編集局 rss

トランプ米政権、軍事圧力を外交に転化できず

北朝鮮 制裁の現実(2) 国連北朝鮮制裁委員会元専門家パネル委員 古川勝久氏に聞く 中国が北朝鮮に対し石油禁輸に踏み切る可能性は。  米国は既に中国政府とそういう話をしていることは間違いなく、石油供給量を削減する方向で進…

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米中安保会合、対話優先では北は変わらない

 米中の閣僚級による新たな協議の枠組みである「外交・安全保障対話」の初会合がワシントンで開催された。  中国に圧力強化求めた米  核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮をめぐって、会合に出席したティラーソン米国務長官は「中国…

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家事労働がアートになる日

 かつて家事代行サービスは富裕層が利用するものだったが、最近は一般世帯にも利用が広がりつつある。  これほど家電が進化しても、家事を軽減したいという主婦ニーズはなくならない。先日も、AI(人工知能)を搭載した全自動衣類折…

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沖縄が梅雨明けしたが、列島はまだ曇りがちの…

 沖縄が梅雨明けしたが、列島はまだ曇りがちの晴れや曇り時々雨の梅雨の日々が続く。白やピンク、青や紫のアジサイの花がわが時を得たりとばかりに、薄曇りのぼんやりした景色の中で色合いをひときわ鮮やかに輝かせる季節である。  今…

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ポストIS狙うシーア派

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー イランとロシアが勢力拡大  米国はシリアの戦闘爆撃機を撃墜し、イランはシリア東部にミサイルを撃ち、ロシアはユーフラテス川の西を飛行する有志連合の航空機を攻撃すると威嚇した。何が…

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北朝鮮 制裁の現実 中国の圧力 本物でない

北朝鮮 制裁の現実(1) 国連北朝鮮制裁委員会元専門家パネル委員 古川勝久氏に聞く  国連安全保障理事会が7回目となる北朝鮮制裁決議を採択したが、制裁は本当に機能しているのか。制裁決議の実効性を高めるには何が必要なのか。…

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薬物乱用、防止教育に勝る対策なし

 きょう6月26日は国連決議による「国際麻薬乱用撲滅デー」。薬物乱用で今、最も懸念されるのは、危険性が高くないとの情報が流布する大麻(マリフアナ)だ。青少年がインターネットの情報などに惑わされて“魔の手”に落ちないように…

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博物学者、生物学者、民俗学者として知られた…

 博物学者、生物学者、民俗学者として知られた南方熊楠(1867~1941年)の生誕から今年で150年となる。1867年は大政奉還のあった年だ。その後、明治日本に西欧の自然科学が怒濤(どとう)のごとく流入する中、日本人とし…

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両陛下、学習院でコンサート御鑑賞

 天皇、皇后両陛下は24日、東京都豊島区の学習院創立百周年記念会館で行われた「笹沼樹チェロコンサート」を鑑賞された。  生涯学習講座「学習院さくらアカデミー」の4月開校を記念した特別公演で、笹沼さんのチェロと入江一雄さん…

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訪朝米学生死亡、北の人権蹂躙に終止符を

 旅行先の北朝鮮で1年以上にわたり拘束されていた米国人大学生オットー・ワームビア氏が昏睡(こんすい)状態のまま解放され、帰国後に死亡した。  トランプ米大統領はこの北朝鮮の非道を強く非難し、圧力を強化する構えだが、拉致問…

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民主党、ハッキング対応の支援申し出を拒否-前国土安保長官 Jeh Johnson ‘not pleased’ DNC turned away Homeland Security assistance after hacking

 オバマ政権当時の国土安全保障長官が21日、昨年11月の選挙へのロシアによる介入を調査する下院委員会で証言し、民主党全国委員会(DNC)の職員に、国土安保省の支援の提案が、ハッキングされていることを知っていたにもかかわら…

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「見えてゐる海まで散歩風薫る」(稲畑汀子)…

 「見えてゐる海まで散歩風薫る」(稲畑汀子)。蒸し暑い日には、窓を開けて爽やかな風を迎えたくなる季節である。どこからか風とともに草木の匂いが運ばれてくる。  自然の少ない都会に住んでいるとはいえ、緑地や公園があるせいか、…

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沖縄「慰霊」の日 、平和への誓い新たに

全戦没者追悼式を開催  沖縄戦の犠牲者らを悼む沖縄全戦没者追悼式(主催・沖縄県など)が「慰霊の日」の23日、糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で開催された。県内外の遺族ら約4900人が参列。正午の時報に合わせて参列者が…

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豊洲移転、混乱を招く2市場の併存

 東京都の小池百合子知事は、築地市場から豊洲市場への移転問題で、市場を豊洲に移転し、築地市場は再開発して食のテーマパークとし市場機能も持たせる併存案を発表した。長い時間を掛けてようやく出た方針だが、2市場併存は非効率、非…

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政府の関与なしでもパリ協定の目標達成は可能 Paris climate goals attainable without U.S. government involvement

 トランプ大統領はパリ協定からの離脱を表明したが、環境保護論者らやオバマ前大統領は、離脱は大したことではなく、いずれにしても米国は、すでに低排出へと向かっていると主張した。  離脱発表による混乱が収まる中、アナリストらは…

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「『愛してる』と言って、そのまま旅立ち…

 「『愛してる』と言って、そのまま旅立ちました」。歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(39)の妻でキャスターの小林麻央さん(34)が息を引き取る瞬間の様子を、海老蔵さんが記者会見で明かした。涙で目をぐしょぐしょにしながら。  乳…

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ご飯食べ放題禁止法?

地球だより  フィリピンは日本と同じく米食の国だ。三度の食事にご飯は欠かせず、庶民は少ないおかずに大量のご飯でお腹を満たす。  そんな庶民に人気なのがバイキングなどの食べ放題や、ご飯食べ放題のレストランだ。飲み物は甘いコ…

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文正仁氏の“韓米軍事訓練縮小”発言の波紋

 文正仁(ムンジョンイン)大統領統一外交安保特別補佐官が「韓米同盟がサード(高高度防衛ミサイル)のために壊れるならば、同盟でもない。北朝鮮が核・ミサイル活動を中断すれば、米国と韓米軍事訓練を縮小することもできる」と発言し…

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東京都議選告示、五輪成功に向け堅実な選択を

 東京都議会議員選挙がきょう告示される。2020年の東京五輪・パラリンピック大会を担う重要な任期を懸けた選挙だ。また、二元代表制の地方自治体で首長の小池百合子知事が都民ファーストの会を結成して自ら党首に就任して挑むことか…

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「梅雨の崖富者は高きに住めりけり」(西島麦南…

 「梅雨の崖富者は高きに住めりけり」(西島麦南(ばくなん)、1895~1981)。崖に梅雨の雨が降っている。崖を見上げれば、その上の方には経済的に豊かそうな人が住んでいる。この流れからすれば「崖の下には富者でない人が住ん…

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ひったくり事件に思う

地球だより  先日、サンパウロ市内を歩いていると、すぐ後ろから「泥棒だ、助けてくれ」という大声が聞こえてきた。驚いて振り返ると、ほんの数㍍先で30代の白人男性が大声を出しており、その先に走り去る若い男の姿があった。  白…

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大統領夫人の内助

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  男子ゴルフ世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン。かつて何度も優勝目前で失速し“ノミの心臓”と呼ばれた。彼が変わったのは2012年、婚約者のポーリナ・グレツキーに出会ってからだ…

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平昌冬季五輪の準備に万全を

韓国紙セゲイルボ 88ソウルが文化発展の契機に  2018年平昌冬季オリンピック(2月9~25日)が半年後に迫った。しかし、現在のような成り行きでは差し迫ってから右往左往するかもしれない。平昌五輪の成功的開催はもちろん、…

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