編集局 

「歴史問題に戦略的反論を」
世日クラブ 拓殖大学学事顧問 渡辺利夫氏が講演 世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)は24日、都内で、拓殖大学学事顧問(前総長)の渡辺利夫氏を講師として招き、「戦後70年とは…

「言葉や行為だけで人間の心が伝わるなら、…
「言葉や行為だけで人間の心が伝わるなら、物語を作る必要はないんですね。あえて作ろうとするのは、宗教家なども同じだと思うんですが、心が通じあえるのが難しいからなんです」。 先日亡くなった作家、津島佑子さんがインタビュー…

民維合流新党、選挙ありきの野合でいいのか
民主党と維新の党が3月に合流する見通しとなった。民主党の解党は行わず、新しい綱領を定め、党名を変えて3月に新党名での結党大会を目指す方向だ。折り合いがつかなかった新党結成の協議は、共産党が参院1人区での候補者取り下げの…

那覇市施政方針に「辺野古反対」
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 那覇市の城間幹子市長が12日に発表した平成28年度施政方針では米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設の阻止を掲げた。 「辺野古に目を向けると、国は『辺野古推進が唯一の…

壁に突き当たっている中国 China against the wall
主流メディアには――中にはこれを盲点と呼ぶ人がいるが――ありとあらゆる疑わしいことがあっても、中国の共産党員のことは、良い方に解釈してやるという習わしがある。盲人の王国では、一方の目が見える人を厚遇するというようなやり…

シリア内戦、持続性ある停戦で流血停止を
シリア内戦の停戦をめぐって協議していた米露が合意した。多くの死傷者、難民を出した内戦の収束の契機とすべきだ。 米露合意も先行き不透明 米露両国はシリア内戦で「敵対行為の停止」の条件で合意し、アサド政権と反体制派に受け…

南半球で過去に観測された中でも最強の熱帯性…
南半球で過去に観測された中でも最強の熱帯性サイクロン「ウィンストン」が、20日夜から21日にかけ南太平洋の島国フィジーを直撃。最大瞬間風速は90メートルに達し、被災地に破壊の爪痕を残した。地球上に自然災害の種は尽きない…

判事後任は共和党が決める
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー スカリア氏死亡で綱引 最終結論は11月の選挙次第 【ワシントン】アントニン・“ニノ”・スカリア判事の席を埋める最高裁での戦いについて見てみよう。これは露骨な権力争い以外の何物…

無神経な当局対応
地球だより 昨年11月13日にパリで起きた同時多発テロは、世界中に衝撃を与えた。芸術の都、グルメとモードの街パリは、平和を享受し、世界で最も外国人観光客を集める街として知られていた。そこで130人もの犠牲者を出す無差別…


皇太子殿下56歳迎らえれる
平和の尊さ、福島の復興に思い 皇太子殿下は23日、56歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち東宮御所で記者会見し、戦後70年の節目だった昨年は、改めて戦争の悲惨さと平和の尊さを考える機会になったとし、「歴史の教訓に学び、…

米国のシリア政策の混乱が危機招いた-トルコ Turkey blames Obama’s muddled Syria policy for fueling its security crisis
米トルコ関係はすでに悪化していたが、アンカラ中心部で今週起きたテロ事件を受けて、両国の緊張はさらに高まった。トルコの指導者らは、シリアでの米国のあいまいな方針が、トルコ国内の安全をいっそう損ねていると主張した。 トル…

神聖な富士山の姿を後世に残したい
世界文化遺産である富士山の環境や景観をいかに守るかが課題となっている。 きょう2月23日を、地元の山梨県や静岡県などは「富士山の日」としている。日本のシンボルである富士山に思いを寄せる一日としたい。 政府が報告書を提…

慰安婦問題に国連で朝日捏造誤報の政府説明を正確に報じない朝日
◆手のひら返した朝日 「目が点になる」と産経抄(同紙1面コラム=20日付)は言っている。目が点になるとは驚きあきれ、呆然とすることを指すが、産経抄ならずとも目が点になったはずだ。 ジュネーブで16日に開かれた国連の女…

自画自賛の批判を恐れずに書く。小紙は題字の…
自画自賛の批判を恐れずに書く。小紙は題字の通り国際報道に特色を持つ日刊紙である。中でも韓国と北朝鮮に関する報道や論調は際立ち、この分野の専門家やメディア関係者らの継続的な注目を得ている。 つい最近のことでは、警視庁公…


縄文人の精神性を探る 文化の基層にある「再生」思考
考古学者 大島直行氏に聞く 世界でも類例のない日本の縄文遺跡群を世界文化遺産に登録しようという動きが北海道・北東北地方を中心に活発になっている。その一方で、約1万年の長期にわたって一つの時代を形成したといわれる縄文時代…


“空を飛ぶ法王”意外な顔 故ヨハネ・パウロ2世、既婚女性と懇意
多数の書簡と写真発見 “空を飛ぶ法王”と呼ばれ、在位中、世界を駆け巡った故ヨハネ・パウロ2世(在位1978年10月~2005年4月)は生前、母国ポーランド出身で米国居住の哲学者の既婚女性と懇意な関係であった。それを裏付…

強盗にも礼儀あり
地球だより ラオスでは隣国タイのテレビ放送を見る人が多い。ラオス語とタイ語はそれほど違いがなく、国境メコン川を越えて飛び込んで来る越境電波にチャンネルを合わせるだけで無料で楽しむことができる。チャンネル数の少ないラオス…

幼児への読み聞かせ効果は? 想像力育て読書の興味高める
◆ きょういく Q&A ◆ Q 読み聞かせって、どういうこと? A 主に乳幼児期から小学生の子供に対して、話し手が絵本などを見せながら音読することです。子供は、絵本などのおはなしを聞くことが大好きですし、耳からどんど…


「シールズ琉球」の実態、共産党系民青幹部が影響力
「辺野古移設」反対活動を再開 安保法廃止などをラップ調のリズムに乗って呼び掛ける若者グループ「SEALDs」(シールズ:自由と民主主義のための学生緊急行動)の沖縄の組織「シールズ琉球」が、米軍普天間基地の「辺野古移設」…

男の育児休暇
育児休暇取得を訴えた国会議員の女性問題がニュースになっている。政治家が育休を取ることの是非はともかく、子を大切にするイクメンどころか正反対だったのだから、非難は免れない。もちろん今回の件と育児休暇の問題は直接には関係な…

石炭火力新設、電力の安定供給に必要だ
石炭火力発電所の新設について、地球温暖化防止の観点から否定的だった環境省が、一転して容認することを決めた。化石燃料に頼るのは時代に逆行するようだが、あらゆる手段を尽くし、電力の安定供給と二酸化炭素(CO2)排出削減目標…

冬の季語の一つに「冴ゆ」がある。寒さが…
冬の季語の一つに「冴ゆ」がある。寒さが厳しく、空気が澄み渡る状況を指している。 今冬、東京地方で「冴ゆ」というほどの寒さ、凍り付く空気を感じたのは、1月下旬になってからだった。6㌢ほどの積雪があった翌日、荒川の土手に…
