編集局
3人の候補が争う民進党の代表選挙(15日…
3人の候補が争う民進党の代表選挙(15日投開票)が大詰めを迎えている。中盤までの報道では先行する蓮舫代表代行が、前原誠司元外相、玉木雄一郎国対副委員長をリードし、決選投票なしに1回目の投票で新代表に選出される勢いが伝え…
倒木の犠牲者
地球だより かつて「東洋のパリ」と呼ばれたベトナムのサイゴン。1975年のベトナム戦争終結後はホーチミン市と名前は変わったが、仏統治時代の面影をなお色濃く残している。とりわけドンコイ通りは「ベトナムのシャンゼリゼ通り」…
両陛下が山形県入り
天皇、皇后両陛下は10日、第36回全国豊かな海づくり大会出席などのため、羽田空港発の特別機で山形県入りされた。天皇陛下が8月8日に「お気持ち」を表明されて以降、公的な地方訪問は初めて。 両陛下は11日に酒田市で開催さ…
中国は仲裁裁定を受け入れよ
東南アジア諸国連合(ASEAN)や日本、米国、中国など計18カ国の首脳が参加して地域の安全保障問題を話し合う東アジアサミット(EAS)が、ラオスの首都ビエンチャンで開かれた。 最大の意義は、南シナ海での中国の主張を否…
「山は暮れて野は黄昏の芒かな」(蕪村)…
「山は暮れて野は黄昏の芒かな」(蕪村)。秋の草といえば、ススキを思い出す。思い出すというのは、東京で生活するようになってからは、ススキを見掛けた記憶があまりないからである。 春夏秋冬を通じて、故郷ではもちろん、東京で…
北の核実験、実戦配備に向かわせるな
北朝鮮北東部の咸鏡北道吉州郡豊渓里付近で地震の規模を示すマグニチュードが約5と推定される人工地震波が観測され、同国国営の朝鮮中央テレビはその数時間後に核実験を「成功裏に行った」と発表した。北朝鮮による核実験は5回目で、…
北朝鮮、5回目の核実験
敵基地攻撃能力の検討も 元拓殖大教授・吉原恒雄氏の話 北朝鮮の声明を文字通り鵜呑みにすることはできないが、かなり核兵器化段階に進んだと見た方がいい。 北朝鮮の核・ミサイル技術は旧ソ連からのものが基本になっている。19…
9・11以来最大のテロの脅威にさらされる米国 Islamic State makes terrorism threat facing U.S. gravest since 9/11 attacks
米政府のテロ対策担当の高官は7日、米国と、欧州の同盟国が直面する脅威は、15年前の9・11同時多発テロ以後で「最も大きく、広範囲に及び、深い」と語り、世界的にテロの脅威が強まっていることを強調した。 国家テロ対策セン…
秋の味覚サンマの美味(おい)しい季節と…
秋の味覚サンマの美味(おい)しい季節となった。しかし先日、スーパーで1尾300円前後の高値が付いているのには驚いた。庶民の魚の顔が何かよそよそしく見えたのは気のせいか。 今年は例年にないサンマの不漁が続いている。「日…
韓米連合の「UFG」演習が持つ大きな意味
韓国紙セゲイルボ 北朝鮮の局地挑発と全面戦争の脅威に備えて、国家非常対応能力を向上させ、韓米連合防衛態勢を強化するために実施される「乙支フリーダムガーディアン(UFG)」演習が終了した。 米軍2万5000人、韓国軍5…
ポケモンGOで逮捕者
地球だより 世界中で人気のポケモンGO。実はロシアではいまだ公式に配信されていないが、外国のウェブサイトで購入してプレーすることは可能だ。筆者の友人たちの多くも、ポケモンGOを楽しんでいる。 公式配信が実現していない…
パラリンピック、心からの声援を送りたい
南米で初となる障害者スポーツの祭典、リオデジャネイロ・パラリンピックが開幕した。マラカナン競技場で行われた開会式では、「限界のない心」をテーマに障害者競技のさまざまなパフォーマンスが演じられ、先に閉幕した五輪の熱気を蘇…
「吹く風の涼しくもあるかおのづから山の蝉…
「吹く風の涼しくもあるかおのづから山の蝉鳴きて秋は来にけり」(源実朝『金槐和歌集』189番)。「おのづから」は「いつの間にか」だろう。風の様子や蝉の鳴き声によれば、いつしか秋がやって来たことが感じられる、という歌だ。蝉…
ロシア下院選18日に実施、クレムリン「公正な選挙」演出に力点
ロシア下院選(任期5年、小選挙区比例代表併用、定数450)が18日に実施される。現在の下院は与野党4党で構成されるが、4党すべてがプーチン大統領を支持する「翼賛体制」。プーチン大統領が4選出馬するとみられる2018年3…
自転車専用道路
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 開化党が清に抗し自主独立、近代化のため1884年に起こした甲申政変が挫折し米国に亡命中、韓国人として初めて医師の免許を取得した徐載弼(ソジェピル)が帰国時に持ってきたのが自転車だっ…
変わらぬ米中サード対立の構図、間に挟まり被害受ける韓国
韓国紙セゲイルボ サード(THAAD=高高度防衛ミサイル)問題で葛藤を見せてきた韓中、韓露関係は一連の首脳会談で、ひとまず“我慢比べ”に入っている。 朴槿恵(パククネ)大統領と習近平中国国家主席は5日、G20(主要2…
中国のジブチ基地、プレゼンス拡大に警戒を
中国は、初の海外軍事基地をアフリカ東部のジブチに建設中である。旧フランス領であるジブチは紅海の入り口にある戦略的要衝で、人口約90万人の小さな国。世界貿易物流量の20%が通過するバブ・エル・マンデブ海峡に面する。基地が…
最後のアジア歴訪で軽視されるオバマ氏 Obama disrespected on final Asia trip
オバマ大統領の最後のアジア歴訪で、そのレームダック(死に体)ぶりが明らかになった。 オバマ氏は5日夜、ラオスに到着、同国を初めて訪問する米大統領となった。10回目のアジア訪問でかつてないほどの軋轢(あつれき)、対立に…
イエズス会の宣教師で、上智大学名誉教授…
イエズス会の宣教師で、上智大学名誉教授だったアンセルモ・マタイスさんが、心から惚れ込んでいた女性がいた。1999年1月に最終講義を行った時も、この人物について熱い思いを込めて語った。 インドで貧者救済に尽力したマザー…
眞子殿下、日本人移住80周年でパラグアイへ御出発
秋篠宮殿下御夫妻の長女眞子殿下(24)は6日、羽田空港発の民間機で南米パラグアイへ向け出発された。眞子さまの外国公式御訪問は、昨年12月の中米2カ国訪問以来2度目。16日に帰国される。 今年は日本人がパラグアイに移住…
拉致解決へ方策を
新閣僚に聞く 加藤勝信 働き方改革・拉致問題担当相 加藤勝信働き方改革・拉致問題担当相は6日、世界日報社を含む報道各社のインタビューに応じ、「働き方改革」の意義や北朝鮮による拉致問題などについて語った。 働き方改革に当…
日中首脳会談、中国は大国の責任果たせ
安倍晋三首相と中国の習近平国家主席との日中首脳会談が、昨年4月以来1年5カ月ぶりに中国・杭州で実現した。両首脳の会談は今回で3回目である。 日中摩擦の火種となっている東シナ海での中国の一方的なガス田開発や沖縄県・尖閣…
成長率1%の経済 The 1 percent economy
偉大なる米国の経済のエンジンにできることは、本当にせいぜいこれだけか。ヒラリーが先月、民主党全国大会での演説の中で高々とうたったように、今は本当に、「米国の(新たに始まる希望の)朝」なのであろうか。(この言葉はロナルド…