編集局 
米軍機事故の犠牲者を悼む
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)所属のFA18戦闘攻撃機とKC130空中給油機が高知県沖で接触、墜落した。この事故で、在日海兵隊は、米第7艦隊と海上自衛隊、海上保安庁と協力し、行方…

小雨がスペインに降った A little rain in Spain
ヨーロッパは、先祖返りしたように、混乱しているように見える。たった1世紀に2度の破滅的世界戦争を引き起こしたヨーロッパ大陸は、政治的、文化的、そして経済的体制に反逆しているようにも見える。支配層のエリートらは全くどこで…

「覇権主義に反対する」「わが国は国際秩序の…
「覇権主義に反対する」「わが国は国際秩序の擁護者だ」。中国が改革開放政策を開始して40年の記念式典での習近平国家主席の演説である。よく言うよ、と思う。 途上国のインフラ整備に資金を貸し、借金漬けにして、その利権を取り…

今年の半島四字熟語
地球だより 日本漢字能力検定協会が公募・発表する「今年の漢字」に自然災害が多発したことを受けて「災」が選ばれたが、韓国でも2001年から教授団体が発行する新聞から「今年の四字成語(熟語)」が発表されてきた。韓国はもとも…


天皇陛下、閣僚らと昼食会
天皇陛下は17日、安倍晋三首相や閣僚、副大臣らを皇居・宮殿に招き、昼食を共にされた。年末の恒例行事で、皇太子殿下も同席された。 安倍首相が招待へのお礼を述べると、陛下は「皆さんが国民のために日夜国務に精励されてきたこ…

米のアフリカ戦略、関係強化で存在感高めよ
ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が、トランプ政権のアフリカ新戦略を発表した。透明性が高く、包括的かつ持続可能な投資・貿易を推進すると強調する一方、影響力を拡大している中国とロシアの経済支援は「略奪的」と痛烈に…

デジタルが変える学校教育の未来
国際大学GLOCOM 豊福晋平准教授 一斉授業にこだわる教育現場 教員を目指す学生・大学院生をはじめ、教育問題に関心のある人のための人材育成講座「こんぺいとうゼミ」(主催=NPO法人BOON・内山葉月理事長)がこのほど…

平成の子育てママたち
師走を迎え、忘年会では平成30年の思い出話に花が咲く。昭和最後の年に結婚した筆者にとって、平成は家族の始まりである。 出産・育児の真っ只中(ただなか)、1991年にバブル崩壊。ママさんの再就職は容易ではなく、保育所入…

「大丈夫ですか? 救急車を呼びましょうか?」…
「大丈夫ですか? 救急車を呼びましょうか?」。通り掛かった人から声を掛けられた。冷え込みが少し厳しく感じられた深夜の私鉄駅のエスカレーターで改札階まで上がったところで突然、一歩も動けなくなった。激痛が腰部を襲ったためで…

12月日銀短観、景気の先行きに懸念強まる
12月の日銀短観(全国企業短期経済観測調査)は、深刻化する米中貿易摩擦への懸念を背景に、企業経営者が景気の先行きに慎重な見方を強めていることを示した。 英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる混乱など、日本経済を取り巻く懸…


新大綱 島嶼防衛は長射程重視
中国の対艦ミサイル脅威 日米の役割見直しも 18日にも閣議決定される「防衛計画の大綱」。急激に増す中国の軍事力を念頭に、優先事項の一つに島しょ防衛用の長距離ミサイル保有が盛り込まれる見通しだ。導入するミサイルは射程50…

異常気象についてのあるシンポジウムで、…
異常気象についてのあるシンポジウムで、気象庁の気象研究所海洋・地球化学研究部の石井雅男氏が、海洋の観測に関しても50年の歴史があり、海洋酸性化について広い海域をカバーし研究活動していることなどを話していた。 気象庁は…

正男氏暗殺謝罪、北は全てのテロ行為を償え
昨年2月、マレーシアのクアラルンプール国際空港で北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、正男氏が暗殺された事件で、ベトナム人女性が実行犯の一人として関わったことについて北朝鮮がベトナムに非公式に謝罪したと報じられた。事…

20人以上の候補者に公平な討論会を模索する米民主党 Democrats try to level debate playing field for two dozen candidates
民主党は2020年大統領選でトランプ大統領と戦う対抗馬を選ぼうとしているが、討論会の枠を求めて競い合っている20人以上の民主党候補者たちを囲い入れる仕事に比べれば、猫の群れをまとめる方がたやすいかもしれない。 民主党…

「おでん屋のうすぎたなさが性に合ひ」(石田…
「おでん屋のうすぎたなさが性に合ひ」(石田壮雪)。めっきり寒くなり、風の当たりも強く感じるようになった。北国では大雪の便りも聞く。 こうした時には、熱い飲み物や鍋物が欲しくなる。特に、よく煮えたおでんが食べたくなる。…


史実確認怠った林教授、日本軍と防衛隊員混同
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (34) 筆者はバックナー中将の遺族と石原正一郎大尉本人に会い、さまざまな文献に接し、ようやく事の真相に辿(たど)り着くことができた。これが、筆者の沖縄戦に対…


ストラスブールのテロ、仏警察が容疑者を射殺
フランス北東部ストラスブールのクリスマスマーケットで11日夜、銃を乱射し、刃物を振り回し3人を殺害、14人を負傷させたテロ犯のシェリフ・シュカット容疑者(29)が13日夜、捜査中の警官によって射殺された。シュカット容疑…

辺野古土砂投入、移設実現に向けた新たな一歩
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設に向け、政府は名護市辺野古沿岸部の埋め立て海域に土砂の投入を始めた。移設実現へ新たな一歩を踏み出したと言える。 普天間返還合意後初めて 土砂投入が行われたのは、沖縄本島東海岸の…

「女性たちの行進」リーダーら反論 Women’s March leaders blame bigotry for issues
「女性たちの行進」のリーダーらは12日、反ユダヤ主義者だと強い非難にさらされていることについて、その一部は人種差別と性差別のせいだと反撃するとともに、白人男女よりも高い基準を要求されてきたと訴えた。 4人の全米共同議…

釣り人にとって、カワハギは人気のターゲット…
釣り人にとって、カワハギは人気のターゲットだ。白身の身そのものも美味(おい)しいが、キモ(肝臓)は酒の肴(さかな)に最高で、釣り人以外にも珍重されている。 カワハギによく似たソウシハギという魚がいるが、こちらは内臓と…

クリスマスの月
地球だより フィンランド語で12月はヨールクー(joulukuu)と言い、「クリスマスの月」という意味だ。ちなみにサンタクロースはヨールプッキ(joulupukki)と言う。このように12月はクリスマス一色となる。 …

米、アフリカの兵力削減へ
テロ組織と中露、両方の対応を迫られる 米国防総省が先月、アフリカの対テロ作戦を10%削減する方針を明らかにしたが、一方でロシアと中国はアフリカでの影響力拡大に精力的に取り組んでいる。この決定によって、アフリカに残された…


ロシア、ビジネス課税強化
原油などエネルギー輸出から得られる収入が減少する中、ロシア政府はビジネスに対する課税を強化し、その穴埋めをする方針だ。しかし、制裁により経済が低迷する中での課税強化は、国民生活にさらに大きな負担を強いることになる。一方…
