編集局 
福島第1原発事故による自主避難者への避難先…
福島第1原発事故による自主避難者への避難先での住宅無償提供が打ち切られたことをめぐって、今村雅弘復興相が、自主避難者の帰還を「自己責任」としたことが批判を浴びている。今村復興相は「私の意図とは誤った伝わり方をしたことを…

2ヵ月の漂流生活
地球だより このほど嵐に巻き込まれ行方不明になっていた漁師が、フィリピンからはるか離れたパプアニューギニアで救助され約3カ月ぶりに帰国を果たした。 約2カ月にわたる漂流生活を生き延びたのは、昨年12月にフィリピン南部…


蜜源抱え田舎より蜜採れる
12年目の銀座ミツバチプロジェクト NPO銀座ミツバチプロジェクト理事長 田中淳夫氏に聞く 平成18年3月28日(ミツバチの日)、東京・銀座のビル屋上で養蜂を行うプロジェクトが始まった。都市と自然環境との共生を目指した…

日本人と大違いの時間感覚
地球だより 3月中旬、エジプト人グループと一緒に上エジプトを旅行する機会を得た。料金の安さが一番の魅力だったが、エジプト人の素顔に直接触れる好機でもあった。 旅の中で、最も魅了されたのは、彼らの底抜けの陽気さだ。お酒…

西欧ではアジア女性は“乳母”か“家政婦”か
韓国紙セゲイルボ ロバート・ケリー釜山大教授が英国BBC放送と行ったインタビューが全世界的に大きな話題になった。彼は大統領弾劾以後、南北関係の変化について話している最中、突然子供たちが撮影中の書斎に乱入して“放送事故”…

駐韓大使帰任、日韓関係を重視した決断だ
いわゆる従軍慰安婦問題をめぐる日韓合意の履行に反し、韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦像が設置されたことへの対抗措置として一時帰国していた長嶺安政駐韓大使と森本康敬釜山総領事について、政府は約3カ月ぶりに韓国に帰任させ…

桜の季節。あちこちで咲いたり散ったりして…
桜の季節。あちこちで咲いたり散ったりしている。これが毎年繰り返される。「桜は美しい」という人は多いが、「桜にはもう飽きた」という人はあまりいない。美しいのはその通りだが、「美しい=素晴らしい」でいいのか、その美しさはど…


イラク・シリアで追い詰められるIS、壊滅は時間の問題か
過激派組織「イスラム国」(IS)が追い詰められている。イラクでは、ナンバー2の「戦争相」が空爆により死亡した。米国はシリア政策を転換、アサド・シリア大統領退陣よりもIS壊滅を優先する姿勢に転じた。イラクでの最後の牙城モ…

本当に尊敬される人
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 かつて青瓦台(大統領官邸)で派遣勤務した経済官庁出身者に聞いた話だ。彼は当時の大統領秘書室長と非常に近い関係だったので、人事上の“配慮”をお願いしたいと依頼されることがしばしばあっ…


なぜ続く、不当な“サード報復”
韓国紙セゲイルボ 韓中対立の根に漢族覇権主義 乾隆帝期の清は中国大陸を占めた歴代王朝で最も強盛だった。よく丙子胡乱(へいしこらん)(1636年)を挙げて清を侵略的な国家と考えるが実状はそうではなかった。乱以後270年近…


皇居でスペイン国王夫妻の歓迎行事
国賓として来日したスペインのフェリペ6世国王夫妻の歓迎行事が5日午前、皇居・宮殿東庭で行われ、天皇、皇后両陛下と皇太子殿下御夫妻が出席された。 歓迎行事では両国の国歌が演奏され、国王が儀仗(ぎじょう)隊による栄誉礼を…


スペイン国王夫妻迎え晩餐会
国賓として来日したスペインのフェリペ6世国王夫妻を歓迎する天皇、皇后両陛下主催の宮中晩さん会が5日夜、皇居・宮殿で開かれた。 皇太子殿下御夫妻ら皇族方のほか、安倍晋三首相夫妻や閣僚ら計170人が出席。皇太子時代の国王…

米中首脳会談、北への圧力強化で協調せよ
トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が6、7日に初の首脳会談を行う。 トランプ大統領は習主席に、国連安保理決議に基づく対北朝鮮経済制裁の徹底した履行を強く求めるべきだ。 弾道ミサイルを発射 北朝鮮が東部の新浦か…

福島県郡山市の北東の外れに西田町がある。…
福島県郡山市の北東の外れに西田町がある。田村郡三春町と境を接した草深い田舎で、江戸時代には三春藩に属していた。郡山方面から国道288号を東に進み、さらに田舎道に入った奥に雪村庵がある。 アズキ色をしたトタン屋根の小さ…

3月日銀短観、先行き悪化への懸念は強い
日銀が発表した3月の全国企業短期経済観測調査(短観)では、景況感が輸出企業を中心に2四半期連続で改善した。海外経済の回復や円安の進行が追い風となったためである。 しかし、企業は先行きの悪化を見込む。内需も相変わらず力…

気候変動のばくち打ちにとっての悪いニュース Bad news for climate change boondogglers
あすの天気を予報するのは運任せのことが多い。今から100年後の1日の天気を予報するのは明らかにカネを捨てることになる。遠い将来の何世紀間もの天候パターンを調整しようという計画にカネをつぎ込むことは、さながら食わせ物の鉱…

政府は「教育勅語」について「憲法や教育基本法…
政府は「教育勅語」について「憲法や教育基本法に反しない形」で教材として用いることを認めたが、朝日新聞は早速、4月2日付社説で「この決定に強い疑念を抱く」と、持論を展開している。 「過去の遺物が教材か」と題した同社説で…

ウィーンのタンポポ
地球だより 家人がベランダにタンポポを見つけた。敷石の隙間に入って定住している。家人いわく「もうすぐ花が咲くわ」。タンポポはキク科で、多年生、ユーラシア大陸に主に分布している。「タンポポは生命力が強く、アスファルトの裂…


ルペン氏の対抗馬は誰に、混戦模様続く仏次期大統領選
社会党に亀裂 4割が支持未定、無党派層が左右 4月23日の大統領選第1回投票日まであと3週間足らず。フランスでは、いまだ見通しが困難な混戦状況が続いている。第1回投票では右派・国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン候補と独…

文科省天下り、「身内意識優先」の体質改善を
文部科学省の組織的な天下りあっせん問題で、調査結果の最終報告が公表され、新たに判明した35件を加えて計62件の国家公務員法違反が確認された。 OBを含む幹部ら37人が停職や減給などの処分を受け、1月の処分対象者も合わ…

リビングウィルと終活
経済産業省ヘルスケア産業課課長の江崎禎英さんの講演を聞く機会があった。テーマは「生涯現役社会の構築に向けて」。その中で、会場に驚きの声が漏れたのは、人生の最期の3日間に、生涯医療費の30%が投入されているとの数字が出た…

気流子だけがそう思い込んでいたのだろうか…
気流子だけがそう思い込んでいたのだろうか、意外なデータであった。自動車乗車中の交通事故の致死率が、どの座席で最も高いのかを警察庁の調査を基に読売新聞(3月29日付夕刊)が報じている。 致死率は昨年、後部座席が0・36…

金正男氏殺害、北の国家犯罪を闇に葬るな
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄で、マレーシアで殺害された金正男氏の遺体が北朝鮮に引き渡された。その引き換えに北朝鮮で「人質」となっていたマレーシア人が帰国し、捜査対象だった在マレーシア北朝鮮大使館員らも本国に戻…
