沖縄
軍命説の誤り認めた谷川氏 、『うらそえ文藝』で真実知る
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (43) 2009年5月、『うらそえ文藝』という年1回発行の文芸誌が慰霊の特集を組んだ。それは全国的な反響を呼び、売り切れとなった。だが、沖縄では沖縄2紙は一…
厳しい台湾海峡の安保情勢 沖縄と台湾は平和守る最前線
呂秀蓮・台湾元副総統に聞く 沖縄を初訪問した台湾の呂秀蓮元副総統はこのほど、世界日報のインタビューに応じ、沖縄と台湾の親密な交流が、両岸関係や東アジアの平和と発展に寄与するとの考えを示した。(聞き手・豊田 剛) 平和祈…
女児虐待死で見えた沖縄の対応
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 千葉県野田市の小学4年生、栗原心愛(みあ)さんが自宅浴室で死亡し虐待が疑われている事件で、千葉県警は父親に続き、母親も傷害容疑で逮捕した。その母親は沖縄出身で、一家が野田市に転居す…
消えた初版の「まえがき」、証言と食い違いも
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (42) ここ数回にたって、曽野綾子さんの『ある神話の背景』についてその概要を紹介してきた。渡嘉敷島の住民の「玉砕」すなわち「集団自決」について、「極悪人赤松…
自衛隊配備増強の議論を 地元の雇用生み税収増も
《 沖 縄 時 評 》 危険な石垣住民投票 戦後74年の“節目”に 300×400 新しい年を迎えた。今年は御代替わりの年であり、戦後74年という節目の年である。74年という中途半端な数を“節目”としたのには理由があ…
沖縄戦史捏造の原因 『鉄の暴風』をうのみに
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (41) 1970年9月、赤松嘉次氏と元部下の沖縄訪問から半年後、大阪のホテルで一つの会合が開かれた。第3艦隊の報告会であった。そこで曽野綾子さんは、初めて事…
辺野古埋め立て問う県民投票 県議会「3択」可決も自民割れる
普天間危険性除去には触れず 「どちらでもない」は棄権と同じ 2月24日に投票される沖縄県名護市の辺野古埋め立ての賛否を問う県民投票を巡り、同県議会は29日の臨時会で、選択肢を「賛成・反対・どちらでもない」の3択にする改…
新たな観光資源 Jリーグキャンプ
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄の観光および飲食業界にとって、2月は閑散期に当たっていたが、それが過去の話となった。この月の沖縄経済を牽引(けんいん)するのはスポーツキャンプだ。リゾートホテルは団体予約が入り…
反安保勢力の政治闘争にすぎぬ県民投票を煽る沖縄2紙のフェイク報道
◆地元は条件付き容認 沖縄をめぐる最大のフェイクニュースは、「辺野古埋め立て反対は民意」というものではなかろうか。地元紙はそれを印象付ける編集手法いわゆる印象操作がお手の物。そう思えてならない。 例えば昨年12月に沖…
自決命令の「赤松神話」、那覇市職労が捏造に加担
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (40) 曽野綾子さんは『ある神話の背景』で見事にミステリー作家ぶりを見せている。このような評価を下すのは曽野さん本人も読者の皆さんも意外に思うかもしれない。…
沖縄にも大規模地震が来る! 県民の意識と備えが不十分
福和伸夫・名古屋大減災連携研究センター長が予測 那覇で災害危機管理シンポジウム 年間の観光客が900万人を超える沖縄県で大規模な災害が発生した場合、どう乗り切るのか。空港や港が使えず、他県からの支援が容易に得られないこ…
元外交官が「陰謀論」を展開
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) イギリス、米国、イスラエル、ロシア、ウクライナなどに駐在経験のある元外交官の馬渕睦夫氏が19日、那覇市で講演した。講演会主催の「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」(我那覇…
沖縄2紙「軍命関与」報道、 曽野綾子氏の予言が現実に
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (39) 2007年3月30日、文科省は教科書から「沖縄の集団自決の軍命の記述を削除すべし」との検定意見を出したところ、翌日から琉球新報と沖縄タイムスは激しく…
「辺野古」県民投票 「安保」要の宮古島、宜野湾、石垣、沖縄、うるま市が不参加
米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古沖の埋め立ての賛否を問う県民投票(2月24日実施)は2月14日の告示まで1カ月を切った。ただ、安全保障面で深く関わる五つの市が不参加を表明しており、県内有権者の約3割が投票でき…
新駅の名称に「てだこ」
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) JR山手線(東京都)の新駅の名前がこのほど、「高輪ゲートウェイ」に決まった。これには全国的な注目を浴び、鉄軌道がない沖縄県民の間でも、かなり話題になっている。 どうしても現場を視…
自らのフェイクを棚に上げ首相のサンゴ発言をフェイクと断ずる沖縄紙
◆社説で知事を後押し 「どっちがフェイクか」と思わず唸(うな)ってしまった。安倍晋三首相が6日のNHK番組「日曜討論」で、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の埋め立てについて「土砂投入に当たって、あそこのサンゴは…
広がるムスリム観光客への対応
訪日外国人数が昨年、初めて3000万人を突破した。インバウンドのさらなる拡大を目指す日本にとって、訪日ムスリム(イスラム教徒)への対応は重要な課題の一つだ。ハラル(コーランで食べることを許された食材)以外にも礼拝用スペ…
岩波が中止を要求、幻となった連載最終稿
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (38) 筆者が琉球新報記者4人組による信じ難い暴挙の件について会見しなかった理由はただ一つ、親友である嘉数(かかず)武編集長の苦しい立場を考慮したからだ。そ…
衆院沖縄3区の補欠選挙、4月21日に投開票
自民・島尻安伊子氏と革新・屋良朝博氏の一騎打ち 翁長雄志知事の死去によって行われた沖縄県知事選で玉城デニー知事が誕生してから、今月4日で3カ月がたった。だが、知事選で玉城氏側に吹いた風も、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の…
亥年とリュウキュウイノシシ
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 今年の干支は「亥年」。沖縄にもリュウキュウイノシシと呼ばれる小型のイノシシが生息している。 北は奄美大島や加計呂麻島、徳之島などの奄美諸島から、南は沖縄本島、石垣島、西表島などの…
「社の方針」で連載中止、表現の自由奪った新報
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (37) 1996年6月に筆者が発表した「沖縄戦ショウダウン」の中で、沖縄タイムスの『鉄の暴風』を徹底的に批判したことがあった。その時、タイムスとライバル関係…
辺野古めぐる県民投票 正当性なき「政治闘争」
《 沖 縄 時 評 》 地元無視、中立性からも逸脱 設問で異なる結果に 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設をめぐって沖縄県は2月24日に県民投票を行う予定だ。だが、県民投票は「地元」の普天間や辺野…
辺野古移設、県民投票の全県実施困難
6市議会が拒否、3分の1不参加も 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設に伴う名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票を来年2月24日に控えているが、宮古島と宜野湾の両市が投開票事務の協力を拒否しているため、全県で…