コラム
先日かかってきた知人からの電話の第一声…
先日かかってきた知人からの電話の第一声が「あまりの寒さに目が覚めた」。知人はカゼを引くところだったという。熱帯夜のような暑い夜が続いたことと、クーラーが壊れていたせいもあって、いつものように窓を開けていたそうだ。 確…
最近の台風は毎年のように豪雨による甚大な…
最近の台風は毎年のように豪雨による甚大な被害をもたらしてきた。ただ千葉県に上陸した台風15号の場合、雨の被害はそれほどでもなかったが、暴風による被害で現在も県内で約18万戸が停電している。 東京電力によると、全域での…
世界最高の図書館、オーディ
地球だより 国際図書館連盟(IFLA)によって昨年12月に新たに建てられたヘルシンキ中央図書館(オーディ)が、このほど世界の図書館の中でベストの図書館として「公共図書館オブ・ザ・イヤー」を受賞した。 確かに中央図書館…
先月末に亡くなった大村彦次郎氏は、文芸雑誌…
先月末に亡くなった大村彦次郎氏は、文芸雑誌の名編集者として知られた。名前が幕末維新時の長州の軍略家大村益次郎と1字違いだ。文壇3部作と言われる『文壇うたかた物語』『文壇栄華物語』『文壇挽歌物語』を残した。戦後文壇史に関…
一年中、世界中の果物が食べられる現代の…
一年中、世界中の果物が食べられる現代の日本だが、秋ならではの日本の果物がある。モモ、ナシ、ブドウ、クリなどだ。9月に入っても暑い日が続くが、みずみずしくて甘く、しゃりしゃりした歯触りのナシはたまらなくうまい。 日本の…
安室奈美恵フィーバー再び
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄県の宜野湾市は、元歌手の安室奈美恵さん(41)が1995年、初めて県内でライブを行い、引退ライブも行った場所。ファンの間では「聖地」と呼ばれている。 ライブ会場だった宜野湾海…
<タイフーンの吹いている朝/近所の店へ…
<タイフーンの吹いている朝/近所の店へ行って/あの黄色い外国製の鉛筆を買った>。西脇順三郎の詩「秋」の前半である。終わりはこう結ばれる。<門をとじて思うのだ/明朝はもう秋だ>。 超現実派の西脇の詩には難解なものも少な…
韓流アイドルへの思い複雑
地球だより 今や世界を股にかけると言っても過言ではない韓国男子7人組の人気K-POPアイドルグループ「BTS(防弾少年団)」。長身でイケメン、圧倒的な歌唱力、躍動的なダンスなどで聴衆を虜(とりこ)にしている。メンバーが…
東京で思う故郷の夏
お盆が過ぎ、台風シーズンになると水が冷たくて川で水泳できなくなり、台風が来ると秋の気配が一気に深まる。運動会が開かれる10月10日にでもなれば、最後の種目が行われる頃にはじっとしていると、ガタガタ震えるくらい寒くなる。…
製造業の一流企業でここ数年、不祥事が…
製造業の一流企業でここ数年、不祥事が相次いだ。東芝の不正会計問題、東洋ゴム工業の免震ゴム事業のデータ改竄、三菱自動車の燃費試験データ改竄(かいざん)、川崎重工業の新幹線台車の不良等々。 当時、川重の幹部の一人に話を聞…
「ローソクの灯に一夜あけ秋出水」(巻野南風)…
「ローソクの灯に一夜あけ秋出水」(巻野南風)。この夏も台風の影響などによる集中豪雨が各地であり、大きな災害となった。床下浸水したり、道路の冠水によって自動車が流されたりする光景などをテレビ報道で見ることも少なくない。 …
運転歴20年近くになるが、運転にはいまだに…
運転歴20年近くになるが、運転にはいまだに自信が持てない。特に車庫入れが苦手で、先日もホームセンターの駐車場にバックで駐車しようとして苦労した。傍で見ていた人も、ぶつけないかと冷や冷や顔だった。 田舎の菩提寺の駐車場…
生後6日の赤ん坊を密輸?
地球だより このほどマニラ首都圏のニノイ・アキノ国際空港で、生後6日の赤ん坊を国外に連れ出そうとした米国人の女が逮捕された。女は巧妙な手口で空港の厳しいチェックを潜(くぐ)り抜けていた。 逮捕された女の手口はこうだ。…
『万葉集』第一の歌人は柿本人麻呂だろうが…
『万葉集』第一の歌人は柿本人麻呂だろうが、広げて言えば人麻呂は、日本文学史上最大の詩人でもあろう。「淡海(おうみ)の海(み)夕波千鳥汝(な)が鳴けば心もしのにいにしへ思ほゆ」(『万葉集』266番)。 人麻呂には傑作が…
露店商売の“異変”
地球だより エジプトでは、基本的に商品は商店から買うのが一般的ながら、地下鉄の駅前などで、商品を地面に並べて売っている露天商も多い。野菜などは、田畑から収穫したものをそのままトラックに積み込んで運んできた、というような…
伴侶ロボット
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 子供の親孝行まで人工知能(AI)が代わりにしてくれる時代が到来したようだ。独り暮らしの老人たちに地方自治団体で普及したAIスマート人形「ヒョドル・ヒョスン」が近ごろ人気だという。 …
「日本一シャッターを切らない写真家」と…
「日本一シャッターを切らない写真家」と自身を語る写真家がいる。自然写真家の嶋田忠さんだ。冗談交じりにこう語る理由は、独自の撮影方法にある。 嶋田さんが北海道やパプアニューギニアで撮影してきたのは、鳥類だったが、鳥たち…
韓国との関係、文体制と市民を区別しよう
ソウル市民の日本人対応が知りたくて、8月中旬UPF会議参加で訪韓した際、街を歩いた。日本語の市街地図を目立つ様に持ち、ザ日本人旅行者丸出しで地下鉄に乗り、日本大使館に近い安国駅周辺を歩き回った。 地下鉄車内で立ってい…
日韓関係悪化が観光に直撃
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 日韓関係の悪化の影響は沖縄県にも及んでいる。 韓国プロ野球の三星(サムスン)はこのほど、沖縄県恩納村で行う予定だった秋季キャンプの中止を申し入れた。村関係者によると、「韓国で日本…
わが国は2030年の電源構成で再生可能エネ…
わが国は2030年の電源構成で再生可能エネルギーの割合を22~24%とする目標を設定している。比較的小さい初期投資で済む太陽光や風力の発電所が各地に建設されたが、採算が取れず撤退している所が少なくない。 去年秋の臨時…
パリの子供は公共交通機関無料に
地球だより パリでは9月から、11歳以下の子供の公共交通機関利用が無料になった。昨年、行われた無料化の実験を踏まえ、市議会が今年6月に法案を可決し、9月からの施行となった。これで毎日の通学でバスや地下鉄を使っている子供…
夏休みの終わり
宮城県の実家に住む甥(おい)夫婦に、次女が誕生したというので、日曜日(8月25日)にお祝いに訪れた。その日、幼稚園児の長女は夏休みの最後の日で、「あした、お友達に会える!」とはしゃいでいた。 東京で単身赴任生活を続け…
<水音も風の音にも九月かな>副島いみ子…
<水音も風の音にも九月かな>副島いみ子。とは詠んでも、暦の立秋(先月8日)後の残暑が厳しい。暑さが収まるとされる処暑(しょしょ)は今年は先月23日だったが、炎暑にあえぐ日々が続いた。 そして、次の目安がこの8日の白露…