皇太子殿下、デンマークへ御出発
外交樹立150周年の親善で
皇太子殿下は15日午前、デンマーク公式訪問のため、東京・羽田発の政府専用機で同国の首都コペンハーゲンに向け出発された。今年は日本と同国の外交関係樹立150周年に当たり、日本側名誉総裁として記念行事などに出席し、同国との親善を深める。帰国は21日。
皇太子殿下の外国訪問は、4月のマレーシアに続き今年2度目で、天皇陛下の退位を可能とする特例法成立後初めて。お住まいの東宮御所では、雅子殿下が皇太子殿下と言葉を交わした後、常陸宮殿下らと共に笑顔で見送られた。
滞在中、デンマークの国際貢献顕彰碑への供花や、150周年記念行事の「王室における日本」展開会式、マルグレーテ女王主催の昼食会、フレデリック皇太子夫妻との夕食会などに臨まれる。同国第3の都市で童話作家アンデルセンの生誕の地オーデンセも訪れられる。ご自身の関心が深い海運や水、環境分野に関連した視察も予定されている。