沖縄
沖縄県民が抱くコンプレックス
沖縄大学教授 宮城 能彦 反日教育・メディアが影響 歴史・文化に誇り持てる授業を 私は日本人であることに誇りを持っている。1972年に沖縄が日本に復帰してほんとうに良かった。小学6年生だった。 ところが、日本復帰を否…
辺野古移設 県は不毛な争いを繰り返すな
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり、国土交通相が県による埋め立て承認撤回を取り消す裁決をしたのは違法だとして、県が裁決取り消しを求めた抗告訴訟で、那覇地裁は「裁判の対象にならない」として訴えを…
八重山地方への海自誘致を、地元が正式に求める
尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の接続水域内での中国公船の航行日数が今年に入り、300日を超え、過去最高を更新している。こうした中、地元、八重山防衛協会は海上自衛隊の八重山地方への誘致を正式に求めた。海自の八重山配備要請は…
社会の公器、沖縄タイムス社が不正受給の温床に
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 新型コロナウイルスによる経済的打撃を受けた事業者を対象とした支援策である持続化給付金で、地元2紙の一つ、沖縄タイムス社(武富和彦社長)の社員による大規模な不正が発覚した。不正を行っ…
沖縄でも新型コロナの「第3波」襲来の様相
全国の新型コロナウイルス新規感染者数はここにきて過去最多を更新するなど、4月、8月に続いて「第3波」襲来の様相を呈している。沖縄でも、県庁で同じ部署の複数人が感染、クラスターが発生するなど、さらなる感染拡大の恐れが強ま…
注目集まる嘉間良、米副大統領候補と同名?
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 米大統領選挙でマスコミ報道を受けてバイデン氏が「勝利宣言」をする中、沖縄では副大統領候補のカマラ・ハリス上院議員の名前に注目が集まっている。ファーストネームと沖縄市嘉間良(かまら)…
あらゆる産業を下支えするITの役割が拡大
宜野湾市で「リゾテックおきなわ国際IT見本市」を開く 沖縄ITイノベーション戦略センター理事長 稲垣純一氏に聞く 10月29日から11月1日まで、沖縄コンベンションセンター(沖縄県宜野湾市)で国内外のITソリューション…
沖縄戦を語らなかった芥川賞作家の大城立裕氏
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄初の芥川賞作家の大城立裕(たつひろ)さんが先月、95歳で亡くなった。 大城さんは1925年、沖縄本島中部の中城村生まれ。43年には最後の沖縄県費派遣生として上海の東亜同文書院…
沖縄・名護市で引きこもり・就労支援施設を経営
引きこもり・就労支援相談員の東邦治(あずまくにはる)理事長は沖縄本島北部の名護市で障害者のための就労支援施設を営んでいる。コロナ禍で経営が悪化している中、無農薬野菜の生産・販売で活路を見いだしている。(沖縄支局・豊田 …
地域に愛される「首里城」を再建してほしい
首里出身の新垣淑豊沖縄県会議員に聞く 2019年10月31日未明、沖縄県那覇市の首里城正殿で火災が発生し、正殿や北殿、南殿など主要施設を焼失してから1年になる。首里地区の住民にとって首里城は象徴的な存在で、焼失した衝撃…
GoToキャンペーンと地域割で実質無料
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 新型コロナウイルス感染拡大で落ち込んだ観光業の回復に向けて、GoToトラベルのキャンペーンが東京を含めて全国展開されている。24日から東京都民の都内旅行への割引キャンペーン「もっと…
コロナ禍に乗じた中国資本の沖縄介入に警戒
保守系シンクタンクの日本沖縄政策研究フォーラム(仲村覚理事長)は10日、沖縄県浦添市で「中国依存からの脱却と日台経済交流の深化」をテーマにしたシンポジウムを開催した。中国の経済工作に対抗すべく、「沖縄日台経済安全保障研…
リモートで韓国とつなぎ、日本語弁論大会を開催
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 韓国人学生による第7回日本語弁論大会(主催・韓日経済文化交流会=イム・ヨンホ会長、日韓経済文化交流会沖縄=竹林春夫会長)が17日、開かれた。コロナ禍で渡航制限が敷かれているため、1…
沖縄革新の二枚舌を暴く
OKINAWA政治大学校名誉教授 西田 健次郎 浦添は認め辺野古は反対 埋め立てに善悪の区別はなし 現在の沖縄革新について論述する前に、1960年の第1次安保闘争から72年の祖国復帰実現までの沖縄近現代史に触れたい。 …
折り返し時期の玉城県政、任期後半はいばらの道
玉城デニー知事が就任して2年が過ぎた。選挙戦では米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画について「新たな基地は造らせない」ことを最大の公約に掲げたが、埋め立て工事が着実に進んでいる。菅義偉新政権の発足を機…
高齢者の新型コロナウイルス感染予防には
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄県の人口比の新型コロナウイルス感染者数はここ1週間、全国ワーストを続けている。 その特徴は県外からの移入例が多いことと家族間の感染例が多いこと。そして、高齢者の死亡例も多い。…
2月に設立、相談数1万件超の「沖縄命の電話」
自殺は沖縄県の深刻な社会問題、全国平均を上回る 新型コロナウイルス感染拡大による失業や減給のため経済的に困窮し、生活に不安を抱えながら心理的に追い込まれている人が増えている。折しも今年2月、そんな行き場を失った人々を救…
「ゆいレール」新設駅周辺の整備は未完成
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 「ゆいレール」の愛称で親しまれる沖縄都市モノレールの延長区間が開業したのは昨年10月1日。ちょうど1年後、実際に乗車してみて、駅周辺の整備が中途半端であることが分かった。 以前の…
電子決済不正 顧客第一で安全性向上を
銀行口座と連携した電子決済サービスで、不正出金の拡大が続いている。 被害があった銀行や決済業者には、対応の遅れが目立つ。顧客第一で対処すべきだ。 第三者が預金引き出し NTTドコモでは「ドコモ口座」を使って預金が不…
菅政権は沖縄重視、河野太郎担当相が沖縄訪問
安倍晋三首相の退任に伴い、菅義偉氏が第99代首相に就任し、菅内閣が発足した。沖縄担当大臣には河野太郎前防衛相が就任。早くも19日には沖縄を訪れ、玉城デニー知事と赤嶺昇県議会議長と会談し、沖縄自民党の4支部長とも面会した…
シークヮーサーの立ち枯れ被害を乗り越えて
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 9月22日はシークヮーサーの日。シークヮーサーは沖縄本島北部の名産品だが、沖縄ではシークヮーサーなど柑橘類を総称して「クニブ」(九年母)と呼ぶことから、語呂に合わせて県がこの日を決…
菅義偉自民党新総裁は沖縄とどう向き合うか
自民党総裁選で菅義偉官房長官が勝利し、次期首相となる。沖縄振興や在沖米軍の統合再編計画は第2次安倍政権を踏襲することが確実だ。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古沖への移設が推し進められるが、政府と強硬に反対する…
「義烈空挺隊」について正しい歴史認識を
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 先日、本土からの来客に読谷村(よみたんそん)を案内する機会があり、残波(ざんぱ)岬付近のきれいな海や世界遺産の座喜味城(ざきみぐすく)だけでなく、米軍が最初に沖縄本島に上陸した地点…