沖縄
結論ありきの辺野古阻止議論
「万国津梁会議」、初回は「人権・平和」がテーマ バランス欠く委員の選考 沖縄県は5月30日、米軍基地のあり方など、沖縄の将来像について有識者が議論する「万国津梁(しんりょう)会議」の初会合を県庁で開いた。ただ同会合は米…
読者が求めるほっこり記事
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 最近、心温まる記事が沖縄2紙に連続で掲載され、久しぶりに朝からよい気持ちになった。二つとも、県内の17歳の高校生が絡んだ人助けのニュースだ。 4月24日、伯父の告別式に向かう途中…
なぜ沖縄に広大な米軍基地が
沖縄大学教授 宮城 能彦 本土移転阻んだ憲法9条 読み方で印象変わる新聞記事 モノゴトは立場や角度を変えてみると全く別のものに見えてくる。あるいは、立場を変えて見たり考えたりすることで全く正反対の印象を受けることがある…
ヒアリ、「早期発見と早期根絶」が重要
外来アリ対策で琉球大・京大など4研究機関がタッグ 一昨年、国内でヒアリが確認され、日本全体を震撼(しんかん)させた。ヒアリ対策を研究する専門家による会議が15日、沖縄科学技術大学院大学(OIST)で開かれ、研究者らが意…
オール沖縄・高良氏と自公維態勢・安里氏の一騎打ち
参院選まであと2ヵ月、単純な「保革対立」からの脱却なるか 7月に予定されている参議院選挙まで残り約2カ月と迫ってきた。沖縄選挙区(改選1)では、「オール沖縄」勢力が支援する琉球大法科大学院名誉教授で憲法学者の高良鉄美氏…
中城の名所廃虚が撤去へ
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄本島中部に位置する世界遺産の中城城跡に行った。頂上から見渡す景色は風光明媚(めいび)なのだが、南側には巨大な廃虚が目に入ってくる。 5階建ての建物の窓ガラスがすべて抜け落ちて…
沖縄県が祖国復帰47年、青年4人が弁論
沖縄県が日本に復帰してから15日で47年になるのを前に、「祖国復帰を祝う大会」が13日、那覇市で開かれた。復帰を経験した世代から復帰後に誕生した若い世代に至るまで約350人が集まり、喜びを共有した。(沖縄支局・豊田 剛…
赤字でも映画祭はやる!
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄国際映画祭が4月18日から4日間の日程で開かれた。途中、雨天に見舞われながらも、期間中は約30万人とほぼ例年並みの来場者となった。今年で11年連続11回目の開催だ。 那覇市で…
孔子廟問題 最高裁で決着へ
那覇市の無償提供 二審も違憲判決 福岡高裁那覇支部 沖縄県那覇市の公園内の土地を久米至聖廟(孔子廟)を運営する特定団体に無償で提供していることの違憲性を争う住民訴訟で、福岡高裁那覇支部はこのほど、使用料免除は政教分離の…
県民に皇室への理解深まる
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 5月1日、令和時代が幕を開けた。沖縄県庁には記帳所が設けられ、地元紙は号外を配布するなど、県民こぞって天皇陛下御即位を祝賀する雰囲気が醸成された。 第2次世界大戦末期の沖縄戦では…
平成から令和の沖縄へ 「天皇に好感」県民の9割に
《 沖 縄 時 評 》 寄り添われ続けた40余年 県民意識大きく変化 平成が終わりを告げ、令和の御代(みよ)が始まった。4月末、天皇、皇后両陛下への感謝の念は全国を包み、各地で「令和ブーム」を呼び起こした。沖縄において…
改憲集会、沖縄でも開催
「新しい憲法をつくる沖縄県民の集い」(主催・自主憲法制定沖縄県民会議=西田健次郎会長)が3日、那覇市で開かれ、約100人の参加者は、国会において一日も早い憲法改正の発議をするよう求める決議を全会一致で採択した。 集いで…
「沖縄会議」構想の実現を
エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 成功収めた「京都会議」 大事な日米両政府と県の対話 昨年9月、米海兵隊の普天間飛行場の名護市辺野古への移設反対を主張し沖縄県知事に当選した玉城デニー氏は過…
自民補選2敗、辺野古移転への反対にも丁寧な説明の継続求めた読・産
◆「政権の緩み」を指摘 「衆院補欠選挙での2敗は、政府・自民党にとって痛手だ」(読売・22日付社説)、「支持基盤の弱い地域だったとはいえ、与党有利とされる補選での2敗は『取りこぼし』ではすまされない」(日経・同)、「自…
沖縄尚学高附属中、英検合格者数が全国1位に
着実に実績を上げる「人間力の育成」の教育理念 沖縄県屈指の進学校、沖縄尚学学園沖縄尚学高校(那覇市)の附属中学校は英検の合格者数で全国1位に輝いた。同校の教育理念である、グローバル化時代に通用する「人間力の育成」の取り…
辺野古移設反対か、経済福祉重視か
衆院沖縄3区補選、争点づくりで両陣営がアピール 名護市を含む沖縄本島中北部を選挙区とする衆院沖縄3区補選が21日に投開票される。いずれも新人で玉城(たまき)デニー知事が支援する革新系、屋良朝博(やらともひろ)氏(56)…
沖縄県民誇りの2千円札
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 財務省はこのほど、紙幣のデザイン刷新を発表した。1万円、5千円、千円の各紙幣の肖像とデザインが変わるが、唯一、刷新されないのが2千円札。 2千円札は1999年、小渕恵三首相(当時…
宮古島に陸自警備部隊を配備
南西諸島防衛の空白埋める 陸上自衛隊宮古島駐屯地(沖縄県宮古島市)が3月下旬に開設した。緊迫する南西諸島周辺情勢の下、沖縄本島と与那国島にしか配備されていなかった陸自を同島にも配置したことで、防衛上の空白を新たに埋める…
観光税は「迎える心」でカバーを
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 観光目的税制度の導入を考える沖縄県の検討委員会は、税率を1人1泊2万円未満は200円、2万円以上は500円の二段階方式でまとめ、このほど県に提言した。税の名称は「宿泊税」または「観…
辺野古移設が唯一の方法、普天間の機能は必要不可欠
《 沖 縄 時 評 》 在沖米軍トップらとマスコミが意見交換 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古沖への移設をめぐり、「基地反対」が沖縄の民意のように県内外のメディアは報じている。しかし、一般的な県民意識としては…
北朝鮮拉致の疑いの特定失踪者34人 「国民の集い」沖縄で初
地元メディアはさらに周知を 北朝鮮による拉致被害について考える「国民の集い」がこのほど、那覇市内で開かれた。政府拉致問題対策本部、県、那覇市が共催した。公的機関が主催する拉致問題の集い開催は県内では初。被害者家族は、地…
キャンプ・シュワブ祭りでの景色
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄県名護市辺野古のキャンプ・シュワブが3月23日と24日、基地内イベントのため一般開放された。普天間飛行場の移設先となっている米軍基地だ。 23日午後は、小雨が降り県民にとって…
辺野古移設、地域の安定に欠かせない
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設をめぐり、政府は名護市辺野古沖の新区画で土砂投入に着手した。 2月の県民投票では移設反対が多数を占めたが、政府は推進する姿勢を堅持した形だ。 新区画で土砂投入に着手 今回、着…