コラム
ヌオン・チアと母 革命は家族と宗教に負けた
1970年代のカンボジアで超過激共産主義革命を実践したポル・ポト政権のナンバー2、ヌオン・チア元共産党副書記が今月初め93歳で病死した。 ポル・ポト革命は、国民150万人以上を直接、間接虐殺した暗黒革命だった。ヌオン…
テレビ報じぬ反文在寅集会
韓国では8月15日、光復(解放)74周年を迎えて、ソウル市の中心部に約30万~50万人(警察推計10万人)が集結し、大規模な反文在寅集会・デモを行った。 開催団体はさまざまに分かれていたが、雨空にもかかわらず、光化門…
FC琉球に“小野効果”
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) サッカーJ2リーグのFC琉球に加入した元日本代表MFの小野伸二選手(39)が17日、初めて試合出場した。夏休みに入ってからの小野選手の琉球加入はビッグニュースで、沖縄県内は小野フィ…
水難事故が続いている。昔に比べ海や川に…
水難事故が続いている。昔に比べ海や川に出掛ける人たちが減っている分、事故数は減少傾向だが、遊泳や水遊びに油断は禁物。その注意点は昔とあまり変わっていないように思う。 連れ立って行く友人仲間とは、気心は知れていても水泳…
ウィーン産キムチはいかが?
オーストリアから ウィーン市16区のオッタークリングに6月からキムチ専門店がオープンした。区の雑誌で紹介されていたので知った。韓国人が開いた店かと思っていたが、カナダ在住の女性と結婚したオーストリア人の料理人が開いたと…
故郷で感じた少子高齢化
お盆に実家に帰省したが、今回は特に地方の少子高齢化の現状を垣間見る思いがした。筆者は夫婦どちらも九州の出身で、帰省の際は両方の実家に行くことにしている。 筆者の実家で母親がしみじみ話していたのは「近所で子供の声がしな…
夏休み終盤、新学期へのカウントダウンが…
夏休み終盤、新学期へのカウントダウンが始まるこの時期に、子供たちの自殺の心配が言われだしたのは平成27(2015)年からである。この年の内閣府の自殺対策白書によれば、過去約40年間の18歳以下の自殺者数を日付ごとに分類…
左翼の間で反ユダヤ増加
アメリカ保守論壇 M・ティーセン 発言に責任持たぬ政治家 凄惨な銃撃事件も 米国務省は最近、反ユダヤ主義の定義を改め、「現代イスラエル政治をナチスのそれと比較すること」も含めることとした。「不買、資本引き揚げ、制裁(B…
犯罪容疑者の中国本土引き渡しを可能にする…
犯罪容疑者の中国本土引き渡しを可能にする逃亡犯条例改正案をめぐり始まった香港の民主化を求める抗議デモ。10週間以上にわたるが、鎮静化の兆しは見えていない。 複数の地域のデモ参加者には若者の多さが目立つ。インターネット…
米戦略軍、核戦力強化へ新司令部
指揮、通信機能を大幅強化 米戦略軍の新たな司令部「核指揮・管制施設」がネブラスカ州オファット空軍基地に間もなく完成する。核戦力を管轄する戦略軍の中枢となる施設であり、核兵器増強を進める中国、ロシアを視野に、高度なセキュ…
毎日、暑い日が続き、まさに真夏という感じ…
毎日、暑い日が続き、まさに真夏という感じだが、少し物足らない感じがしていた。セミの鳴き声がしなかったからだ。最近になって、ようやく耳にするようになった。 昨年の夏は、もう少し早い時期に鳴いていた気がするのだが、猛暑続…
作家の沢木耕太郎氏が、JR東日本の車内誌…
作家の沢木耕太郎氏が、JR東日本の車内誌「トランヴェール」8月号の巻頭エッセー「旅のつばくろ」で「書物の行方」と題する一文を寄せている。軽井沢の堀辰雄文学記念館を訪ね、堀が亡くなるまで完成を心待ちにしていたという書庫を…
警官の給与倍増で思わぬ苦情
地球だより フィリピンではドゥテルテ大統領の強い意向で、警察組織の腐敗対策のために警官の給与が一気に倍増された。大統領の鶴の一声で、約1万5000ペソ(約3万円)だった一般的な警官の月給は、約3万ペソ(6万円)へと跳ね…
「おまえなんかこの世に必要のない人間だ」…
「おまえなんかこの世に必要のない人間だ」と会社の上司が部下に対して言えば、今どきはパワハラとされるだろう。が、初めから「自分はこの世に必要がない」と考えている人間もいる。「余計者(必要とされない人間)もこの世に断じて生…
まさかの「SUSHI」にびっくり
地球だより 「SUSHI(すし)」は、日本から遠く離れたブラジルでも市民権を獲得している。サンパウロなどの大都市では、それこそ市中どこに行っても見掛けるほどだ。 クオリティーも、10年以上前であれば、「すしもどき」と…
“文の男”の病
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 曺国教授をめぐってソウル大が騒がしいようだ。ソウル大によると、在学生・卒業生・教職員だけが利用できるインターネットコミュニティー「スヌライフ」(SNULife)で7日午後、「201…
世界各地に散逸していたユダヤ人作家フランツ…
世界各地に散逸していたユダヤ人作家フランツ・カフカの遺稿が、イスラエル国立図書館の手で集められ、ようやく揃(そろ)ったと発表された(小紙8月12日付)。その間に法廷闘争があり、11年の歳月を要したという。 イスラエル…
中学の学力最下位の原因は?
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 文部科学省はこのほど、全国の小学6年生と中学3年生を対象に4月に実施した全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。 県内の小学校は、算数の平均正答率が2014年か…
盆踊りの時期となった。この起源については…
盆踊りの時期となった。この起源については、古代の歌垣の遺風とする説もあるが、念仏踊りが盂蘭(うら)盆会の行事と結び付き、先祖や亡くなった人を供養するための行事として定着したと言われる。 村々で小規模に踊られるものから…
ワルシャワ蜂起記念式典に思う
アメリカ保守論壇 M・ティーセン ナチスに立ち向かった英雄 ただではない自由と平和 米国の(2000年以降に社会人になった)ミレニアル世代は、社会に大変な不満を持っている。そんな世代にこう言いたい。下水道で汚物に腰まで…
明治・大正期の人たちは、電気で動く機械を…
明治・大正期の人たちは、電気で動く機械を不思議がって、その名称の頭に「自動」という語を付けた。自動車はすぐ思い浮かぶが、自動電話(今の公衆電話)、自動活動写真機(1銭銅貨を入れて数コマの動画を見られる機械)といったもの…
令和になって初めての高校野球(第101回…
令和になって初めての高校野球(第101回全国高校野球選手権大会)の熱戦が繰り広げられている。夏の高校野球というと、これまで炎天下の試合が風物詩となっている面があった。 しかし、昨今の猛暑を考えると暑さ対策は必要。精神…
総選挙にらむ文氏の反日扇動
北朝鮮は最近2週間の間に、弾道ミサイルを2発ずつ4回も発射した。北は米韓合同演習を行う文在寅政権に対し「殴られるような行為をするな」と警告するが、文政権は相次ぐミサイル発射に対して遺憾声明さえ出せない。 文政権が北朝…