編集局 

トランプ外交とアジア安全保障、中国主導で南北統一の恐れ
インタビューfocus トランプ外交とアジア安全保障拓殖大学海外事情研究所所長・川上高司氏に聞く(上) トランプ米政権の対外政策はアジア太平洋地域の秩序をどう変えようとしているのか。日本は「トランプ時代」をどう生き抜く…

AI(人工知能)が時の言葉となって、それ…
AI(人工知能)が時の言葉となって、それ相当の時間が経(た)った。現在、AIが広く利用されている分野の一つに囲碁や将棋の世界がある。この間、名だたる棋士らはAIに負けたが屈せず、特に若手は研究熱心だ。 前人未到の29…

日米韓首脳会談、対北包囲網構築へ連携強化を
安倍晋三首相、トランプ米大統領、韓国の文在寅大統領による初の3カ国首脳会談が訪問先のドイツ・ハンブルクで行われ、脅威を高める北朝鮮への圧力強化の必要性を再確認した。 大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射に成功した北朝…

「山裾を白雲わたる青田かな」(高浜虚子)…
「山裾を白雲わたる青田かな」(高浜虚子)。郊外へ向かう電車から窓の外を眺めていると、都会の無機質な風景の中に木々の姿や季節の花が咲いているのを見掛ける。春は桜、そして今ごろは家と家との間の所々にある青田である。青田はふ…


天皇陛下、化学工場を御視察
天皇陛下は7日午前、企業視察の一環として、川崎市川崎区にある化学メーカー「日本ゼオン」の研究所と川崎工場を視察された。 陛下は研究所「総合開発センター」で、テレビなどに使う光学フィルムの製造試験設備を御見学。フィルム…

東京にもヒアリ、情報共有し水際対策徹底を
強い毒を持つ南米原産のアリ「ヒアリ」が、神戸港はじめ名古屋港、大阪港そして東京・大井埠頭にあるコンテナ内で見つかった。 今後ヒアリが確認されれば、すぐ防除できるよう、監視を強化することが肝要だ。 気候変動で外来種増 …

G20各国、パリ協定離脱批判も化石燃料を支援 Critics of Trump on Paris accord also big investors in fossil fuels
有力環境保護グループは5日公表した調査報告で、トランプ大統領の「パリ協定」離脱決定を強く批判している国々は、エネルギー政策をめぐる最大の偽善者でもあると主張した。報告は、排出削減を訴える多くの国で、予算の使い方と主張と…

日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)…
日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)が大枠で合意した。世界の貿易額の約4割を占める巨大な自由貿易圏が誕生することになる。米国の環太平洋連携協定(TPP)離脱で、萎み出した自由貿易推進の機運をもう一度呼び戻そう…

「フェイク求人」に注意
地球だより フィリピン人は基本的に海外志向が強い。国内の仕事が低賃金ということもあり、できることなら海外で働きたいと誰もが思っている。そんな海外志向を悪用した詐欺も横行しているようだ。 このほどマニラ首都圏で、日本へ…


七夕を世界的な行事に
短冊に願い事を書き、星に願いを懸ける七夕。日本各地の七夕まつりは、新暦7月7日~月遅れ8月9日のどこかで行われている。その七夕を「クリスマスやバレンタインと並ぶ世界的な行事にする」との思いで、全国の七夕行事の支援活動を…

“情の民族”韓国人に広がるスマホ中毒
韓国紙セゲイルボ 最近、地下鉄に乗れば韓国人は間違いなくスマートフォンを見ている。数年前まで、スマホは若者の専有物だったが、いまや老若男女関係なくスマホを持つ。地下鉄で時々読書する人を見つけると嬉(うれ)しいものの、あ…

九州北部豪雨、土砂災害への厳重な警戒を
きょうも夕方にかけて断続的に激しい雨が降る見通しだ。引き続き土砂災害や河川増水などに厳重な警戒が求められる。 線状降水帯形成が原因 今回の豪雨の原因は、対馬海峡から中国地方西部に延びる梅雨前線に向かい、南から湿った…

沖縄の西表島へ行った。急な予定だったが…
沖縄の西表島へ行った。急な予定だったが、なかなか訪れる機会もないだろうと思って、予備知識も何もないまま羽田を出発した。那覇で乗り換えて石垣島へ。そこから小型の高速船で50分で西表島に到着した。沖縄本島の南西470㌔、台…

ウーバー運転手の不安
地球だより 取材などで移動するときは、たいてい車か地下鉄を利用している。しかし、先日、タクシーも地下鉄も走っていない場所に行ったので、米国に来て初めてスマートフォンを利用した配車サービス「ウーバー」を使ってみた。 入…

危機の安哲秀
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 「権力は戦い取るものだ」。この言葉は現実感がある。虎穴に入って大統領の座(虎)を掴んだYS(金泳三元大統領)が語った言葉なので、いっそう実感がこもっている。選挙は殺伐な戦争だ。戦争…


カタールで米映画が上映禁止に
イスラエル人女優が主演 世界で公開され話題を呼んでいる米映画「ワンダー・ウーマン」の上映がカタールで禁止された。禁止はレバノン、チュニジアに続く3カ国目で、主演のイスラエル人女優ガル・ガドット(32)が兵役経験があるこ…

とトランプ氏1-150x150.jpg)
60年間防衛の強固な砦・韓米同盟
韓国紙セゲイルボ 首脳会談で枠組み変化を予告 文在寅(ムンジェイン)大統領が米国訪問日程を終えて1日帰国した。これまでの首脳外交空白を成功裏に埋めたという評価を受ける。最大の成果は首脳会談で韓米同盟の重要性を確認したと…


中南米で影響力強める中国、パナマが台湾と断交
世界第2位の経済大国となった中国。近年は台湾と国交のある国々への切り崩しを図っており、最近では中米の要衝パナマが台湾との断交を発表した。政府系ファンドによる援助など、経済力と政治力を生かした中国の存在感は中南米でますま…

日銀短観、依然強い先行きへの警戒感
日銀が発表した6月の全国企業短期経済観測調査(短観)では、海外経済の回復などを要因に大企業、中小企業とも製造業、非製造業を問わず景況感の改善が進んだ。 ただ先行きについては、トランプ米大統領の政策運営などの不透明感が…

人、モノ、お金、情報が、国境を越えて行き…
人、モノ、お金、情報が、国境を越えて行き交うようになったグローバル化の時代。賛否両論、議論がなされているが、それが引き起こした社会変動は家庭の中にも及んでいる。 公開中のドイツ=オーストリア映画「ありがとう、トニ・エ…

IS掃討で効果挙げる米新戦略
米トランプ政権による新たな過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦が効果を挙げている。米国が支援するシリア民主軍(SDF)は5月、シリア北部のISの重要拠点タブカを制圧、ISの「首都」ラッカ攻略を進めている。 オバマ…

北ミサイル、脅しでは未来を描けない
北朝鮮が北西部・亀城市の方峴付近から日本海に向け弾道ミサイル1発を発射し、北朝鮮メディアは「特別重大報道」で大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射に「成功した」と発表した。実際にICBMかどうかは不明だが、いずれにせよ許…

北朝鮮からの人を馬鹿にした頼みごと Mocking demands from Pyongyang
越えてはならない一線を越えてしまっている、と教えてくれる社会的約束事を理解するようになることは、貴重な特技である。ところが、独裁者の中には、絶対にそういうことを学ばない者がいる。誰彼構わず無差別に相手を怒らせる人間とし…
