編集局 
「いちまいの切符からとは春めく語」(後藤…
「いちまいの切符からとは春めく語」(後藤比奈夫)。昨今は春めいて空気に暖かさが感じられる。道行く人たちも冬から春の服装に変わりつつあるようだ。 会社の窓からのぞいて見ると、桜の蕾はややふくらんだかどうかといった状態。…


皇后陛下、障害者工芸展を御鑑賞
皇后陛下は5日午前、東京都中央区の日本橋三越本店で開催中の「第26回旭出学園工芸展」を訪れ、知的障害者による手作りの工芸品を鑑賞された。 この工芸展は旭出学園(練馬区)の生徒や、関連する福祉施設の利用者の作品を展示、…

米大統領選、トランプ氏の排外主義を憂慮
米大統領選の共和党候補者指名争いで、不動産王ドナルド・トランプ氏が他の候補に大差をつけて先頭を走っており、「トランプ旋風」と呼ばれている。 我々が不安に思うのは、トランプ氏の主張が偏狭なナショナリズムに基づいているこ…

闘うナディアと女性たち
山を動かせるか 今年のノーベル平和賞候補は、2月初めに推薦が締め切られ、同月末から委員会の選考作業が始まった。376の候補の中に、21歳のナディア・ムラドの名がある。イラク政府やノルウェー国会議員など、複数の推薦による…

北朝鮮の人権、国連総会や安保理で議論を
危機的な北朝鮮の人権状況 国連の元「拷問問題特別報告者」ノバク教授に聞く(下) 教授は04年から10年まで国連拷問特別報告者としてイラクや中国で現地調査を行われた経験がある。しかし、北朝鮮はまだ訪問されたことがない。招待…

ロシア・トルコの対立、アルメニアに拡大 Armenia pulled into Russia-Turkey clash in Syria
ロシアとトルコの対立はシリア上空以外でも起きている。付近のカフカス地域にも拡大し、ロシアはアルメニアに対し新たに駐留軍の強化を申し出、数十年間にわたって停止していたトルコとの間の紛争が再燃しかねない事態になっている。 …

東日本大震災で大きな被害を受けた三陸の沖…
大きな被害を受けた三陸の沖には、世界三大漁場の一つが広がっている。水産業を基幹産業の一つと位置付ける岩手、宮城2県の昨年の水揚げ量は、宮城県が震災前の8割、岩手県が7割まで回復した。 しかし、原発事故の被害を被った福島…

「慰安婦」合意、日韓関係前進の機運高めよ
いわゆる従軍慰安婦問題をめぐる昨年末の日韓両政府による合意について、韓国では左派系市民団体を中心に合意無効を訴える動きが執拗(しつよう)に続いている。 「慰安婦」合意を契機に、未来志向の日韓関係を築いていきたい日本と…

サード問題、超党派合意で中国説得を
韓国紙セゲイルボ 中国は韓国の高高度防衛ミサイル(THAAD=サード)配置が中国を狙っているとして、米国が東アジア太平洋再均衡戦略の一つとして、韓国に中国を監視するレーダ網を敷いていると主張している。 サードには2種…


危機的な北朝鮮の人権状況
国連の元「拷問問題特別報告者」ノバク教授に聞く(上) 国際刑事裁への提訴を支持 北朝鮮最高指導者の金正恩第1書記は国際社会の批判にもかかわらず核実験を実施、長距離弾道ミサイルを発射し、軍事力の強化に乗り出す一方、国民へ…

安保理対北制裁、今度こそ実効性を確保せよ
4回目の核実験と事実上の長距離弾道ミサイル発射を強行した北朝鮮に対する国連安全保障理事会の新たな制裁決議が採択された。 過去の制裁が効果を上げてこなかったことが、北朝鮮の暴挙を許す結果となっている。今度こそ制裁の実効…

亡くなる3年前のこと、三島由紀夫は、他人の…
亡くなる3年前のこと、三島由紀夫は、他人の評価なぞどうでもいいような境地に至りたい、という意味の発言をしている。三島ならずとも、誰もが思うことだ。そうなれば楽だろう。 その三島に対し、14歳年長の批評家中村光夫は「時…

悲惨な教育現場に絶句
地球だより ワシントン市内で黒人貧困層が多く住む地域の公立小学校で、友人の娘さんが教員のアシスタントとして働いている。最近、友人一家を夕食に招く機会があり、娘さんから仕事の様子を聞いたのだが、貧困地域の教育現場の悲惨さ…

“千ウォン学食”
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 2006年に米国研修に行ったが、最初は生活雑貨がたくさん必要だった。1年後に帰国するので、使い捨て程度のものでいい。この時、見つけた便利な「ダラー・ツリー」はわが国でいう「千ウォン…


求められる真の「創意的外交」とは
韓国紙セゲイルボ 言葉だけでなく「具体的実践」を 1月、外交安保部署業務報告で朴槿恵(パククネ)大統領は、「6者協議だけでなく、北朝鮮を除いた5者協議を試みるなど、多様で創意的な接近方法を探さなければならないだろう」と…

米軍、「イスラム国」へサイバー攻撃開始 U.S. Cyber Command launches hacking offensive against Islamic State
カーター国防長官は29日、テロ組織「イスラム国」と、その技術者らへのサイバー戦を宣告した。アナリストらは、米国が「イスラム国」の暗号化された通信アプリを閉鎖させようとして、ハッキング作戦を進めているようだと指摘した。 …

高市早苗総務相発言、マスメディアへの牽制も必要
高市早苗総務相が国会答弁で、無責任な放送を継続した放送局は電波法に基づき電波停止することもあり得ると答弁したことが、一部ジャーナリストや弁護士などから「権力で言論や表現の自由を封じるもの」などと糾弾されている。牽強付会…

俳誌「きたごち」の主宰者・柏原眠雨さんは…
俳誌「きたごち」の主宰者・柏原眠雨さんは仙台在住の俳人。句集『夕雲雀』で俳人協会賞を受賞した。先日、授賞式が都内のホテルで開かれ、選考委員長の山崎ひさをさんが講評した。 句集には平成17年から25年まで7年間の作品が…

新たな「冷戦」の兆し A new Cold War beckons
ウラジーミル・プーチンの、米国とその中東や中欧における同盟国への挑戦――脆弱(ぜいじゃく)な彼の国内経済を顧みずやっているのだが――は、そうは言っても、効いてはいる。彼は、大胆にも、背後からではなく、正面から、指導して…

羽田米路線拡大、都心への近さを生かしたい
日米両政府はこのほど、羽田空港を利用する日米路線の拡大で合意した。昼間の時間帯に日米路線向けの発着枠を計10便新設する。 今後も羽田では国際線の発着枠が拡大される見通しだ。都心への近さを生かして利用客を増やしたい。 …

福岡市で女子予備校生(19)が殺害され、同じ…
福岡市で女子予備校生(19)が殺害され、同じ予備校に通う少年(19)が「女性を刺した」と出頭した。女性は大学入試を終えた直後の悲劇だった。 凶悪な殺人事件の犯人として20歳前後の逮捕者が最近、目立つ。2月以降をざっと…

厄介な「報復運転」
地球だより 今はそれほどでもなくなったが、ひと昔前までは外国人がソウルで車の運転をマスターすると「大したもの」と褒められた。スピードの出し過ぎ、頻繁な車線変更、無理な割り込みなどが横行するため、のんびり紳士的な運転をし…


「嘘を広めるのは危険」 沖縄2紙を正す県民、国民の会
元米海兵隊幹部エルドリッヂ氏 「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民、国民の会」(我那覇真子代表)は2月22日付けで両紙に対し、米軍普天間飛行場の米軍キャンプ・シュワブ(名護市辺野古)沖移設に反対する活動家が昨年2月、警察…
