教育
スマホから離れて夏休みを楽しもう
千葉大学大学院教授 木下 勇 氏 “危険を伴う”で子供は成長 シンポジウム「スマホから離れて、夏休みを楽しもう」がこのほど、東京・本駒込の日本医師会会館大講堂で行われた。千葉大学大学院教授・こども環境学会副会長の木下勇…
学校で児童に伝えたい干潟の感動
東京・葛西臨海水族園で教師にセミナー 干潟に生息するさまざまな生き物への理解を深め、小学校の授業に生かせる観察セミナー「干潟を体験! 環境と生き物を知る」(葛西臨海水族園主催)が先月26日と27日、葛西海浜公園(東京都…
学歴より学習歴の時代
IT技術を教育に応用するさまざまな試みが始まっている。文部科学省が6月に発表した「Society5・0に向けた人材育成」では、スタディー・ログ等を蓄積した学びのポートフォリオの活用を取り上げている。 どういうことかと…
高校に国際言語文化コースを
エルドリッヂ研究所所長、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 1年間で9言語を学ぶ 英語学習の質は確実に向上 日本人は、最低でも6年間英語を勉強しているにもかかわらず、英会話能力が低い。これは国内で批判されているだけ…
地元の絹産業を学び表現 山形・鶴岡中央高「シルクガールズ・コレクション」
「鶴岡シルクの良さをもっと知って」――と、山形県立鶴岡中央高等学校(伊藤吉樹校長)は、同市の絹産業の歴史と伝統を理解することを目的に、自ら考案したデザインでドレスを製作、発表する「シルクガールズプロジェクト」を進めてい…
スマホから離れて夏休みを楽しもう
松本市立菅野中学校長 松島恒志氏 親子一緒にできること探そう シンポジウム「スマホから離れて、夏休みを楽しもう」がこのほど、東京・本駒込の日本医師会会館大講堂で行われた。松本市立菅野中学校長・子どもとメディア信州代表の…
遠くから思う故郷の夕暮れ
数日前の朝、自宅の近くで赤とんぼを1匹見つけた。先月の猛暑が2度の台風接近で少し和らぎ、立秋(7日)を過ぎたので暦の上ではもう秋だ。この蒸し暑さももう少し我慢すれば、空気が心地よい本格的な秋がやって来る。 「夕焼け小…
札幌市で「T-1グランプリ」を開催
“日本茶博士”を目指して小学生が奮闘 お茶といえばペットボトルで売られるものが珍しくなくなっている昨今、家庭でお茶を入れる文化が薄くなっている。茶の作法は日本文化の根底にある「おもてなし」を体現しているといわれるが、そ…
スマホから離れて夏休みを楽しもう
NPO法人子どもとメディア常務理事 古野陽一氏 シンポジウム「スマホから離れて、夏休みを楽しもう」がこのほど、東京・本駒込の日本医師会会館大講堂で行われた。「大人は知らない?!子どもたちに見えるスマホ社会の風景」と題し…
“問題児”の可能性
米国映画『15時17分、パリ行き』をDVDで見た。監督のクリント・イーストウッドがフランスの高速鉄道内で実際に起きたテロ事件を題材に、犯人を取り押さえた米国人の若者3人を、本人役に起用して話題になった映画だ。 作品に…
広がる教育正常化の動き 道徳教科化で平和教育駆逐へ
《 沖 縄 時 評 》 偏向教師は過去の遺物に 中国の宣伝工作浸透 沖縄県では毎年慰霊の日の6月23日前後になると、学校や県内メディアが「平和教育」と称して沖縄戦の悲惨さだけが伝えられる。加害者は日本軍であり、ステレオ…
危険な世界の「大麻合法化」日本は「ダメ。ゼッタイ。」薬物乱用防止教育の重要性を馬崎奈央さんに聞く【PTV RADIO:026】
カナダや米国の一部では「大麻合法化」が進んでいる。1つを許せばなし崩し的に薬物が日常生活に入り込む。薬物防止教育の重要性を馬崎奈央さんに聞いた。 (対談の音声を公開!)
小中高生対象、“本物体験”で会話・討論の訓練
9月6日、東京・青海に「英語村」を開業 児童・生徒を対象に、10年後、20年後、ますますグローバル化が進む社会に対応できるグローバル人材に育ってほしいという願いを込めて設立された「TOKYO GLOBAL GATEWA…
幸福感を高める教育
最近の教育ニュースで筆者が特に印象に残ったのは、「幸福感高める教育が必要」(教育新聞7月23日付)という記事だった。自民党のプロジェクトチームが今月10日、「10年後の教育のあり方」について中間報告をまとめ、林芳正文科…
スマホから離れて夏休みを楽しもう
児童・思春期精神科医 森野百合子氏 現代の生活にスマートフォンやパソコンのネット利用などICT端末は必要不可欠なものとなっている。一方で、過度な使用による依存症などの障害も多く報告されている。シンポジウム「スマホから離…
高等教育無償化の改憲に反対
弁護士 秋山 昭八 大学の質の低下に拍車 拡充すべき低利教育ローン 大学、短大など、高等教育の無償化を新たに憲法に書き加えることには反対である。国の基本理念として、永続的な無償化が必須だという国民的合意が形成されている…
石川県かほく市の県西田幾多郎記念哲学館が注目
西田幾多郎の思考過程をたどる、未発表の貴重な資料 「善の研究」で知られる世界的な哲学者・西田幾多郎(1870~1945)=石川県かほく市(旧石川県河北郡宇ノ気村)出身=の未発表の資料が見つかり、思考過程をたどる上で今後…
本当に大丈夫?その生活習慣 質疑応答
生活習慣、自分では正しいと思っていたことが、意外と間違っていたりする。東京都健康長寿医療センターの主催で「ストップ!その生活習慣は本当に大丈夫?」と題して第150回老年学・老年医学公開講座がこのほど、練馬文化センターで…
改めて、女子大の存在意義
お茶の水女子大学が、戸籍上の性別と心の性が異なるトランスジェンダーの学生の受け入れを決めた。この問題では米名門女子大が4年前にトランスジェンダー受け入れを決定している。早晩、日本も同様の判断を求められると思っていたが、…
記録的猛暑、学校は子供の命守る配慮を
今年の夏は記録的な猛暑が続いている。 18日は岐阜県多治見市で40・7度、同県美濃市で40・6度を観測した。国内で最高気温が40度を超えたのは約5年ぶりだ。この日以外も全国的に非常に厳しい暑さに見舞われている。 熱中…
恵まれて不満が多い異常
少し古い話になるが、戦後の経済界を牽引(けんいん)した松下幸之助氏の著書「崩れゆく日本をどう救うか」を再読した。 初版は昭和49年12月。 私が「日教組が崩れ去る日」を善本社にお願いして出していただいたのが、昭和6…
ヤエヤマセマルハコガメなどの希少動物を絶滅危機から守れ
沖縄県石垣市で勉強会「南西諸島の生きものたちの未来」 九州南端から日本最西端の与那国島にかけて連なる南西諸島には、国際自然保護連合(IUCN)が発表する「絶滅の恐れのある種のレッドリスト」に挙げられている固有種が多く存…
家庭環境と学力、規則正しい生活習慣が重要だ
家庭環境と子供の学力の関連を研究しているグループが、両親の学歴や収入にかかわらず、子供の自制心や意欲などを高めれば学力が上がる可能性があることを、文部科学省の専門家会議で報告した。 家庭の経済状況などによる子供の学力…