙を「正す」ということだが、具体的にどういう報道が問題か。  2紙が偏向しているということでもあるが、事実を違え捏造していること…

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沖縄県民と共に新たなページを

ソフトパワーで日米同盟強化 沖縄・北方担当相 島尻安伊子参院議員に聞く  島尻安伊子沖縄・北方担当相はこのほど世界日報社のインタビューに応じ、沖縄選出の沖縄担当相として「子供の貧困問題」への取り組みに意欲を示し、沖縄の明…

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北朝鮮、民生重視より先軍政治 幹部粛清・恫喝外交変化せず

北朝鮮の回顧と展望 宮塚コリア研究所代表 宮塚利雄氏に聞く  ――北朝鮮の1年を振り返って、金正恩(キムジョンウン)の権力基盤は拡大・安定したのか。  この1年は金正恩政権にとっては明るい話題はなかった。足を引きずって会…

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「道徳」特別教科化の必要性

全校的な体制で効果発揮 北翔大学教授 福田信一氏に聞く  これまで小中学校で教科外の活動として捉えられていた道徳が、2018年度から小学校(中学校は19年度から)で「特別教科」となる。「数学」や「英語」といった他教科のよ…

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デイトン和平協定20年 ボスニア問題の罪人は和平協定

国際経済比較研究所上級エコノミスト ウラジミール・グルゴロフ氏に聞く  20万人の犠牲者、200万人の難民・避難民を生み出した欧州戦後最大の民族紛争、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争(1992年4月~95年12月)に終止符を…

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日本・トルコ友好125周年、合作映画『海難1890』

和歌山・串本町で毎年慰霊祭 田中光敏監督に聞く  今年は日本とトルコ友好125周年を迎えたが、両国の友情は明治23(1890)年に親善使節として訪日したトルコ軍艦エルトゥールル号が和歌山県串本町沖で遭難した際の地元民の懸…

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普天間移設作業の進展を歓迎

在沖米国総領事 ジョエル・エレンライク氏に聞く 在沖米軍の影響を軽減 辺野古以外に選択肢なし  米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沖への移設をめぐり、国と沖縄県の対立が法廷闘争に発展した。同飛…

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大学生を防災リーダーに

災害に強い社会づくり 愛媛大学大学院教授 防災情報研究センター長 矢田部龍一氏に聞く  大災害に遭遇しても被害を最小限にするには地域の防災力が鍵になる。行政はそのための仕組みを作り、地域や職場で防災訓練・教育を行っている…

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基地反対で「辺野古」の名前使うな、区民の8割は移設を容認

前辺野古商工社交業組合会長 飯田昭弘氏に聞く  米軍普天間飛行場(宜野湾市)のキャンプ・シュワブ(名護市辺野古)沖への移設に伴うボーリング調査工事が再開し、ゲート前での反対活動が激化している。こうした状況に配慮し、政府は…

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