編集局
秋も深まり、昨日から読書週間。東京名物の…
秋も深まり、昨日から読書週間。東京名物の神田古本まつりも始まった。今年の読書界の最大の話題はと言えば、中公新書の呉座勇一著「応仁の乱」だろう。 発売は昨年の10月だが、じわじわと売れ続け、この秋にはとうとう40万部を…
健康長寿の元は社会貢献にあり
高齢社会を生きる 全日本プロバス協議会会長 中村實氏に聞く 人生100歳時代を迎え、健康長寿の維持が重要な課題になっている。それには日常的な健康管理とともに、趣味やボランティアなどで社会とのつながりを維持することが大切…
椰子の木の上で3年間
地球だより フィリピンの片田舎で、椰子(ヤシ)の木の上で生活している男を地元メディアが紹介していた。驚くべきことに男は一度も地上に下りることなく3年間も、椰子の木で生活を続けていたのだという。 母親によると男は47歳…
公文書で確認された動乱当時の韓国人の日本避難
韓国紙セゲイルボ 米極東軍司令部が1950年11月28日に作成した公文書には日本へ入国しようとしていた韓国人避難民881人の処遇問題が出てくる。 公文書によれば長崎県の針尾収容所(現大村入国管理センター)に韓国人避難…
皇太子殿下御夫妻、環境国際会議に
皇太子殿下御夫妻は26日午前、東京都千代田区のホテルで開かれた「地球環境行動会議(GEA)国際会議2017」の開会式に出席された。 環境問題の解決と持続可能な開発の実現を目的にした国際会議で、開会式には安倍晋三首相も…
日米韓共同訓練、対北安保は連携が重要だ
日米韓3カ国は、日韓の周辺海域で北朝鮮による各種弾道ミサイル発射を念頭にミサイル探知・追跡訓練を実施した。同様の訓練は昨年6月に初めて行われ、今回で5回目。訓練を通じて近年高まる北朝鮮のミサイル脅威に万全な迎撃・防衛体…
大学での授業を学生が評価する制度は今では…
大学での授業を学生が評価する制度は今では普通に行われているが、20年近く前、制度が始まった当初は、教員側には不満も多かったようだ。ある一流国立大学の老教授が「私の講義を学生に評価させるとは不遜極まりない」と大声を上げた…
広がる和太鼓の絆
地球だより ブラジルに住んでいると、各種イベントで日本の伝統芸能やお祭りなどに縁のある出し物に触れる機会が多い。中でも日系人やブラジル人に人気の高いのが和太鼓だ。 記者は多くの太鼓演奏をブラジルで見てきたが、最も強く…
UAE、サイバー空間で過激派組織監視
非公開のテロ対策センター 中東のアラブ首長国連邦(UAE)に設置されているテロ対策組織「サワブセンター」ではこの2年間、穏健派イスラム教徒らが過激派組織「イスラム国」(IS)との容赦のないサイバー情報戦を繰り広げている…
中国腐敗の根源は一党支配体制
遠藤誉氏が世日クラブで講演 一帯一路への協力は危険 中国問題に詳しい遠藤誉氏(東京福祉大学国際交流センター長)は25日、世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)で「習近平新体制と…
「クジラの争い」に巻き込まれるな
韓国紙セゲイルボ 対北朝鮮安保態勢を強力に いま韓半島周辺情勢に地殻変動が起きている。習近平中国国家主席と安倍晋三日本首相がほとんど同時に権力基盤を強化した。来月初め、ドナルド・トランプ米大統領の初のアジア歴訪が控えて…
両陛下、歌舞伎を御鑑賞
天皇、皇后両陛下は25日午後、東京都千代田区の国立劇場を訪れ、文化庁芸術祭主催公演の歌舞伎「霊験亀山鉾」を鑑賞された。 実際にあった敵討ちを題材にした作品で、両陛下は2幕目の第4場から大詰めまでを御鑑賞。片岡仁左衛門…
対北朝鮮政策、首相はさらなる圧力強化を
衆院選は「安倍1強」体制が維持される結果となった。自民党は定数465のうち、公明党と合わせた与党で3分の2を上回る313議席を獲得した。 数字が示す重要なことは、安倍政権がとりわけ強調した北朝鮮危機への対応に向け強固…
今年、日本オペレッタ協会は創立40周年を迎え…
今年、日本オペレッタ協会は創立40周年を迎え、東京の北とぴあ・つつじホールでカールマン作曲「チャールダーシュの女王」が今月21日と22日の両日、上演された。全3幕日本語上演である。 2014年にNPO法人となり第3回…
皇太子殿下御夫妻農業サミットに
皇太子殿下御夫妻は24日午後、高知市で開かれた第20回全国農業担い手サミットの開会式に出席された。 皇太子殿下は「皆さんが地域のリーダーとして、農業・農村の発展に日頃から意欲的に取り組まれていることを大変心強く感じま…
LGBT法制化、家族崩壊に拍車を掛ける
ほとんど話題にならなかったが、先の衆院選で見過ごせない動きがあった。多くの政党が、いわゆるLGBT(性的少数者)支援を公約に掲げたことだ。 これを受け、活動団体は「人権擁護」を掲げて差別禁止の法整備を求める動きを活発…
改憲先延しは政治の怠慢
衆院選大勝 安倍政権への提言 元拓殖大学教授 吉原恒雄 第4次安倍晋三内閣が来月1日に発足するが、最大の課題は憲法改訂である。景気回復、財政再建等も国政上重要課題だが、憲法改訂は安倍首相でなければ期待できないからだ。 …
辺野古移設は住民の負担軽減
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 名護市の宮城安秀市議がこのほど、宜野湾市内で講演し、地元メディアで報道されない辺野古区民の声を代弁した。辺野古は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の代替施設の移設先であるキャンプ・シュ…
国の存亡の危機に良心の呵責か Guilty conscience, mortal peril
第2次世界大戦後の長い年月、ドイツは欧州の安定と抑制にとって力ある存在であったが、今や、ドイツは、新たな「欧州の病人」かもしれない。 最近行われたドイツの選挙は、アンゲラ・メルケル率いる多数党、キリスト教民主同盟(C…
与党の大勝に終わった今回の衆院選。しかし…
与党の大勝に終わった今回の衆院選。しかし開票当日、カメラの前で花付けをする安倍晋三首相に笑顔はなかった。ほとんど間然するところがない翌日の会見でもそうだった。 時折笑顔を見せることはあっても、心の底から笑っているよう…
核搭載爆撃機の警戒態勢復活へ
米軍が冷戦終結後初 米空軍は、1991年の冷戦終結後初めて核搭載爆撃機の24時間警戒態勢を復活させる準備に取り掛かった。米軍事情報誌ディフェンス・ワンが22日、報じた。 同誌によると「命令が出されれば、(戦略爆撃機)…
天皇陛下、ミクロネシア大統領と御会見
天皇陛下は23日、来日中のミクロネシアのクリスチャン大統領と皇居・御所で会見された。 宮内庁によると、大統領は日本の今までの支援に謝意を示し、最近多くの若者が日本に留学し、日本語などの勉強をしていると発言。陛下は「両…
衆院選結果、敗北した反安保法制野党共闘
第48回衆議院選挙の全議席が確定した。定数10減の中で、与党の自民党は公示前と同じ284議席、公明党は5議席を減らす29議席だったが、合わせて衆院3分の2以上の313議席の絶対安定多数を占めた。 一方の野党は、民進党…