交流の歴史「思いはせたい」
皇太子殿下、マレーシア御訪問を前に会見
13日からのマレーシア公式訪問を前に、皇太子殿下は11日、お住まいの東宮御所で記者会見し、「今回の訪問を通じて、わが国とマレーシアの間に培われてきた長い交流の歴史に思いをはせたい」と抱負を述べられた。
会見では、少年時代に収集した海外の切手の中に同国の前身「マラヤ連邦」の切手があり、興味を覚えた思い出を御紹介。「日マレーシア関係の絆がさらに強固なものになるよう、そして両国国民間の交流、中でも若い世代間の交流が一層進むよう、少しでもお手伝いができれば」と述べられた。
療養中の雅子殿下は、現地での行事内容や訪問期間、前後の国内日程などを考慮して同行を見送ったと説明。「私はもとより、雅子も大変残念に思っております」と語られた。