編集局 
100年ぶりの嵐 街を歩く市民
地球だより モスクワでこの時期の天敵は、泥水から発生してくる蚊とポプラ(トーポリ)の綿毛。両方にアレルギー体質を持つようになった筆者にとっては、この時期エアコンを使わなくても快適な季節でありながら、天敵の窓からの飛来を…


成功法則から外れたサード論議
韓国紙セゲイルボ 慎重さ欠く大統領府の対応 文在寅(ムンジェイン)政府が成功するためには外交安保の軸が堅固でなければならない。金大中(キムデジュン)政府は太陽政策を実施する前に米国と日本を説得することに多くの精魂を傾け…


両陛下、寬仁殿下の墓参される
天皇、皇后両陛下は14日午前、東京都文京区の豊島岡墓地を訪れ、2012年6月に薨去(こうきょ)された三笠宮家の寬仁(ともひと)殿下の墓にお参りされた。両陛下は今月6日に行われた五年式年祭には慣例で参列されていなかった。…

龍馬を使う知恵
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 文在寅政府が発足して1カ月が過ぎ、青瓦台(大統領官邸)前の眺めが一変した。青瓦台前の噴水広場に連日、一人デモを行う人々が押し寄せている。帽子とサングラス姿の人々は炎天下の中でも無言…


仏との関係強化狙うロシア
ロシアのプーチン大統領は5月29日、フランスのパリを訪問し、マクロン大統領との初会談を行った。ロシアと一定の距離を置きつつも、ロシアとのパイプを強化することで外交の幅を広げたいマクロン大統領の意向を利用し、対露経済制裁…

PKO法25年、参加5原則は見直すべきだ
国連平和維持活動(PKO)協力法が成立してからきょうで25年を迎えた。PKO法に基づいて日本が参加した国際平和協力業務は計27件、派遣された自衛隊員は延べ約1万2000人に達した。 日本の貢献は国際社会から高い評価を…

「他の人より私は初恋に対する価値を高く…
「他の人より私は初恋に対する価値を高く評価しているのかもしれません。恋に陥ることは何度かあるかもしれませんが、初恋は一回だけ。その純粋さは比べ物になりません。純粋さの極致が初恋です」。 あさってから公開される映画「心…


パナマ、中国と国交
台湾と断交 運河利用で密接 中米パナマ政府は12日夜(日本時間13日午前)、中国政府との共同声明を発表、中国との国交を樹立すると同時に、台湾と断交し、「一つの中国」原則を認めることを明らかにした。パナマ政府の発表を受け…

パートナー制度、結婚制度の崩壊につながる
札幌市が6月から、同性愛者など、いわゆる「性的少数者」のカップルの関係を公認する「パートナーシップ制度」を導入している。 もともとは4月に導入する予定だったが、市民から「同性婚」と同じではないかなどと批判の声が高まり…

石垣島と台湾、パインの絆
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 石垣市パインアップル産地協議会(会長・石垣克治石垣市農政経済課長)は6月1日を「石垣島パインアップルの日」と定めている。 「日本統治時代から多くの台湾人が移民として石垣島に移り住…

殺人のための特別なチャンス A special time for murder
神聖な行事には宗教的儀式が伴う。そして、信者らは正しい行いを守ろうとする。しかし、彼らがすることは彼らが何を信じるかによって異なる。ラマダンを祝っているイスラム過激派のテロリストらは、1カ月間の祈り、慈善的行為、日中の…

特定の刑事裁判に有権者が参加する裁判員制度…
特定の刑事裁判に有権者が参加する裁判員制度が、2009年に施行されてから8年が過ぎた。鳴り物入りで始まった制度だが、ここにきて裁判員候補者の欠席率の高さが目立っている。 最高裁によると、選任手続きに呼び出された候補者…

聞きたくない現実
地球だより フランス人が最も聞きたくないのは「フランスは二流国だ」という言葉だ。どんな国にもプライドはあるが、フランス人は米英のアングロサクソンに対抗する先進国として、核武装し、国連安保理の常任理事国で、国際的発言権を…


欧州で初めて、イスラム教指導者があす「反テロ宣言」
欧州でイスラム過激派テロ事件が多発している。そのたびにイスラム教への批判、嫌悪(イスラム・フォビア)の声が高まる。アルプスの小国オーストリアのイスラム教指導者(イマーム)は14日、「イスラム過激主義は本来のイスラム教で…


両陛下、日本学士院授賞式に
天皇、皇后両陛下は12日午前、東京・上野の日本学士院会館で開かれた日本学士院賞の第107回授賞式に出席された。天皇陛下の退位を実現する特例法成立後、陛下の皇居外での御公務は初めて。 学士院賞は学術上、特に優れた研究業…

大坂容疑者逮捕、今も続く「沖縄闘争」に警戒を
1971年に警察官が殺害された渋谷暴動事件の容疑者が46年ぶりに逮捕された。極左集団「中核派」の活動家、大坂正明容疑者で、非公然活動家らが組織的に逃走を支援していた。現在も極左集団が公然、非公然の活動を続けていることを…

「認知症、でも大丈夫」 老年学・老年医学公開講座
超高齢化社会に突入した日本、生活スタイルを考える上で突き当たるのが「認知症」「アルツハイマー病」だ。このたび、練馬文化センターで第146回老年学・老年医学公開講座「認知症、でも大丈夫」と題した講演(主催・東京都健康長寿…

薬物使った性被害防止
6月26日は、国連が定めた「国際薬物乱用・不正取引防止デー」だ。1987年のこの日に、ウィーンで開かれた国際会議で、薬物乱用の防止・削減を国際協力によって進めるという政治宣言が採択されるとともに、この日を防止デーにする…

いまの高校生の割と健全な食生活と意識を…
いまの高校生の割と健全な食生活と意識を浮き彫りにした農林中央金庫(東京・有楽町)のアンケート調査結果(先月26日発表)はなかなか興味深い。平成17(2005)年、24年に続く3回目の今年の調査は3月下旬に、東京近郊の高…


佳子殿下、紀子殿下と障害者ダンス御見学
秋篠宮妃紀子殿下と次女佳子殿下は10日、東京体育館(渋谷区)で開かれた東京都障害者ダンス大会「第10回ドレミファダンスコンサート」を見学された。 大会の参加者と懇談する機会もあり、紀子さまは「すてきな時間を過ごすこと…


皇太子殿下、「みどりの愛護」式典に
石川県を訪問中の皇太子殿下は10日午前、金沢市の「兼六園周辺文化の森」で開かれた第28回全国「みどりの愛護」のつどいに出席された。 緑に水色の線が入ったネクタイ姿の皇太子殿下は「貴重な緑と、その緑を源とする清らかな水…

上海協力機構、同床異夢の中露に楔打ち込め
中国、ロシア、中央アジア4カ国でつくる「上海協力機構(SCO)」の首脳会議が、カザフスタンの首都アスタナで開催され、インドとパキスタンの正式加盟を承認した。 SCOが加盟国を増やすのは初めてだが、来年以降、イランやト…

気象庁が、四国、中国、近畿、東海、関東甲信…
気象庁が、四国、中国、近畿、東海、関東甲信地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表した。「みられる」とアイマイな表現になっているのは、ここから「梅雨入り」とはっきりと言えないからだろう。 実際、関東地方では曇りの日は多…
