編集局 

「養育格差」改善のカギは家庭の安定
人格教育フォーラムで鍋田氏が講演 人格教育の実践を志す教師や教育関係者が集い、第28回人格教育フォーラム(主催・一般社団法人・平和政策研究所「圓一」編集委員会)が東京都千代田区の弘済会館でこのほど開かれた。今回の講演は…

子供発達の視点で虐待予防を
先日、児童保護・養育者支援に関するシンポジウムがあり、米英仏と韓国の児童虐待の実情と法制度について知る機会があった。 近年、韓国では衝撃的な児童虐待死亡事件が続いている。警察による通報件数は5年間で2倍。離婚率も急上…

別名神無月の10月がきょうで終わると、あすは…
別名神無月の10月がきょうで終わると、あすは霜月11月到来。二十四節気の立冬が7日、<木々の葉は落ち、平地にも初雪が舞い始めるころ>という小雪が22日と、暦の上では冬が近い。きのうは冬の訪れを告げる「木枯らし1号」も昨…


両陛下、海づくり大会に
宗像大社を参拝 福岡県を訪問中の天皇、皇后両陛下は29日午前、同県宗像市の複合施設「宗像ユリックス」で開かれた第37回全国豊かな海づくり大会の式典行事に出席された。 式典では、冒頭で九州北部豪雨の犠牲者に黙とうがささ…

福井中2自殺、生徒追い詰めた責任は重い
福井県池田町立池田中学校2年の男子生徒が今年3月、校舎3階の窓から飛び降りて自殺した。同町教育委員会が設置した調査委員会は報告書で、自殺の原因を課題提出の遅れなどで担任と副担任から立て続けに強い叱責を受け、精神的なスト…

一流製造業の神戸製鋼所や日産自動車、…
一流製造業の神戸製鋼所や日産自動車、SUBARUで、不正行為が次々と明るみに出てきた。神戸製鋼ではアルミ・銅・鉄粉製品などのデータ改竄(かいざん)が判明した。 自動車や鉄道などは国が定めた安全基準と比べて強度に余裕を…


両陛下、歩行支援装置を見学
北九州・安川電機みらい館 福岡県を訪問中の天皇、皇后両陛下は28日午後、産業用ロボット大手安川電機の展示施設「安川電機みらい館」(北九州市)を訪れ、脊髄損傷者向けの歩行支援装置「リウォーク」の実演などを視察された。 …

カタルーニャ、「独立宣言」で混乱招くな
スペインの北東部に位置するカタルーニャ自治州議会は、同州が「独立した共和国」だと明記した宣言を賛成多数で可決した。これに対し、スペインのラホイ首相は現行憲法下で初の自治権停止を発動し、州政府の独立を阻止するため強い姿勢…

帰国した数千人の「イスラム国」戦闘員が各国に危険をもたらす Thousands of Islamic State fighters returning home pose global risk
過激派組織「イスラム国」(IS)の支配地域が縮小する中、ISと共に戦うためにシリアとイラクの拠点に集まった数千人の外国人戦闘員が本国に戻ったことが、民間治安情報会社の広範な調査で明らかになった。調査では、外国人戦闘員を…

「目にて書く大いなる文字秋の空」(高浜虚子)…
「目にて書く大いなる文字秋の空」(高浜虚子)。27日から11月9日まで読書週間になっている。今年の標語は「本に恋する季節です!」。普段は読書をしなくても、この機会に本を手に取ってみたいものだ。少し長いものにチャレンジす…


両陛下、福岡・大分で豪雨被災者お見舞い
家族犠牲「本当に残念」 九州北部豪雨の被災地見舞いと第37回全国豊かな海づくり大会出席などのため福岡県入りした天皇、皇后両陛下は27日午後、豪雨で甚大な被害を受けた福岡県朝倉市と大分県日田市を訪れ、被災者らと懇談された…


「憎しみでなく希望を」 パレスチナ人医師が会見
娘3人失う悲しみを越え、中東で女子教育 イスラエル軍の攻撃で娘3人とめいを失いながらも、中東地域で女性教育の振興に努めるパレスチナ人医師イゼルディン・アブエライシュ氏(62)が来日し、27日に東京・内幸町の日本プレスセ…

習体制強化、国内外の安定を損なうな
中国共産党は最高指導部である政治局常務委員らを選出し、習近平総書記(国家主席)の2期目の指導部が発足した。 党規約に名前を記す 新たな党規約には「習近平の新時代の中国の特色ある社会主義思想」が盛り込まれた。これまで党…

メキシコの麻薬カルテルがドローン爆弾 Terror from skies as Mexican cartel attaches bomb to drone
メキシコ警察は先週、手製爆弾(IED)と遠隔起爆装置を搭載した自爆ドローンを運んでいた男4人を発見した。アナリストらは、麻薬カルテルがドローン兵器化の方法を把握していることが明らかになったとみている。 これは憂慮すべ…

秋も深まり、昨日から読書週間。東京名物の…
秋も深まり、昨日から読書週間。東京名物の神田古本まつりも始まった。今年の読書界の最大の話題はと言えば、中公新書の呉座勇一著「応仁の乱」だろう。 発売は昨年の10月だが、じわじわと売れ続け、この秋にはとうとう40万部を…


健康長寿の元は社会貢献にあり
高齢社会を生きる 全日本プロバス協議会会長 中村實氏に聞く 人生100歳時代を迎え、健康長寿の維持が重要な課題になっている。それには日常的な健康管理とともに、趣味やボランティアなどで社会とのつながりを維持することが大切…

椰子の木の上で3年間
地球だより フィリピンの片田舎で、椰子(ヤシ)の木の上で生活している男を地元メディアが紹介していた。驚くべきことに男は一度も地上に下りることなく3年間も、椰子の木で生活を続けていたのだという。 母親によると男は47歳…

公文書で確認された動乱当時の韓国人の日本避難
韓国紙セゲイルボ 米極東軍司令部が1950年11月28日に作成した公文書には日本へ入国しようとしていた韓国人避難民881人の処遇問題が出てくる。 公文書によれば長崎県の針尾収容所(現大村入国管理センター)に韓国人避難…


皇太子殿下御夫妻、環境国際会議に
皇太子殿下御夫妻は26日午前、東京都千代田区のホテルで開かれた「地球環境行動会議(GEA)国際会議2017」の開会式に出席された。 環境問題の解決と持続可能な開発の実現を目的にした国際会議で、開会式には安倍晋三首相も…

日米韓共同訓練、対北安保は連携が重要だ
日米韓3カ国は、日韓の周辺海域で北朝鮮による各種弾道ミサイル発射を念頭にミサイル探知・追跡訓練を実施した。同様の訓練は昨年6月に初めて行われ、今回で5回目。訓練を通じて近年高まる北朝鮮のミサイル脅威に万全な迎撃・防衛体…

大学での授業を学生が評価する制度は今では…
大学での授業を学生が評価する制度は今では普通に行われているが、20年近く前、制度が始まった当初は、教員側には不満も多かったようだ。ある一流国立大学の老教授が「私の講義を学生に評価させるとは不遜極まりない」と大声を上げた…

広がる和太鼓の絆
地球だより ブラジルに住んでいると、各種イベントで日本の伝統芸能やお祭りなどに縁のある出し物に触れる機会が多い。中でも日系人やブラジル人に人気の高いのが和太鼓だ。 記者は多くの太鼓演奏をブラジルで見てきたが、最も強く…

UAE、サイバー空間で過激派組織監視
非公開のテロ対策センター 中東のアラブ首長国連邦(UAE)に設置されているテロ対策組織「サワブセンター」ではこの2年間、穏健派イスラム教徒らが過激派組織「イスラム国」(IS)との容赦のないサイバー情報戦を繰り広げている…
