編集局 rss

東京電力ホールディングスの広瀬直己副会長…

 東京電力ホールディングスの広瀬直己副会長は2012~17年に社長として福島第1原発の事故処理などの陣頭指揮を執った人物。先日、米ニューヨークの日米交流団体ジャパン・ソサエティーで講演した。  この中で「安全対策に終わり…

続き

太陽光発電停止、混乱避けるための妥当な措置

 九州電力は太陽光発電事業者の一部に発電の一時停止を求める「出力制御」を2日連続で実施した。  電力の安定供給を維持する上で妥当な措置だと言えよう。 大停電に陥る事態想定  出力制御は、電力の供給が需要を上回り、需給バラ…

続き

皇太子殿下、開会式に

障害者スポーツ大会  皇太子殿下は13日午前、福井市の福井県営陸上競技場(愛称「9・98スタジアム」)で行われた第18回全国障害者スポーツ大会の開会式に出席された。  皇太子殿下は「選手同士はもちろん、たくさんのボランテ…

続き

辺野古移設、日本の安全のために不可欠だ

 沖縄県の玉城デニー知事は首相官邸で安倍晋三首相と就任後初めて会談し、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する立場を伝えて協議の場を早急に設けるよう要請した。  だが辺野古移設は普天間の危険除去と抑止…

続き

ヘイリー米国連大使の辞任は強硬路線へのステップか Diplomats see Haley resignation as step toward hard-line approach

 ニッキー・ヘイリー米国連大使が9日、年末までに辞任することを突然表明したことは、米政府の外交展望に衝撃をもたらしている。トランプ大統領が就任3年目に向け、国際問題で強硬路線にシフトする準備を進めているとの見方が出ている…

続き

「肌さむし竹切山のうす紅葉」(凡兆)。…

 「肌さむし竹切山のうす紅葉」(凡兆)。紅葉の見ごろは例年10月下旬から11月ごろになる。肌寒くなってきたので、そろそろ紅葉が気になってくる。  神々に五穀豊穣(ほうじょう)の感謝を捧(ささ)げる秋祭りも各地で行われる。…

続き

皇太子殿下、福井入りされる

 皇太子殿下は12日午後、第18回全国障害者スポーツ大会開会式御出席のため、石川県の小松空港経由で福井県入りされた。  同日夕には福井市で福井県選手団激励会に出席。13日は同市で行われる開会式のほか、勝山市でバスケットボ…

続き

証言は金城牧師の後知恵、全国民に責任なすりつけ

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (26)  金城重明牧師の「家族殺し」の初告白は続く。  <父もその場で死んだ。愛情と殺意が入れ替わり、人間否定に変質して行った(原文のママ)。敵に捕らえられて…

続き

日豪2プラス2、中国念頭に連携を深めよ

 日本、オーストラリア両政府は外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)をシドニーで開いた。共同声明には、安倍晋三首相が提唱する「自由で開かれたインド太平洋戦略」の実現に向け、安全保障やインフラ投資などで日豪に米国を加えた3カ…

続き

武器輸出が好調、トランプ氏が支援 U.S. arms exports soar, aided by Trump

 最高司令官の営業主任としての活躍で米国の軍事企業は、武器輸出で大きな実績を上げ、今年度の輸出額は3分の1以上増加して、過去最高額に次ぐ550億ドルとなった。  政府高官らはこの数カ月間、外国軍への米国製兵器の質と価値の…

続き

今年は明治維新から150年。鳥羽伏見の戦い…

 今年は明治維新から150年。鳥羽伏見の戦いの後、東征軍は江戸を目指したが、勝海舟と西郷隆盛の談判によって江戸無血開城がなったことはよく知られている。  とはいえ、迎え撃つ勝は和戦両様の構えだった。もし談判で合意が成らな…

続き

「無意識」という人間の異界

意識は表層、異界に委ねる 広島大学名誉教授 町田 宗鳳氏に聞く  近著の『異界探訪』(山と渓谷社)について話を聞こうと、富士山を望む御殿場高原に建立された超宗派「ありがとう寺」に開祖の町田宗鳳・広島大名誉教授を訪ねた。同…

続き

ロシアの“悪夢の1カ月”

知事選で異例の無効判断 供与ミサイルが自軍機撃墜  9月中旬から10月初めにかけて、ロシアではさまざまな事件がメディアを賑(にぎ)わせた。極東・沿海州地方知事選で異例の「選挙結果無効」の判断が下され、シリアではロシアが供…

続き

サウナの王様「サブサウナ」

地球だより  先日、ヘルシンキから北に車で約6時間かけて妻の実家を訪問した。気温が少し暖かかったこともあり、湖畔のサマーコテージで寝泊まりした。そこには、妻のお父さんが建てたサウナがある。サウナはサウナでも、当地ではサウ…

続き

韓米FTA再協議の批准に反対する理由

韓国紙セゲイルボ  韓米自由貿易協定(FTA)再協議の結果が国会の批准同意を控えている。基本的に不満が残る部分は、追加譲歩が相互貿易の拡大均衡を実現するものではなく、むしろ弱い産業の行き過ぎた保護に重点が置かれた合意であ…

続き

豊洲市場開場、世界視野にブランド確立を

 新しい「日本の台所」となる東京都の豊洲市場が開場した。築地閉場時点で524だった水産卸業者は、移転を機に廃業などで492になるが、世界最大級の水産卸売市場であることは変わらない。築地ブランドを継承しつつ、新たな豊洲ブラ…

続き

東京の築地(中央区)と豊洲(江東区)の…

 東京の築地(中央区)と豊洲(江東区)の間の距離は2㌔ほどだが、その2㌔が長かった。築地市場の移転計画は何度も出ては消えた。今回の豊洲移転も、必ずしもよく理解できない理由で2年延びたが、やっと実現された。  それにしても…

続き

選挙義務制の良し悪し

地球だより  ブラジルは、世界でも数少ない選挙義務制を採用している国の一つだ。選挙に行かなかった場合の罰金額は厳しくないが、理由なく投票しないことが続いた場合、パスポートの発給を受けられなかったり、最悪の場合は選挙権を取…

続き

海の向こうの70歳定年

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  冠岳山(ソウル市南方の京畿道との境界にある山)の南側の稜線を上ると大きな岩が出てくる。誰かが岩に「鏡明」と名前を付けた。鏡に曇りがないという意味だ。その岩に座るたびに考えた。「どう…

続き

4月と9月で変わった南北首脳会談

韓国紙セゲイルボ 関心薄れ外信記者数が減少  9・19南北首脳会談を取材した東大門デザインプラザのプレスセンターと、5カ月前の4・27南北首脳会談を取材した一山キンテックスのプレスセンターの風景は全く違った。  4・27…

続き

米中関係悪化、放置できない共産党覇権主義

 ポンペオ米国務長官が中国で王毅国務委員兼外相らと会談した際、王氏は最近の米国の対中政策を批判し、ポンペオ氏も中国と根本的な不一致があると反論するなど論争になった。双方の関係悪化は貿易摩擦だけでなく、根底に共産党一党独裁…

続き

「秋の山憩はむとして眼の下にわれとおどろく…

 「秋の山憩はむとして眼の下にわれとおどろく松茸ひとつ」(岡野直七郎)。一昔前の日本ではアカマツの山に分け入ってマツタケを採集することができたが、今ではそのような山はあまりない。  里山が減ってしまったし、アカマツの利用…

続き

保守旋風吹き荒れる、ブラジル大統領選28日決選投票へ

 南米ブラジルで7日、大統領選挙が実施された。当選に必要とされる過半数を獲得した候補はおらず、軍政擁護など過激な言動で「ブラジル版トランプ」「極右」とも呼ばれる元軍人の右派ジャイル・ボルソナロ下院議員(63)と左派フェル…

続き