編集局 rss

天皇陛下、障害者の和太鼓大会に

 天皇陛下は7日、東京都文京区の文京シビックホールで行われた第20回日本太鼓全国障害者大会に出席された。障害者が和太鼓演奏を披露する大会で、皇后陛下が2003年の第5回大会から5年ごとに出席。今回はお二人で出席する予定だ…

続き

LGBT条例成立、言論への抑圧を危惧する

 いわゆる「LGBT」(性的少数者)に対する差別禁止と外国人に対する差別的言動(ヘイトスピーチ)禁止を柱とした東京都の人権条例が自民党とかがやけTokyo(棄権)を除く各会派の賛成多数で可決、成立した。来年4月に全面施行…

続き

「病気になりにくい心身をつくる」を目標と…

 「病気になりにくい心身をつくる」を目標とした予防医療。その推進は「人生100年時代」を掲げて社会保障制度改革に取り組む安倍政権の重要施策の一つだ。  それに対し財務省は、予防医療への期待が膨らみ過ぎて財政健全化の機運が…

続き

築地から豊洲へ、日本の食文化支えた83年

 「日本の台所」の東京・築地市場が83年の歴史に幕を閉じた。最終営業を終えた卸業者や仲卸業者ら築地市場と歳月を共にした関係者は万感の思いで別れを告げ、移転先の豊洲市場への引っ越し作業を開始した。 2年延期の弊害大きく  …

続き

中国との貿易戦争で武器を手に入れた米国 U.S. gains ammo in trade war with China

 トランプ米大統領は北米自由貿易協定(NAFTA)のパートナーであるメキシコ、カナダと新協定を結ぶことに何とか成功した。このことは、ホワイトハウスがエスカレートする中国との貿易戦争で強硬路線を取る上で追い風になると、政権…

続き

「雲あれど無きが如くに秋日和」(高浜虚子)…

 「雲あれど無きが如くに秋日和」(高浜虚子)。秋は過ごしやすい季節のはずだが、今年は台風などの影響で秋らしい青空がなかなか見られない。  秋に関する季語を見ると「秋の日」「秋晴」「秋高し」「秋の空」「秋の雲」「秋の山」「…

続き

親族「殺した」金城牧師

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (25) 沈黙破った隠れた主人公  前回、沖縄の新聞やテレビで乱用されている「集団自決」「強制集団死」という並列表記の起源が伊佐良博氏の『鉄の暴風』で使われた造…

続き

右派と左派の一騎打ち 7日、ブラジル大統領選

南米全体に大きな影響  ブラジルで7日、現職テメル大統領の任期満了に伴う大統領選挙が実施される。過半数の票を獲得する候補がいない場合、28日に上位2候補による決選投票が行われる。支持率で首位を走る右派ジャイル・ボルソナロ…

続き

迫りくる米中間選挙、現・前大統領が異例の舌戦

トランプ批判、共和党に逆風 筑波学院大学名誉教授 浅川 公紀  米中間選挙の投票日が、11月6日に迫っている。11月の中間選挙の結果は、これまでになく米国の今後に大きな影響を及ぼす。トランプ大統領もオバマ前大統領も、この…

続き

米専門家提言、日本は同盟での役割拡大を

 米国のアーミテージ元国務副長官やナイ・ハーバード大教授ら超党派の外交・安全保障専門家グループは、米政府の対日政策や日本政府の取り組みに関する提言「21世紀における日米同盟の刷新」を発表した。  防衛支出拡大に言及  知…

続き

ウォーレン氏、サンダース氏との戦いへイメージ一新 Warren refurbishes image for battle with Sanders

 エリザベス・ウォーレン上院議員は2020年大統領選出馬への「真剣な検討」の姿勢を示しており、バーナード・サンダース上院議員と同じ土俵で戦うことになりそうだ。  ウォーレン氏はサンダース氏と同様、リベラルな政策を持ってい…

続き

明治38年のきょう10月6日、夏目漱石の『吾輩…

 明治38年のきょう10月6日、夏目漱石の『吾輩ハ猫デアル』が大倉書店から出版された。同作は「ホトトギス」に連載されて好評を博し、同誌の発行部数を一気に増加させた。連載はまだ続いていたが、5回目までを初版に収録した。  …

続き

ブタは中華圏で縁起物

地球だより  2年前、台湾の総統選挙を取材した折、台北の蔡英文氏選挙事務所を訪問した。そこは人気女優のショールームのようでもあり、多くの支持者が訪問しては壁に激励の一文を書いたり、蔡英文氏をかたどった小物グッズを購入して…

続き

公共機関の地方移転非婚少子化へ配慮を

韓国紙セゲイルボ  公企業に務めるある知人は会社が2015年に地方に移転する際、退職するかどうか悩んだ。未婚の彼は恋愛と結婚の心配が先だったが切実に望んだ職場だったので、「なんとかなるだろう」と生活の場を移した。周辺の勧…

続き

党に腹心そろえ改憲の布陣

懸案にどう挑む 第4次安倍改造内閣 (中)  先月20日に総裁連続3選を果たした安倍晋三首相だが、石破茂元幹事長に追い上げられ、圧勝して最後の任期に弾みをつける思惑が外れた。今回の組閣も総裁選で借りをつくった各派閥の意向…

続き

北米FTA見直し、米の保護主義政策拡大を懸念

 米国とカナダは北米自由貿易協定(NAFTA)の見直しで大筋合意した。8月末に米国と合意に達したメキシコと併せ、3カ国協定の枠組みを維持した上で再交渉が妥結した。  新協定の名称は「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA…

続き

「池上の方針で、番組では八幡さんの意見…

 「池上の方針で、番組では八幡さんの意見ではなく池上の意見として紹介しますが、ご了解いただけるでしょうか」とテレビ局の担当者から言われたと、八幡和郎(やわたかずお)氏(評論家)が書いている(「月刊Hanada」11月号)…

続き

シリア反政府勢力、国境地域から撤退

イスラエル、人道支援を終了  内戦が続くシリアで、昨年6月からの同国軍による攻撃を受けて、イスラエル国境付近の地域を拠点としていた反体制勢力が撤退、国境地域はシリア政府の支配下に入った。これを受けてイスラエル軍は9月13…

続き

「ブラジル版トランプ」誕生か

大統領選へ右派候補が優勢  今月7日に大統領選挙を控えているブラジルで2日、最新の世論調査結果が発表され、選挙戦の終盤で「ブラジル版トランプ」とも言われる右派の元軍人ジャイル・ボルソナロ候補(63)の支持が伸びていること…

続き

「老人の日」に思う

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  かつては儒教の教えに従い、孝に根を置く敬老思想を社会倫理の根幹に据えた。  『朝鮮王朝実録』には(第4代王の)世宗が「老人を敬うことは国家の美しいこと」だと述べつつ、「昨年、初めて…

続き

北の“サラミ”戦術受け入れた韓国

韓国紙セゲイルボ 非核化交渉「南北対米国」へ  非核化交渉は3者ゲームだ。ここでは中間子の役割が重要で、中間子がどちらか一方と連係すれば、他方は孤立する。韓国が米国側に立てば北朝鮮が、その反対は米国が孤立するのだ。  こ…

続き

第4次安倍改造内閣 総仕上げへ有力後継競わす

懸案にどう挑む 第4次安倍改造内閣 (上)  安倍晋三首相は9月20日の総裁3選勝利後の記者会見で、内閣改造・党人事について「しっかりとした土台の上で、できるだけ幅広い人材を登用していく」と語った。その言葉通り、今回の人…

続き

9月日銀短観、一段と強まる景気失速の懸念

 日銀が発表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)では、大企業製造業で景況感が3期連続で悪化した。  原油高や自然災害が企業心理を圧迫したためだが、米国と中国などとの貿易摩擦を警戒する声も増えている。企業の先行き不安…

続き