コラム
米国ニューイングランド地方の沿岸部は…
米国ニューイングランド地方の沿岸部は漁業の盛んなところ。20年ほど前だが、マサチューセッツ州アン岬に画家が好んで描くモチーフNO1という場所があるというので行ってみた。ロブスターを捕る漁師小屋だった。 入り江の岸辺に…
学齢人口の減少
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 「半世紀前、米国の公式文書は、独立後のインドは飛翔する直前だと言い、韓国は経済が麻痺(まひ)した無気力な国家だと言った。しかし、韓国は戦争の廃虚を乗り越えて“漢江の軌跡”を起こした…
ボルトン米大統領補佐官、中露のサイバー攻撃に対抗策
ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)はホワイトハウスで行った記者(ビル・ガーツ)とのインタビューで、中国が依然、軍備増強と経済の近代化に必要な知的財産を狙って、米国の政府、民間部門へのサイバー攻撃を続けていると主…
日本ももっと批判しよう、世界各地で続く“小天安門”
非暴力デモが暴力で弾圧され、多数の死傷者が出続けている。 直近ではスーダンだ。今月初め、首都の国軍司令部前などに座り込んだデモ隊が銃撃され、120人以上が死亡、500人以上が負傷、40遺体がナイル川に投げ込まれたとい…
那覇の名所、公設市場にお別れ
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 那覇市民の「台所」として親しまれた「第一牧志公設市場」が16日、老朽化による建て替えのため、現在の建物での営業を終了した。 市場は、那覇市の国際通りからアーケード街に入り、3分ほ…
AI(人工知能)について「いちばん効く…
AI(人工知能)について「いちばん効くのは、製造業ではなく、サービス産業」(冨山和彦著『AI経営で会社は甦る』)と。AIは判断力の要素を持つから、翻訳や医療、顔認証などの分野で重宝されるが、取り扱いの難しさもある。 …
英語コンプレックス
地球だより 仏日刊紙ルモンドが最近、「英語ができなくて職場で苦しむフランス人」という記事を掲載、英語に苦労する昨今のフランス人事情を紹介し、話題となった。「フランス人はプライドが高いので英語は喋ろうとしない」などという…
隠岐島前高校の人材育成力
島根県隠岐に海士町という町おこしで知られる離島の町がある。ここに隠岐島前高校という島留学で成功した高校がある。 先日、ある地方自治の勉強会で隠岐島前高校の魅力について聞く機会があった。10年前廃校寸前だったが、「教育…
庶民の胃袋を満たす安価で栄養のある果物…
庶民の胃袋を満たす安価で栄養のある果物では、バナナは優等生である。スーパーでは1袋(5~6本入り)が100円台半ばのセール価格で並ぶ。年間を通して買えるが、夏のスイカが出回るまでの5~6月に最も消費が増える。 栽培は…
バイデン氏に党内から批判
アメリカ保守論壇 M・ティーセン 「礼節と譲り合い」擁護 ライバル候補が反発 一つ整理しておきたいことがある。バイデン前米副大統領は民主党の大統領候補指名争いで支持率トップに立っている。それは、「選挙で勝つ見込みのある…
「トンネルの岸田」の真骨頂、信頼が厚く遠からず出番も
いつものことながら参院選を控えた通常国会の会期末は荒れる。選挙を有利に運ぼうとする政党の思惑が激突するからである。それに刺激されるわけではあるまいが、熱い熱い全国高校野球が始まる。球児たちの純粋なプレーは、浮き世の憂さ…
最大震度6強を観測した新潟・山形地震は、…
最大震度6強を観測した新潟・山形地震は、日本酒や温泉といった山形県庄内地方を代表する観光資源にも打撃を与えた。特に温泉は、風評被害に非常に弱い。 大型旅館や保養所など宿泊施設が温海(あつみ)川沿いを中心に立ち並ぶ山形…
母方の実家は、少年時代によく通ったものだが…
母方の実家は、少年時代によく通ったものだが、当時はかやぶき屋根だった。屋根の上に、ぺんぺん草などがひょろりと生えていたことを覚えている。その家の裏手には、清冽(せいれつ)な小川があり、そこにフキなどが自生し、夏にはギン…
日本人のルーツに関する研究は明治以降盛ん…
日本人のルーツに関する研究は明治以降盛んになる。古代人骨の発掘が進み、縄文人から弥生人へと明らかな形態的な変化が認められたからだ。現在は、先住の縄文人と中国・朝鮮半島から移住してきた弥生人が混血して日本人が生まれたとす…
国際空港職員が窃盗
地球だより フィリピンの空の玄関口となっているニノイ・アキノ国際空港で、職員が窃盗で逮捕された。英語が苦手な観光客を狙うという悪質な手口だ。 被害者は観光ツアーに参加していた男性で、香港に帰国する飛行機に乗るためにエ…
読みたい本があったので図書館へ行った。…
読みたい本があったので図書館へ行った。書棚に見つからないので図書館員に聞くと、貸し出し中とのこと。しかも「8人待ち」だ。8人待ちとは何日ぐらいだろうと思って聞くと「見当もつかない」との回答。 貸し出し期間は2週間なの…
動物保護に「幸せ」感じる獣医夫婦
地球だより 先日、子供を小学校に送り届けた妻が、小さな動物を胸に抱えて帰ってきた。まだ生後1カ月ぐらいの子猫だった。雨が降る道端でずぶ濡れになりながら鳴いていたという。 野良猫の群れからはぐれたのか、飼い猫が迷子にな…
「イランの攻撃は続く」ボルトン補佐官警告
代理組織使い関与隠蔽 ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は記者(ビル・ガーツ)とのインタビューで、イランが、精鋭部隊「革命防衛隊」や影響下にある武装勢力を使って、ペルシャ湾岸での緊張を高めていると主張、米国は緊…
“政治1番地”鍾路
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 青瓦台(大統領府)や政府ソウル庁舎がある鍾路は首都ソウルの中心だ。大物の政治家が多く輩出された。大統領3人(尹潽善、李明博、盧武鉉)、総理2人(李允栄、張勉)、主要政党の最高指導者…
薩摩焼の陶芸家で日本初の韓国名誉総領事を…
薩摩焼の陶芸家で日本初の韓国名誉総領事を務めた14代沈寿官さんが亡くなった。鹿児島県日置市東市来(ひがしいちき)町美山(みやま)に窯があり、司馬遼太郎の小説「故郷忘じがたく候」の主人公として描かれた。 この作品は沈さ…
かつて海釣りに行くと、釣り場にビニール袋…
かつて海釣りに行くと、釣り場にビニール袋や空き缶、ペットボトル、弁当のケースなどが捨てられているのを目にすることがあった。最近は釣り人のマナーもだいぶ良くなって、そんな光景はまず、なくなった。 釣り人たちも、海という…
「うば捨て山」が復活?
地球だより 高麗葬―。これは貧困のため高齢になった老父母を子供が山に捨てた古代朝鮮の風習のことで、映画『楢山節考』で日本でも話題になった「うば捨て山」の朝鮮版だ。親孝行を基本中の基本とする儒教文化が朝鮮半島に浸透してか…
最新SLBM実験、中国が米を「威嚇」
極超音速兵器を搭載か 中国は最新の長距離潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「巨浪3(JL3)」の発射実験を行った。シャナハン米国防長官代行が前日にシンガポールの「アジア安全保障会議」で南シナ海での中国の活動を非難してお…