教育 rss

本当に大丈夫? その生活習慣

東京都健康長寿医療センター社会参加と地域保健研究チーム 北村明彦部長 フレイル予防に「食事」「運動」「社会参加」  年齢を重ねると、生活習慣病、メタボリックシンドローム、フレイル(精神面・肉体面での虚弱)などさまざまな問…

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スマホ前に育みたい親子関係

 スマホやネットは使い方によっては非常に便利な、現代では無くてはならない機器となっている。だが、幼少時代からスマホ、ゲーム、テレビ・ビデオにどっぷり漬かった生活をしていると、脳の機能に悪影響を与え、思考感覚、人間関係、死…

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本当に大丈夫? その生活習慣

東京都健康長寿医療センター老年病理学研究チーム 石渡俊行部長 異常な細胞分裂もがん化の原因  がんは日本人の死因第1位となっている。2人に1人が生涯のうちがんにかかり、3人に1人が死亡すると言われている。東京都健康長寿医…

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謙虚に防災学ぶ時が来た

 湿った南風を受けて活発化した前線のために、九州から岐阜にかけて記録的な大雨が続き、深刻な被害が発生した。まだ全容は把握されていないが、テレビ報道によると、瀬戸内海気候のため大雨に慣れていない広島や岡山で一番大きな被害が…

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札幌で道徳授業・家族の在り方セミナー

まずは大人の人格教育から 札幌で道徳授業・家族の在り方セミナー

教師の“場を作る”工夫が必要  文部科学省は今年3月末に来年度から使用される公立中学校の道徳教科書検定結果を公表した。それによれば同省は「考え、議論する道徳」を掲げているが、そこには、“円満で調和のとれた人格の形成を目指…

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論理性欠く沖縄「平和教育」

沖縄大学教授 宮城 能彦 悲劇の原因究明を怠る 世界史的観点からの考察必要  今年も沖縄の終戦記念日である6月23日がやってきた。  糸満市摩文仁の平和祈念公園では今年も県と県議会が主催する沖縄全戦没者追悼式が執り行われ…

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結果かフェアプレーか

 スポーツは、道徳教育に格好の材料を提供してくれる。サッカーW杯1次リーグの日本対ポーランド戦。日本は試合終盤、その試合と、同組の他試合が現状のまま終われば1次リーグ突破できることになった。そこで自陣でボール回しで時間を…

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本当に大丈夫? その生活習慣

埼玉セントラル病院 丸山直記院長 食事・運動・睡眠でバランス良く  東京都健康長寿医療センターの主催で「ストップ!その生活習慣は本当に大丈夫?」と題して第150回老年学・老年医学公開講座がこのほど、練馬文化センターで行わ…

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大学改革提言、教育や研究の質向上を図れ

 国会では相も変わらず“安倍内閣打倒”を掲げる野党が学校法人「森友学園」「加計学園」問題で不毛な追及を続けている。 少子高齢化時代における大学の在り方、将来を託せる人材の育成についても、国会で真剣に検討してもらいたい。 …

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生徒を共産党に誘う教員

 共産党や左翼が子供たちを狙っている。要注意である。6月3日には若者憲法集会が開催され、たくさんの青年が日本民主青年同盟(以下=民青)に加盟した(民青新聞6月25日号より)。  民青は、政治的に中立な組織ではない。共産党…

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「漆芸の魅力を伝える」テーマにシンポジウム

「漆芸の魅力を伝える」テーマにシンポジウム

石川県輪島漆芸美術館で、伝統工芸の奥深さを現代に  「漆芸の魅力を伝える」をテーマに、大学や大学院で漆工芸を学び、今春卒業および修了した若手作家によるシンポジウムが、今月9日、石川県輪島市の県輪島漆芸美術館で開かれた。学…

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“病気”と認められたゲーム依存

 先週、世界保健機関(WHO)が、ゲーム依存(ゲーム障害)を病気に認定すると発表した。麻薬やギャンブルへの依存と同じで、病気の世界的な統一基準となる「ICD」改訂版に盛り込まれる。  ゲーム依存、ネット依存の治療を行って…

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東大とベネッセが共同で実態調査

 子供の自己肯定感は成績と勉強の好き嫌い、将来の目標のある・なし、保護者の考え方、などに左右されることが分かった。これまで、自己肯定感の低さが指摘されてきた日本の子供に対する実態調査が行われ、このほど、東京大学社会科学研…

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栄養バランスのよい食生活でフレイル(虚弱)予防

ニュートリ・クッキングの葭谷麻利子代表が講演  「~フレイル予防でイキイキした毎日を~健康長寿を支える『食』を学ぼう!」と題した食育講演会がこのほど、東京都立川市の多摩消費生活センターで開かれた。国際薬膳師であり管理栄養…

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現状打開には基本的な生活習慣の改善が必要

現状打開には生活習慣の改善必要 我喜屋優氏

興南学園理事長・我喜屋優氏に聞く  戦後73年目、6月23日には、沖縄戦が終結した「慰霊の日」を迎える。平成22年に甲子園春夏連覇に導いた興南高校長兼野球部監督を務める我喜屋優・興南学園理事長に平和教育のあり方、沖縄の学…

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教科書のバリアフリー化

 梅雨に入る6月ごろから、全国の教科書センターや学校、公立図書館などで、来年度から使用される検定教科書の一般展示が行われる。先日、仕事の帰りに教科書センターに立ち寄った。  来年度から道徳の授業で使用される中学校の道徳教…

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18歳成人、消費者被害対策に教育が重要

 改正民法の成立で、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられることになった。2022年4月1日に施行される。1876(明治9)年の太政官布告以来、約140年ぶりの大改革であり、社会に与える影響は大きい。懸念される課題には…

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「筋肉」だけじゃない トップアスリート「脳」

早稲田大学スポーツ科学学術院の彼末一之教授が解説  筋肉は脳からの命令で初めて萎縮して力を発揮する。トップアスリートは筋肉が優れているだけでなく、指令を出す脳の働きも優れている。東京都医学総合研究所はこのほど、都民講座「…

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人生の宝積むスポーツに

 日大アメフット部の悪質タックル問題で、監督やコーチの指示に従った選手の潔い記者会見を見ながら、実に残念な思いがした。大学のスポーツがプロでなく、あくまでも教育の一環として行われるのならば、選手に潜在する能力を極限まで引…

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郷土の自然を守りたい、NPO法人が講座開催

郷土の自然を守りたい、NPO法人が講座開催

石狩市で「自然案内人」を養成  日本海・石狩湾に面し、北海道内で古い歴史を持つ石狩市。背後に道都札幌を擁し、その衛星都市となっているが、市内には意外にも豊富な自然が残されている。その一つが総延長25キロに及ぶ石狩海岸。砂…

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内なる“優生思想”

 子供の頃、近所にYさんという知能の発達が遅れた女性が、彼女の家族と共に暮らしていた。筆者が小学校の頃、彼女はたぶん30歳前後だったと思う。  友人たちと遊んでいると、Yさんが「仲間に入れてちょうだいよ」とやって来たので…

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トップアスリートの育成に脳科学不可欠

脳機能再建プロジェクトリーダー 西村幸男氏  東京都医学総合研究所がこのほど、都民講座「スポーツ脳科学への招待」を東京都千代田区の一橋講堂で開いた。トップアスリートの並外れた身体能力と不屈の闘志は、どこから来るのか。「心…

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過激な性教育推進団体関係者オンパレードで作るNHKの性教育番組

◆配慮不可欠なテーマ  人間にとって「性」ほど、宗教や文化によって考え方が異なるテーマはない。アイルランドで先月末、国民投票の結果、妊娠中絶が容認されることになった。カトリック教徒が8割を占めることから、これまで禁止され…

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