編集局 rss

英国とEU、離脱派にポピュリズムの影

 欧州連合(EU)に留(とど)まるか離脱するかを問う国民投票を、英国は6月23日に実施する。ブリュッセルで開かれたEU首脳会議でEU改革案が合意されたことを受け、キャメロン英首相が発表した。  域内第2の経済規模を持つ英…

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「××を映画にしてやるから、契約書のサインを…

 「××を映画にしてやるから、契約書のサインを原作者からもらってくれ」との電話が、その作家の担当編集者のところにかかって来た。電話の相手は、黒澤明監督の代理の者(息子)だった。  高橋一清著『芥川賞・直木賞をとる!』(河…

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ルーブル暴落と市民生活

地球だより  両替所に掲示されたルーブルとドルの換金レートをみて、ため息を漏らす人をよく目にする。ルーブル安が一層進み過去最安値を付け、一時、1㌦84ルーブルまで下落した。  これはドルに対して、この2年でルーブルの価値…

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最高齢の記録王

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  カエサル、リンカーン、エジソン、丁若鏞(チョンヤギョン)(朝鮮後期の実学者)。彼らの共通点は、とんでもないメモ魔だった点だ。地上の王座に就き、膨大な創作物を残した秘訣(ひけつ)はメ…

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両陛下、首相ら招かれ茶会

比訪問への尽力に感謝  天皇、皇后両陛下は24日午後、1月にフィリピンを公式訪問された際に尽力した人たちを皇居・宮殿に招かれ、茶会を催された。安倍晋三首相をはじめ、外務省や厚生労働省ほか各省庁の関係者など約330人が出席…

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南スーダンで来週にも国民統合政府発足

駐独南スーダン大使に聞く  駐独のシトナ・アブダラ・オスマン南スーダン大使は23日、訪問先のウィーンで本紙との会見に応じた。同大使は同日、オーストリアのフィッシャー大統領に信任状を提出した後、オーストリア商工会議所などを…

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核・ミサイルの次は対南テロか

韓国紙セゲイルボ 今国会で防止法の制定急げ  北朝鮮の第4回核実験と長距離ミサイル発射に続き、今度はテロに対する憂慮が大きくなっている。最近、国会の「緊急安保状況点検党政協議」で、金正恩(キムジョンウン)北朝鮮国防委員会…

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「歴史問題に戦略的反論を」

世日クラブ 拓殖大学学事顧問 渡辺利夫氏が講演  世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)は24日、都内で、拓殖大学学事顧問(前総長)の渡辺利夫氏を講師として招き、「戦後70年とは…

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「言葉や行為だけで人間の心が伝わるなら、…

 「言葉や行為だけで人間の心が伝わるなら、物語を作る必要はないんですね。あえて作ろうとするのは、宗教家なども同じだと思うんですが、心が通じあえるのが難しいからなんです」。  先日亡くなった作家、津島佑子さんがインタビュー…

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民維合流新党、選挙ありきの野合でいいのか

 民主党と維新の党が3月に合流する見通しとなった。民主党の解党は行わず、新しい綱領を定め、党名を変えて3月に新党名での結党大会を目指す方向だ。折り合いがつかなかった新党結成の協議は、共産党が参院1人区での候補者取り下げの…

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那覇市施政方針に「辺野古反対」

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  那覇市の城間幹子市長が12日に発表した平成28年度施政方針では米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設の阻止を掲げた。  「辺野古に目を向けると、国は『辺野古推進が唯一の…

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壁に突き当たっている中国 China against the wall

 主流メディアには――中にはこれを盲点と呼ぶ人がいるが――ありとあらゆる疑わしいことがあっても、中国の共産党員のことは、良い方に解釈してやるという習わしがある。盲人の王国では、一方の目が見える人を厚遇するというようなやり…

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シリア内戦、持続性ある停戦で流血停止を

 シリア内戦の停戦をめぐって協議していた米露が合意した。多くの死傷者、難民を出した内戦の収束の契機とすべきだ。 米露合意も先行き不透明  米露両国はシリア内戦で「敵対行為の停止」の条件で合意し、アサド政権と反体制派に受け…

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南半球で過去に観測された中でも最強の熱帯性…

 南半球で過去に観測された中でも最強の熱帯性サイクロン「ウィンストン」が、20日夜から21日にかけ南太平洋の島国フィジーを直撃。最大瞬間風速は90メートルに達し、被災地に破壊の爪痕を残した。地球上に自然災害の種は尽きない…

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判事後任は共和党が決める

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー スカリア氏死亡で綱引 最終結論は11月の選挙次第  【ワシントン】アントニン・“ニノ”・スカリア判事の席を埋める最高裁での戦いについて見てみよう。これは露骨な権力争い以外の何物…

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無神経な当局対応

地球だより  昨年11月13日にパリで起きた同時多発テロは、世界中に衝撃を与えた。芸術の都、グルメとモードの街パリは、平和を享受し、世界で最も外国人観光客を集める街として知られていた。そこで130人もの犠牲者を出す無差別…

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皇太子殿下56歳迎らえれる

平和の尊さ、福島の復興に思い  皇太子殿下は23日、56歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち東宮御所で記者会見し、戦後70年の節目だった昨年は、改めて戦争の悲惨さと平和の尊さを考える機会になったとし、「歴史の教訓に学び、…

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米国のシリア政策の混乱が危機招いた-トルコ Turkey blames Obama’s muddled Syria policy for fueling its security crisis

 米トルコ関係はすでに悪化していたが、アンカラ中心部で今週起きたテロ事件を受けて、両国の緊張はさらに高まった。トルコの指導者らは、シリアでの米国のあいまいな方針が、トルコ国内の安全をいっそう損ねていると主張した。  トル…

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神聖な富士山の姿を後世に残したい

 世界文化遺産である富士山の環境や景観をいかに守るかが課題となっている。  きょう2月23日を、地元の山梨県や静岡県などは「富士山の日」としている。日本のシンボルである富士山に思いを寄せる一日としたい。 政府が報告書を提…

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慰安婦問題に国連で朝日捏造誤報の政府説明を正確に報じない朝日

◆手のひら返した朝日  「目が点になる」と産経抄(同紙1面コラム=20日付)は言っている。目が点になるとは驚きあきれ、呆然とすることを指すが、産経抄ならずとも目が点になったはずだ。  ジュネーブで16日に開かれた国連の女…

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自画自賛の批判を恐れずに書く。小紙は題字の…

 自画自賛の批判を恐れずに書く。小紙は題字の通り国際報道に特色を持つ日刊紙である。中でも韓国と北朝鮮に関する報道や論調は際立ち、この分野の専門家やメディア関係者らの継続的な注目を得ている。  つい最近のことでは、警視庁公…

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縄文人の精神性を探る 文化の基層にある「再生」思考

考古学者 大島直行氏に聞く  世界でも類例のない日本の縄文遺跡群を世界文化遺産に登録しようという動きが北海道・北東北地方を中心に活発になっている。その一方で、約1万年の長期にわたって一つの時代を形成したといわれる縄文時代…

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