民主党と維新の党が来月中に合流し新党を作る…


 民主党と維新の党が来月中に合流し新党を作ることが正式に決まった。党名や綱領などを検討する実務者チームを設け、結党に向けた準備を本格化し、夏の参院選への態勢を整えるという。

 しかし今のところ伝わってくるのは、綱領をどうするかより、党名をどう変更するかという話。民主党内には、党名は変えても「民主」の文言は残すべきだ、という意見が強いようだ。参院選を前に、政党名の浸透も課題だ。

 神津里季生・連合会長も「民主」は残すことを求めている。最終的には世論調査などを参考に決めるという。

 民主党は英語で「ザ・デモクラティック・パーティー・オブ・ジャパン」(DPJ)だが、米国の民主党「デモクラティック・パーティー」を連想させる。かつて民主党が党勢を拡大させた背景には、共和党と民主党が競い合う米国のような二大政党制を待望する世論の後押しがあった。

 その流れで、2009年8月の衆院選での政権交代に至った。いつかまた政権交代をと考える民主党としては、二大政党制のイメージに繋がる「民主」の語は残したいだろう。

 ただ、新党名を決めるのに世論調査を参考にするというのはどうか。確かに商品などは、ネーミングいかんで売れ行きが大きく左右されることが多い。しかし、政党は商品とは違う。党名は立党の精神を表すものでなければならない。新党結成の理念が端的に理解できる名前を付けてほしいものだ。