過去最大規模の難民流入にEU苦慮


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難民対応、足並み揃わず

 2015年、欧州連合(EU)加盟国での難民申請者は125万人を超え、過去最大となった。シリアなどEU周辺国から押し寄せる難民や経済移民に対しては、EU加盟国の受け入れの対応は足並みが揃っていない。事態の収拾の目途(めど)が立たない中、EUは人道支援金の拠出を決めたが、今年の難民流入は増加するとの予想もある。(安部雅信)

 フランスのオランド大統領とドイツのメルケル首相の両首脳は4日、パリのエリゼ宮で難民問題をめぐり会談を行い、7日に予定されるEUとトルコの首脳会合で、トルコに協力を求めていく方針を確認した。


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