運転歴20年近くになるが、運転にはいまだに自信が持てない。特に車庫入れが苦手で、先日もホームセンターの駐車場にバックで駐車しようとして苦労した。傍で見ていた人も、ぶつけないかと冷や冷や顔だった。

　田舎の菩提寺の駐車場へは、踏切を渡ってすぐ線路沿いの道を右折すればいいのだが、道幅が狭くてコンクリートにこすってしまったことがある。以来、そこでは右折せず、少し先の左手にある駐車場でＵターンしてから左折するようにしている。

　横浜市神奈川区の京急線の踏切で起きた、快特列車とトラックの衝突事故は、線路脇の道から右折しようとしたトラックが曲がり切れずに、何度も切り返して右折しようとしていたという。その後、強引に進入して衝突、大事故となった。

　事故現場をグーグル・アースで見てみると、13㌧のトラックにとっては大変な所に入り込んでしまった感じだ。慎重にいったん左折してルート変更できなかったか。

　亡くなった運転手は、大手運送会社に20年勤めた経験のあるベテランというが、焦る気持ちが想像される。それでも、もう少し落ち着いて安全を確認して右折できなかったか悔やまれる。

　京急が自動ブレーキを導入していれば、異常を感知した電車の運転手がもっと早くブレーキをかけていれば、トラック運転手の勤務状況、会社の管理実態など論議されるだろう。悪いことが重なったでは済まされない。再発防止へ徹底検証が求められる。