コラム
独裁者に厳しいトランプ氏
アメリカ保守論壇 M・ティーセン 圧力と制裁弱めず 中露北首脳とは会談 トランプ大統領はアジア訪問中に1人でも、2人でもない、3人の独裁者に会った。北朝鮮に足を踏み入れた最初の米大統領になり、独裁者、金正恩氏との「素晴…
知的財産の帰属をめぐって、大国間で熾烈な…
知的財産の帰属をめぐって、大国間で熾烈(しれつ)な争いが続いている。日本にとっても対岸の火事ではない。政府は今秋から知財の活用に詳しい専門家を大学に派遣し、バイオや人工知能(AI)など先端分野の特許取得を支援する方針を…
じっとしていても、汗ばむ季節。特に梅雨の…
じっとしていても、汗ばむ季節。特に梅雨の時は湿度が高いので、汗がべたべたとして衣服が肌に張り付く印象がするほど。不快指数が上がり、何をするのも億劫(おっくう)に感じてしまう。 この時期、手放せないのが傘。雨が降るかど…
お守りに吹く新風
地球だより タイを旅行したことがある人なら、必ず目にするのがプラクルアン(お守り)だ。 このプラは、幸運を呼ぶお守りとされ、バスやタクシーなど運転席の前や飲食店など、至る所で目にする。 タイ国民のプラ所持率は約7割…
最近は温暖化の影響で毎年のように深刻な…
最近は温暖化の影響で毎年のように深刻な大雨被害に見舞われるようになったが、水は本来命の源であり、清流、豊かな水資源がもたらす恩恵は多岐にわたる。長良川の鵜(う)飼いで知られる岐阜県関市が名刀の産地でもあるのは、豊かな水…
ドタキャンは困る。された側も、してしまった…
ドタキャンは困る。された側も、してしまった側も困る。逆に、欠席通知を出していた人間が、連絡もなしに会場に来てしまったという場合も悩ましい。会の性格にもよるが、食事の出る場だったりすると特に面倒だ。 先日読んだ雑誌記事…
「うっかり」が招く悲劇
地球だより 米国では、たとえ短時間でも子供を車内に放置することを多くの州が禁止するなど、子供の安全対策は徹底されている。それにもかかわらず、暑い季節に子供が車内に取り残され、熱中症で亡くなるニュースは意外なほど多い。 …
電子たばこ
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 1980年代に入って医学界で「燃やさないたばこが禁煙効果を高めるのに効果的」だという見解が台頭した。これに従って、ニコチンだけを吸引し、他の有害物質を遮断する技術が開発された。これ…
ファーウェイ製品55%に「侵入裏口」
中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)の製品を調査した結果、数多くのアクセスポイントが隠されており、中国情報機関はこれらの機器を通じてサイバー活動を行う可能性があることが明らかになった。 米企業が脆弱性指摘 米…
日本には明治時代に西洋から入ってきた…
日本には明治時代に西洋から入ってきたスポーツアルピニズムとは別に、古代から登山の歴史があった。修験道だ。一般人が入り込めない世界だが、そのただ中に入って写真に収めてきた人がいる。 写真家の内藤正敏さんだ。現在、東京都…
トランプ氏の北核解決プラン
6月初、金正恩朝鮮労働党委員長はトランプ米大統領に親書を送った。その後、中国の習近平国家主席は急遽(きゅうきょ)北朝鮮を訪問した。そして今回、トランプ氏が20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が終わって訪韓し、金正恩…
パルコ開業でSC2強時代に
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄県で大型ショッピングセンター(SC)の競争が激化している。沖縄大手スーパーのサンエーとパルコが共同出資会社、サンエーパルコを設立。6月27日に、店舗面積約6万平方㍍の大型商業施…
北陸の港町に帰省した折、スーパーの鮮魚…
北陸の港町に帰省した折、スーパーの鮮魚コーナーを覗(のぞ)いたところ、鯨の刺し身が手頃な値段で売られていた。これは珍しいと早速買って食べてみたが、臭みのない淡白な味だった。定置網に迷い込んだ鯨のようだ。 気流子が小学…
山火事に地雷談義
地球だより 「非武装地帯(DMZ)の地雷を爆発させて、スパイが入りやすくしてるんじゃないか」。知人の韓国人50代男性は文在寅政権に皮肉を込めて言った。 今年の夏も暑くなりそうで、欧州ではもう摂氏45度だ―。そんな会話…
孫の奪い合い
久しぶりに訪ねた親戚で、奥さんが諦め顔でぼやいた。 「うちでは、保育園に通う孫のお迎えは、あちらのお母さんがやっているのよ」 農業を営む、この家の跡取りは一人息子。結婚するのが遅かった上、なかなか子供が授からなかっ…
国営の諫早湾干拓事業(長崎県)をめぐり…
国営の諫早湾干拓事業(長崎県)をめぐり、有明海の漁業環境が悪化しているとして漁業者が潮受け堤防の開門を求めていた訴訟は、最高裁の判決で「非開門」が決定した。 この事業については、漁業者と営農者が複数の訴訟合戦を行い、…
イラン攻撃中止は正しい判断
アメリカ保守論壇 M・ティーセン 効果上げる経済制裁 NATO同盟国は結束を トランプ大統領が、米軍の無人機が撃墜されたことに対するイランへの武力行使を中止したことについて、この決定を、シリアが「レッドライン(越えては…
東海大(本部・東京)が2021年度にも工学部…
東海大(本部・東京)が2021年度にも工学部の原子力工学科(定員40人)を廃止することになった。近年は定員割れが続き、現在は4学年で計160人の定員に対し、学生数は140人にとどまっているという。 原子力は戦後、新し…
あすからは7月。7月の声を聞くと、夏本番…
あすからは7月。7月の声を聞くと、夏本番という気がする。青少年時代、学校の夏休みが待ち遠しかったことを思い出す。 ところが、いざ夏休みに入ると、きちんと計画を立てていなかったことを後悔することが多かった。野山や海に行…
国営の諫早湾干拓事業(長崎県)をめぐり…
国営の諫早湾干拓事業(長崎県)をめぐり、有明海の漁業環境が悪化しているとして漁業者が潮受け堤防の開門を求めていた訴訟は、最高裁の判決で「非開門」が決定した。 この事業については、漁業者と営農者が複数の訴訟合戦を行い、…
大雨と断水の皮肉な二重苦
地球だより 現在マニラ首都圏は深刻な水不足で、広範囲の地域で長時間にわたる断水が続いている。その一方で、大雨による冠水にも悩まされるなど、市民は相反する二重苦に見舞われている。 断水の原因は降雨量不足により、マニラ首…
今年のNHK大河ドラマ「いだてん」が不振だ…
今年のNHK大河ドラマ「いだてん」が不振だ。要は視聴率の話だから、作品の質や出来とは関係がない。受けない理由の一つは「歴史」が感じられないからだろう。 作中人物であるマラソン選手の金栗四三が活躍したのは大正時代。それ…
男子家を出ずれば
地球だより 「男子家を出(い)ずれば七人の敵あり」のことわざを地で行く一日があった。 カイロ在住の邦人仲間の会合に行こうと地下鉄に乗り、到着駅で降りようとしたところ、乗客が降り切らないうちに乗る客が詰め掛けた。エジプ…