編集局 
日本を代表する美しい景観として、外国人に…
日本を代表する美しい景観として、外国人に有名なのは言うまでもなく富士山である。しかし、かつてはその富士にも劣らない、「世界第一ノ景」とまで言われた地域がある。瀬戸内海である。 明治初年に、欧米を巡った岩倉使節団の一員…

異文化交流の難しさ
地球だより ホームパーティーの食卓で巻きずしののりをはがして食べようとしたり、日本語の文字が3000個もあると聞いて、パソコンのキーボードも3000個あるのかと驚いたりと、日本人としては考えてもみない発想をするエジプト…


「核の代わりに経済」北朝鮮はイラン見習え
韓国紙セゲイルボ イラン総選挙が改革・中道派の大勝利に終わった。核交渉妥結後、初めて行われたこの選挙の結果は西側の経済制裁解除による変化を評価する民心が反映されたと分析される。イラン国民は「核」の代わりに「経済」を選択…


両陛下、フィンランド大統領夫妻と御会見
天皇、皇后両陛下は10日午前、来日しているフィンランドのニーニスト大統領夫妻と皇居・御所で会見された。 宮内庁によると、大統領が「2000年の両陛下のフィンランド訪問は大変重要で、国民はよく覚えています」と述べると、…

東日本大震災5年、東北創生への力強い歩みを
東日本大震災から、5年目の3月11日を迎えた。1万5894人が犠牲となり、2561人が、いまだに行方不明のままである。犠牲となった人々に哀悼の祈りを捧(ささ)げるとともに、復興への決意を新たにしたい。 「絆」の大切さ…

「この世にはどんなことでも起こる」と思った…
「この世にはどんなことでも起こる」と思ったのは、東日本大震災から何日かたってのことだ。直後は、被災者ではない国民の一人として、ただ呆然としていたのが実情だった。 岩手県在住のある作家は「自分のやってきたことは無意味だ…

苦難の行軍
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 顕宗(朝鮮18代王)12年、1671年のことだ。 雨が降らず大地は亀の甲羅のようにひび割れた。伝染病まで流行(はや)り、おびただしい人が飢えて、病に侵されて死んだ。その年の5月、…


トルコ最大紙「ザマン」が政府管理下に
強権政治進めるエルドアン大統領 エルドアン・トルコ大統領の強権体質がまたも露(あら)わになった。同国最大手の日刊紙ザマンを、裁判所の決定を通じ5日、政府の管理下に置いたのだ。イスタンブール裁判所は7日、ザマン系大手通信…

外国人観光客誘致に必要なもの
韓国紙セゲイルボ 心をつかむ人との交流育め 「駅やバスターミナル近くにある飲食店はサービスも良くなくて味もまずい」とは10~20年前によく聞いた話だ。行きずりの客からは金だけ儲(もう)ければいいと考えていたのだ。 最…

憲法改正の賛否は選挙でなく国民投票で
通常国会では衆参の予算委員会審議で憲法改正について活発な質疑が交わされており、安倍晋三首相は参院予算委で首相在任中の改正実現を目指すと表明した。もとより憲法を改正するかどうかは国民投票で決めることであり、そのために国会…

カジノ建設業者への支払い拒んだトランプ氏 Trump stiffed casino builders as he spent $1 million per week on personal expenses
マーティー・ローゼンバーグ氏は、会議テーブルを挟んでドナルド・トランプ氏と向き合って座り、現在、共和党大統領選でトップに立つトランプ氏が契約を履行しなかったために、ローゼンバーグ氏の会社が約50万㌦を失うことになると語…

日本の祭りは多種多様で、その土地、その季節…
日本の祭りは多種多様で、その土地、その季節によって千変万化する。そこには不思議なエネルギーが渦巻いていて、人間と自然が一体化している。これに魅了されたのが水墨画家の傅益瑤女史だ。 母国中国にあった祭りは節句だけ。19…

スポーツ観戦の魅力づくりを
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 球春と呼ばれる2月から3月にかけての沖縄は、プロ野球、サッカー、そして女子ゴルフの選手を間近に見ることができる。 中でも、プロ野球キャンプは選手とファンの触れ合える機会が多く、練…


皇太子殿下御一家が「エヴェレスト」御鑑賞
皇太子殿下御一家は8日夜、東京・六本木の「TOHOシネマズ六本木ヒルズ」で、12日公開の映画「エヴェレスト 神々の山嶺」のネパール大地震復興支援チャリティー試写会に出席された。宮内庁によると、御一家がそろって一般の映画…

地震の揺れを吸収して建物の被害を抑える…
地震の揺れを吸収して建物の被害を抑える免震ゴムの普及が進んでいる。従来、集合住宅や病院、官庁の採用が主だったが、東日本大震災後、工場でも導入されるなど裾野が広がってきた。 日本免震構造協会のまとめでは、ゴムを中心とす…

米韓合同演習、北に付け入る隙与えるな
米韓両国は定例の合同軍事演習を韓国各地で開始した。北朝鮮による核実験と長距離弾道ミサイル発射、その後の国連安保理制裁決議に対する各種の威嚇などで、その軍事的脅威がいつになく増している中、演習は米軍約1万7000人、韓国…

危機的状況にある日本人のライフスタイル A way of life in peril
日本文化の大きなミステリーは、ほかの文化からの借用をしながら、いかに、それが独自性を保っていられるか、ということである。日本が(鎖国による)孤立からの脱却を余儀なくされた19世紀半ば以来、日本ほど大きな変化を経験した社…

外国人率25%の悩み
地球だより スイスで2月28日、右派政党「国民党」(SVP)が提出した犯罪を犯した外国人の追放の強制履行の是非を問う住民投票が実施され、反対が58・9%を占め、拒否された。 スイスでは2010年、犯罪を犯した外国人の…

温暖化対策、革新的技術の開発が不可欠だ
政府は温室効果ガス排出削減策に関する「地球温暖化対策計画」案を公表した。排出量を2030年までに13年比で26%削減する政府方針の達成に向けたもので、50年までに80%削減を目指す長期目標も示した。温暖化を抑制するには…

クリントン政権下でNSAは「脳死」状態だった Bill Clinton neglect left NSA ‘brain dead’ as al Qaeda plotted 9/11 attacks
アルカイダによる2001年9月11日のニューヨークと国防総省への攻撃計画が最終段階にあったとき、通信傍受を行う米国家安全保障局(NSA)はクリントン大統領によって壊滅状態にあった。 当時、NSAの局長だったヘイデン退…

再び、自画自賛の謗りを覚悟で書きたい。先月…
再び、自画自賛の謗りを覚悟で書きたい。先月23日付小欄は、小紙は韓国と北朝鮮情報などが際立ち、この分野の専門家らの継続的な注目を得ていると書き、その具体例に先月2日に詐欺容疑で逮捕された元朝鮮大学校准教授の対韓国工作活…


子供の悩み受け止める態勢つくる 北海道人格教育協議会
「いじめ」テーマにフォーラム いじめが陰湿化する傾向にあり、文部科学省は「いじめ」の定義の変更やスクール・カウンセラー配置の充実化などの、政策を打ち出している。そんな中、いじめ問題の解決法について民間の教育団体がこのほ…


日中・日韓関係、戦後70年とは何であったか
世日クラブ 政府は本格的な反論を 拓殖大学学事顧問 渡辺利夫氏 拓殖大学学事顧問(前総長)の渡辺利夫氏は、このほど、世界日報の読者でつくる「世日クラブ」(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)で「戦後70年とは…
