沖縄
未解決の「平和の礎」詐欺、急がれる戦死者数の訂正
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (48) 昨年4月5日から始まった連載は今日で終わる。 その目的は、①生前、理由(いわれ)なき“軍命”で苦しまれた赤松嘉次さんと梅澤裕さんのご両名の汚名を雪…
「政府追従」イメージ脱却を 自民党県連大会で会長に中川県議選出
一枚岩の態勢づくり急務 自民党沖縄県連は23日、那覇市で県連大会を開き、副会長の中川京貴県議(56)を会長に充てる人事を承認した。4月21日に投開票される衆院沖縄3区補選、夏の参院選で議席奪還に向け、政府追従のイメージ…
政治利用されるジュゴンの死
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄で生息していたジュゴンの死骸がこのほど発見された。沖縄本島で3頭確認されているうちの1頭だ。 死骸が漂着したのは、沖縄本島東海岸の辺野古から遠く離れた西海岸の運天漁港沖(今帰…
オスプレイ配備で「負担」軽減
エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 普天間の使用回数半分に 騒音や潜在的危険性が低下 前回の論点では、2月24日に行われた沖縄県民投票を前に、その対象になっていた辺野古移設案の問題点をはじめ…
全戦没者20万人の起源、誤謬を重ね死者増やす
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (47) 1946年1月15日、アメリカ海軍軍政府は沖縄本島の人口調査結果を発表した。32万6625人であった。沖縄諮詢(しじゅん)会は44年2月の沖縄本島の…
参加者、前回の7分の1規模に 辺野古移設断念を求める「県民大会」
新左翼系の幟や旗が林立 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設の断念を求める大規模な集会が16日、那覇市で開かれた。辺野古移設の是非を問う県民投票で「反対」が全有権者の4分の1を超えたことで、集会の主…
全学徒隊追悼碑に説明板が追加
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄戦で犠牲になった沖縄県内旧制師範学校・中等学校21校の学徒の人数を記した説明板が糸満市摩文仁の平和祈念公園内に完成し、14日に除幕式が行われた。 2年前、「全学徒隊の碑」が建…
2紙に40ページの戦死者広告 杜撰な名簿、生存者の名も
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (46) つい先日の3月11日、筆者は沖縄県議会に陳情書を提出した。その内容は、「平和の礎(いしじ)」の発想は筆者の“沖縄戦メモリアル”の完全盗作であり、強奪…
沖縄県民投票の茶番劇を斬る
OKINAWA政治大学校名誉教授 西田 健次郎 知事が移設反対運動主導 投票率上げに手段を選ばず 沖縄県宜野湾市の米海兵隊普天間基地の沖縄本島北部キャンプ・シュワブ海上への移設を、玉城デニー知事は、ありとあらゆる手段で…
八重山日報が本島版を終了、「沖縄統合版」で再起図る
言論空間変える期待も経営難に 沖縄県石垣島を拠点とする日刊紙「八重山日報」が2月28日、沖縄本島版の発行を始めて1年11カ月で撤退した。沖縄本島2紙「琉球新報」「沖縄タイムス」の寡占状態を切り崩すには地元政財界の強力な…
卒業式のプレゼントの是非
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 3月は卒業式シーズン。沖縄の卒業式の風物詩の一つに、キャンディ・レイがある。菓子の首飾りのことだ。このシーズンになると、コンビニ、スーパー、雑貨屋などあらゆる場所で菓子のレイが売ら…
沖縄県民投票の棄権票を切り捨て読売・産経を批判する毎日論説委員長
◆投票率に一切触れず 沖縄・辺野古埋め立ての是非を問う沖縄県民投票について毎日7日付の「社説を読み解く」が俎上(そじょう)に載せていた。論者は古賀攻・論説委員長。同欄は同日付で終了とあるから委員長自ら締めを担ったようだ…
辺野古移設の原点 普天間返還で県民投票を
インタビューfocus 衆議院議員 西銘恒三郎氏 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に伴う沿岸部埋め立ての賛否を問う県民投票に一貫して反対してきた西銘恒三郎衆院議員(自民、沖縄4区)はこのほど本紙のイ…
繰り返された県民投票、愚民迎合より悪質な詐欺
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (45) 「反戦政治家・大田昌秀氏の正体」と表紙を飾るセンセーショナルな特集記事が出た。ほかでもない、1996年10月号の「文藝春秋」だ。取材班は作家の真神博…
辺野古・県民投票分析、民意は移設容認にあり
《 沖 縄 時 評 》 「6割が反対せず」に重み 「圧倒的」は事実誤認 「反辺野古の圧倒的民意を示す」。これが共産党や社民党などで作る「オール沖縄」のスローガンだった。米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設を問う沖縄県…
辺野古埋め立て「反対」は有権者の37%
勝者なき沖縄県民投票、足並み乱れた自民県連 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設に伴う埋立ての賛否を問う沖縄県民投票が24日に行われ、3択のうち埋め立てに「反対」が有効投票数の72・15%の43万4273…
琉歌・御製から伝わる思い
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 24日開催された「天皇陛下御在位30年記念式典」では、沖縄出身の歌手・三浦大知さんが、天皇皇后両陛下の作詞作曲された琉歌(りゅうか)「歌声の響」を歌唱した。 「だんじょかれよしの…
沖縄県民投票、政府は辺野古区と連携強めよ
沖縄県で米軍普天間飛行場の移設先である名護市辺野古の埋め立てをめぐって賛否を問う県民投票が行われ、「反対」が多数を占めた。 だが4割以上の人が棄権しており、投票結果を「県民総意」と捉えるわけにはいくまい。 普天間固定…
全て並列表記の『新沖縄戦』、理解不能な林博史氏の説明
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (44) 筆者はここまで、自分の体験を基に、琉球新報、沖縄タイムスをはじめとする報道機関と報道人、学者、文化人がいかに腐敗し、沖縄戦を歪(ゆが)めてきたか、赤…
幻想の普天間5年以内運用停止
エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 辺野古以外にも選択肢 日本政府に欠ける「誠実さ」 24日の「辺野古米軍基地建設のための埋立ての賛否を問う県民投票」(沖縄県民投票)を3日後に控え、同県のみ…
24日に県民投票、躍起の辺野古移設反対派
中道保守は自主投票で静観 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の沖縄県名護市辺野古への移設の是非を問う県民投票が14日、告示され、24日投開票される。同飛行場の返還を含む米軍整理縮小計画が出されてから23年、辺野古移設に絞って…
松坂ロスを乗り越えて
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 桜が見頃を迎えた春季のプロ野球キャンプはいよいよ終盤を迎えた。練習試合など実戦形式のトレーニングがファンを魅了している。ここ数年、Bクラスに沈む中日ドラゴンズは、昨年のシーズンでカ…
沖縄県民投票、辺野古移設めぐる混乱を懸念
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設の是非を問う県民投票が告示され、24日に投開票される。 昨年10月に条例制定 県民投票は、埋め立てについて「賛成」「反対」「どちらでもない」の3択から選ぶものだ…