結論ありきの辺野古阻止議論


「万国津梁会議」、初回は「人権・平和」がテーマ

自民県連は実効性に疑問、知事の海兵隊不要論に拍車も

 沖縄県は5月30日、米軍基地のあり方など、沖縄の将来像について有識者が議論する「万国津梁(しんりょう)会議」の初会合を県庁で開いた。ただ同会合は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設阻止を前提に話し合うもの。県と政府の間の溝はますます深まりそうだ。(沖縄支局・豊田 剛)

 万国津梁会議のテーマは「人権・平和」「情報ネットワーク」「経済・財政」「人材育成・教育・福祉・女性」「自然・文化・スポーツ」の五つの分野。各会議とも5人程度の委員で構成される。


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