編集局 rss

改憲に幅広い合意へ努力、首相会見

来月1日、第4次安倍内閣発足  安倍晋三首相(自民党総裁)は23日午後、衆議選での大勝を受けて党本部で記者会見を行い、憲法改正について、自民党案の提出に向けて党内議論を加速させる意向を表明する一方、公明党に加え、改憲に前…

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政権選択選挙のはずが、野党のドタバタで…

 政権選択選挙のはずが、野党のドタバタで「安倍政権の『信任』」選挙となった衆院選。昨日の社説から。「(北朝鮮危機と少子高齢化という)国難を乗り越える。安倍晋三首相の呼びかけに、国民は強い支持を与えた」(産経)。  有権者…

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総選挙与党勝利、「健全野党」の芽を育てよう

 衆院選で「国難突破」を掲げた安倍晋三政権が信任された。与党が勝利しただけでなく、改憲勢力が議席の3分の2以上を占めた意義は大きい。  今選挙でもう一つ注目したいのは、国家の基盤となる安全保障・外交政策を与党と共有できる…

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第48回衆院選は、北朝鮮の核・ミサイル開発と…

 第48回衆院選は、北朝鮮の核・ミサイル開発と少子高齢化を「国難」と位置付け、国民の信を問うた安倍晋三首相(党総裁)率いる自民党が単独でも絶対安定多数(261議席)をうかがう勢いだ。  12日間の選挙戦で与野党間の議論が…

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衆院選投票日、危機克服へ針路の選択を

 第48回衆院選がきょう投開票される。今回は「自民党・公明党」と野党勢力の「希望の党・日本維新の会」「共産党・立憲民主党・社民党」の3極で競う構図となった。消費税増税、憲法改正、安保法制、原発政策などを争点に、安倍晋三首…

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メディアへのリークからツイートの嵐へ―トランプ氏がホワイトハウス情報の流れを変える From press leaks to tweetstorms: Trump changes flow of White House information

 ホワイトハウスが組織的に情報をリークして政策の観測気球を打ち上げる古い慣習は、大統領がツイッターで直接アイデアを飛ばす形に取って代わられた。このやり方は、北朝鮮戦略から国歌斉唱時に膝をつく選手に対するナショナル・フット…

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「秋風や竹林一幹より動く」(高浜年尾)。…

 「秋風や竹林一幹より動く」(高浜年尾)。秋は抜けるような青空に代表されるが、その半面、雨が多い季節でもある。東京はここ数日、冷え切った雨に覆われていた。一挙に冬が到来したかのような感じだ。  秋は「芸術の秋」でもあり、…

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キルギスの民主化を地域安定につなげよ

 中央アジアのキルギスでアタムバエフ大統領の任期満了に伴って行われた大統領選の結果、与党・社会民主党候補のジェエンベコフ元首相が勝利した。  ジェエンベコフ氏は「キルギスが民主的な国家であるということを世界に示した」と胸…

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AT&T買収で言論の自由の制限に懸念 AT&T buy raises fears of limiting free speech

 AT&Tとタイム・ワーナーとの合併案に、一部の保守派は言論の自由に影響が及ぶのではないかと警戒している。  トランプ氏と敵対するCNNばかりか、通信手段とコンテンツを運用する巨大で左寄りのコングロマリットが誕生する見通…

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「論語」をこのところ読んできて、昔といっても…

 「論語」をこのところ読んできて、昔といってもついこの間まで、日本の政治家の基本的な教養に論語があったということを再認識させられた。  かつて鈴木善幸首相が、所信表明か何かで「寡(すく)なきを患(うれ)えずして均(ひと)…

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地上の“地獄”で43年間、北送船主導した朝総連は解体を

脱北者の自由往来 モドゥモイジャ代表 川崎栄子さんに聞く  北朝鮮には、拉致された日本人の帰還問題が有名だが、実はそのほかにも、日本人に関わる問題が存在している。それが在日の夫と共に北朝鮮に行った日本人妻の問題、在日、日…

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翻訳に対する認識と出版体系が遅れている現状

韓国紙セゲイルボ  2017年ノーベル文学賞受賞者に日系英国作家カズオ・イシグロが選ばれた。筆者が注目するのは彼が英語で作品活動をしたという点だ。英語という国際公用語の普遍性のために、作品が正しく理解される良い環境で読ま…

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退位法成立「大きな安らぎ」「最後かも」と感慨深く旅に

皇后陛下、きょう83歳に  皇后陛下は20日、83歳の誕生日を迎え、宮内記者会の質問に文書で回答された。6月に天皇陛下の退位を可能とする特例法が成立したことについて、長年象徴のあるべき姿を求め、高齢となった陛下が安息の日…

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習近平氏演説、覇権主義の強まりを懸念

 中国共産党大会が開幕し、習近平総書記(国家主席)は建国から100年を迎える21世紀半ばまでに「社会主義現代化強国」「世界一流の軍隊」の建設を目指す方針を表明した。  共産党一党独裁体制を堅持するとともに、対外的には軍事…

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「(大衆は)前代の英雄や偉人の生い立ちに…

 「(大衆は)前代の英雄や偉人の生い立ちに関しては、いかなる奇瑞(きずい)でも承認しておりながら、事一たび各自の家の生活に交渉するときは、寸毫も異常を容赦することができなかった」と柳田国男は『山の人生』(大正15年)に書…

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紅海のリゾートを満喫

地球だより  エジプトといわれて日本人の頭に最初に浮かぶのは、ピラミッド、スフィンクス、ミイラ、ツタンカーメン王の黄金のマスク、さらに、世界三大美女の一人、クレオパトラだろう。その次が、ルクソールや王家の谷、アブシンベル…

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冬季五輪の救世主

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  韓国のマスコミが激賞している2002年、米国のソルトレーク冬季五輪は散々だった。招致の時から贈収賄の不正まみれとなった。収賄疑惑を受けた国際オリンピック委員会(IOC)委員9人が追…

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パレスチナ統一政権樹立へ和解

ファタハとハマス、10年の分裂終結へ イスラエルは警戒続ける  パレスチナ自治政府のアッバス議長が率いるファタハと、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム根本主義組織ハマスが12日、仲介役を務めるエジプトの首都カイロ…

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政府は亡国の道を進むのか

韓国紙セゲイルボ 清の侵攻後も国力醸成怠る  仁祖(インジョ)は「三田渡の屈辱」(1637年、清への降伏)以後も13年間王座にあった。朝廷内の主戦派と融和派は清への降伏後も権力の地位を保った。王と重臣は国を守るのに失敗し…

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【東京10区】 若狭失速、自・立急追に苦戦

 「しがらみ政治の安倍政権に『ノー』の一票を」。12日夜、JR池袋駅西口近くのスーパー前。雨が降りしきる中、数人の聴衆を前に若狭勝が声をからして訴えた。  若狭は小池百合子代表の右腕。昨年の衆院補選で圧勝し、知名度は群を…

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【東京5区】カギを握る「三谷票」の行方

 15日の三軒茶屋駅前。元防衛副大臣の若宮健嗣は、北朝鮮の核・ミサイル危機への対応やシーレーン防衛への取り組みなどをアピール。「にわか仕立ての候補者を立てたところにできるのか」と暗に希望や立憲民主を批判した。若宮には、小…

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ラッカ制圧、過激思想生まない社会構築を

 過激派組織「イスラム国」(IS)がイラクとシリアでの拠点を次々に喪失し、「カリフ制国家」は事実上崩壊した。しかし、ISの影響力はすでに北アフリカ、東南アジアに拡大、今後も各地で掃討作戦が続くだろう。IS誕生、拡大につな…

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ISの国家実現潰える

シリアのラッカ陥落、近く正式宣言  イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)が「首都」と位置付けてきたシリア北部ラッカが17日、事実上陥落し、ISが試みた預言者ムハンマドの後継者「カリフによる統治体制国家建設」のもくろみ…

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