編集局 rss

「小さき蠅我へ移りぬ瓜の花」(岩木躑躅)…

 「小さき蠅我へ移りぬ瓜の花」(岩木躑躅)。東京は梅雨入りしたが、それほど雨が降っていない。とはいえ、じめじめした印象は日増しに強くなっている。  ハエや蚊が多くなるのもこの季節。先日、就寝時に耳元で蚊の飛ぶ音がぶんぶん…

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観光省CMに盗作疑惑

地球だより  このほどフィリピン観光省が、新しいキャンペーンスローガンとコマーシャル映像を発表したが、早速、盗作疑惑が浮上し物議を醸している。最近フィリピンを訪れる観光客といえば、数が多い韓国人や中国人が注目されがちだが…

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いじめ・自殺僕滅運動、地域を巻き込み国民運動に

「再チャレンジ東京」理事長 平林朋紀氏に聞く  いじめが原因とみられる児童・生徒の自殺が後を絶たない。一方で、教育委員会や学校の隠蔽(いんぺい)体質も浮き彫りとなり、問題の改善にはほど遠い状況だ。いじめ・自殺撲滅には何が…

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皇太子殿下、デンマークへ御出発

外交樹立150周年の親善で  皇太子殿下は15日午前、デンマーク公式訪問のため、東京・羽田発の政府専用機で同国の首都コペンハーゲンに向け出発された。今年は日本と同国の外交関係樹立150周年に当たり、日本側名誉総裁として記…

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連日の国政壟断裁判と関係者らを襲う疲労感

韓国紙セゲイルボ  朴槿恵(パククネ)前大統領と崔順実(チェスンシル)氏をはじめとする国政壟断(ろうだん)事件被告人の公判が連日開かれている。記者の一日は国政壟断で始まり、国政壟断で終わる。  朴前大統領と崔氏、李在鎔(…

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テロ等準備罪、情報戦への対応が主眼だ

 「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法がようやく成立した。  難航した背景には、一部の野党、マスメディアによって流言飛語が飛び交ったことがある。それだけでなく、法改正の必要性についての政府説明の分かりにくさや自信…

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名作映画「砂の器」(1974年公開)撮影中の…

 名作映画「砂の器」(1974年公開)撮影中のエピソードを話題にしたエッセーを最近読んだ。病人を乗せた台車が進む場面。効果音のスタッフは、砂利道を進む場面と橋を渡る場面それぞれを、2晩徹夜して録音した。  録音を野村芳太…

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100年ぶりの嵐 街を歩く市民

地球だより  モスクワでこの時期の天敵は、泥水から発生してくる蚊とポプラ(トーポリ)の綿毛。両方にアレルギー体質を持つようになった筆者にとっては、この時期エアコンを使わなくても快適な季節でありながら、天敵の窓からの飛来を…

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成功法則から外れたサード論議

韓国紙セゲイルボ 慎重さ欠く大統領府の対応  文在寅(ムンジェイン)政府が成功するためには外交安保の軸が堅固でなければならない。金大中(キムデジュン)政府は太陽政策を実施する前に米国と日本を説得することに多くの精魂を傾け…

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両陛下、寬仁殿下の墓参される

 天皇、皇后両陛下は14日午前、東京都文京区の豊島岡墓地を訪れ、2012年6月に薨去(こうきょ)された三笠宮家の寬仁(ともひと)殿下の墓にお参りされた。両陛下は今月6日に行われた五年式年祭には慣例で参列されていなかった。…

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龍馬を使う知恵

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  文在寅政府が発足して1カ月が過ぎ、青瓦台(大統領官邸)前の眺めが一変した。青瓦台前の噴水広場に連日、一人デモを行う人々が押し寄せている。帽子とサングラス姿の人々は炎天下の中でも無言…

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仏との関係強化狙うロシア

 ロシアのプーチン大統領は5月29日、フランスのパリを訪問し、マクロン大統領との初会談を行った。ロシアと一定の距離を置きつつも、ロシアとのパイプを強化することで外交の幅を広げたいマクロン大統領の意向を利用し、対露経済制裁…

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PKO法25年、参加5原則は見直すべきだ

 国連平和維持活動(PKO)協力法が成立してからきょうで25年を迎えた。PKO法に基づいて日本が参加した国際平和協力業務は計27件、派遣された自衛隊員は延べ約1万2000人に達した。  日本の貢献は国際社会から高い評価を…

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「他の人より私は初恋に対する価値を高く…

 「他の人より私は初恋に対する価値を高く評価しているのかもしれません。恋に陥ることは何度かあるかもしれませんが、初恋は一回だけ。その純粋さは比べ物になりません。純粋さの極致が初恋です」。  あさってから公開される映画「心…

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パナマ、中国と国交

台湾と断交 運河利用で密接  中米パナマ政府は12日夜(日本時間13日午前)、中国政府との共同声明を発表、中国との国交を樹立すると同時に、台湾と断交し、「一つの中国」原則を認めることを明らかにした。パナマ政府の発表を受け…

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パートナー制度、結婚制度の崩壊につながる

 札幌市が6月から、同性愛者など、いわゆる「性的少数者」のカップルの関係を公認する「パートナーシップ制度」を導入している。  もともとは4月に導入する予定だったが、市民から「同性婚」と同じではないかなどと批判の声が高まり…

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石垣島と台湾、パインの絆

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  石垣市パインアップル産地協議会(会長・石垣克治石垣市農政経済課長)は6月1日を「石垣島パインアップルの日」と定めている。  「日本統治時代から多くの台湾人が移民として石垣島に移り住…

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殺人のための特別なチャンス A special time for murder

 神聖な行事には宗教的儀式が伴う。そして、信者らは正しい行いを守ろうとする。しかし、彼らがすることは彼らが何を信じるかによって異なる。ラマダンを祝っているイスラム過激派のテロリストらは、1カ月間の祈り、慈善的行為、日中の…

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特定の刑事裁判に有権者が参加する裁判員制度…

 特定の刑事裁判に有権者が参加する裁判員制度が、2009年に施行されてから8年が過ぎた。鳴り物入りで始まった制度だが、ここにきて裁判員候補者の欠席率の高さが目立っている。  最高裁によると、選任手続きに呼び出された候補者…

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聞きたくない現実

地球だより  フランス人が最も聞きたくないのは「フランスは二流国だ」という言葉だ。どんな国にもプライドはあるが、フランス人は米英のアングロサクソンに対抗する先進国として、核武装し、国連安保理の常任理事国で、国際的発言権を…

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欧州で初めて、イスラム教指導者があす「反テロ宣言」

 欧州でイスラム過激派テロ事件が多発している。そのたびにイスラム教への批判、嫌悪(イスラム・フォビア)の声が高まる。アルプスの小国オーストリアのイスラム教指導者(イマーム)は14日、「イスラム過激主義は本来のイスラム教で…

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両陛下、日本学士院授賞式に

 天皇、皇后両陛下は12日午前、東京・上野の日本学士院会館で開かれた日本学士院賞の第107回授賞式に出席された。天皇陛下の退位を実現する特例法成立後、陛下の皇居外での御公務は初めて。  学士院賞は学術上、特に優れた研究業…

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大坂容疑者逮捕、今も続く「沖縄闘争」に警戒を

 1971年に警察官が殺害された渋谷暴動事件の容疑者が46年ぶりに逮捕された。極左集団「中核派」の活動家、大坂正明容疑者で、非公然活動家らが組織的に逃走を支援していた。現在も極左集団が公然、非公然の活動を続けていることを…

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