編集局 
米専門家提言、日本は同盟での役割拡大を
米国のアーミテージ元国務副長官やナイ・ハーバード大教授ら超党派の外交・安全保障専門家グループは、米政府の対日政策や日本政府の取り組みに関する提言「21世紀における日米同盟の刷新」を発表した。 防衛支出拡大に言及 知…

ウォーレン氏、サンダース氏との戦いへイメージ一新 Warren refurbishes image for battle with Sanders
エリザベス・ウォーレン上院議員は2020年大統領選出馬への「真剣な検討」の姿勢を示しており、バーナード・サンダース上院議員と同じ土俵で戦うことになりそうだ。 ウォーレン氏はサンダース氏と同様、リベラルな政策を持ってい…

明治38年のきょう10月6日、夏目漱石の『吾輩…
明治38年のきょう10月6日、夏目漱石の『吾輩ハ猫デアル』が大倉書店から出版された。同作は「ホトトギス」に連載されて好評を博し、同誌の発行部数を一気に増加させた。連載はまだ続いていたが、5回目までを初版に収録した。 …

ブタは中華圏で縁起物
地球だより 2年前、台湾の総統選挙を取材した折、台北の蔡英文氏選挙事務所を訪問した。そこは人気女優のショールームのようでもあり、多くの支持者が訪問しては壁に激励の一文を書いたり、蔡英文氏をかたどった小物グッズを購入して…

公共機関の地方移転非婚少子化へ配慮を
韓国紙セゲイルボ 公企業に務めるある知人は会社が2015年に地方に移転する際、退職するかどうか悩んだ。未婚の彼は恋愛と結婚の心配が先だったが切実に望んだ職場だったので、「なんとかなるだろう」と生活の場を移した。周辺の勧…

党に腹心そろえ改憲の布陣
懸案にどう挑む 第4次安倍改造内閣 (中) 先月20日に総裁連続3選を果たした安倍晋三首相だが、石破茂元幹事長に追い上げられ、圧勝して最後の任期に弾みをつける思惑が外れた。今回の組閣も総裁選で借りをつくった各派閥の意向…

北米FTA見直し、米の保護主義政策拡大を懸念
米国とカナダは北米自由貿易協定(NAFTA)の見直しで大筋合意した。8月末に米国と合意に達したメキシコと併せ、3カ国協定の枠組みを維持した上で再交渉が妥結した。 新協定の名称は「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA…

「池上の方針で、番組では八幡さんの意見…
「池上の方針で、番組では八幡さんの意見ではなく池上の意見として紹介しますが、ご了解いただけるでしょうか」とテレビ局の担当者から言われたと、八幡和郎(やわたかずお)氏(評論家)が書いている(「月刊Hanada」11月号)…


シリア反政府勢力、国境地域から撤退
イスラエル、人道支援を終了 内戦が続くシリアで、昨年6月からの同国軍による攻撃を受けて、イスラエル国境付近の地域を拠点としていた反体制勢力が撤退、国境地域はシリア政府の支配下に入った。これを受けてイスラエル軍は9月13…


「ブラジル版トランプ」誕生か
大統領選へ右派候補が優勢 今月7日に大統領選挙を控えているブラジルで2日、最新の世論調査結果が発表され、選挙戦の終盤で「ブラジル版トランプ」とも言われる右派の元軍人ジャイル・ボルソナロ候補(63)の支持が伸びていること…

「老人の日」に思う
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 かつては儒教の教えに従い、孝に根を置く敬老思想を社会倫理の根幹に据えた。 『朝鮮王朝実録』には(第4代王の)世宗が「老人を敬うことは国家の美しいこと」だと述べつつ、「昨年、初めて…


北の“サラミ”戦術受け入れた韓国
韓国紙セゲイルボ 非核化交渉「南北対米国」へ 非核化交渉は3者ゲームだ。ここでは中間子の役割が重要で、中間子がどちらか一方と連係すれば、他方は孤立する。韓国が米国側に立てば北朝鮮が、その反対は米国が孤立するのだ。 こ…

第4次安倍改造内閣 総仕上げへ有力後継競わす
懸案にどう挑む 第4次安倍改造内閣 (上) 安倍晋三首相は9月20日の総裁3選勝利後の記者会見で、内閣改造・党人事について「しっかりとした土台の上で、できるだけ幅広い人材を登用していく」と語った。その言葉通り、今回の人…

9月日銀短観、一段と強まる景気失速の懸念
日銀が発表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)では、大企業製造業で景況感が3期連続で悪化した。 原油高や自然災害が企業心理を圧迫したためだが、米国と中国などとの貿易摩擦を警戒する声も増えている。企業の先行き不安…

東京の葛飾区とオーストリアのウィーン市…
東京の葛飾区とオーストリアのウィーン市フロリズドルフ区は友好都市。今年で31年目だが、葛飾区には「柴又フロリズ通り」が生まれ、フロリズドルフ区には「葛飾通り」や「寅さん公園」ができた。 7月には葛飾区から柴又フロリズ…


太平洋への夢叶わず、国際司法裁がボリビアの訴え棄却
内陸国ボリビアが、太平洋岸に通じる領土の獲得をめぐって隣国チリに領土交渉に応じるように求めていた裁判で、オランダ・ハーグの国際司法裁判所(ICJ)は1日、ボリビアの訴えを棄却し、チリが交渉に応じる義務はないとの最終判断…

内閣・自民人事、新たな国づくりへ挑戦せよ
第4次安倍改造内閣が発足し、自民党の役員人事も行われた。安倍晋三首相は、政権の土台と位置付ける麻生太郎副総理兼財務相や菅義偉官房長官、自民党の二階俊博幹事長らを留任させるとともに、閣僚の半数以上を初入閣させた。 首相…

個々の国に対する尊厳を The majesty of the individual
預言者ダニエル(注)はライオンの洞窟に入った。こう言っても、誰も、トランプ大統領のことを聖書の英雄だとは思っていない。しかし、彼も、また、疑心に満ちた「世界の指導者たち」の群れの中に踏み込んで行き、彼らのばかにしたよう…

世界で最も人気のあるスポーツ大会の一つが…
世界で最も人気のあるスポーツ大会の一つがラグビーワールドカップ。その日本大会まで1年を切った。アジア初の開催で、世界各国の人たちが訪ねて来よう。 日本代表は前回2015年大会で、強敵南アフリカを負かす大金星を挙げ、大…

老朽化した橋に不安広がる
地球だより イタリア・ジェノバのモランディ高架橋が8月14日に崩落し、39人が犠牲となった事故以来、フランスも対岸の火事ではないと不安が広がっている。というのも、築100年近い大小の橋が多数点在し、その老朽化が指摘され…


カトリック教会性的虐待問題、フランシスコ・ローマ法王窮地に
大司教時代から隠蔽か 「汝、嘘を言うなかれ」と独誌特集 全世界に13億人の信者を抱える最大のキリスト教会、ローマ・カトリック教会は今、次々と明らかになる聖職者による未成年者への性的虐待問題に直面し、その対応に苦慮してい…

本庶氏ノーベル賞、日本の医学の力を見せた
2018年のノーベル医学生理学賞は、免疫を抑制するタンパク質を発見し、がん免疫治療薬「オプジーボ」の開発につなげた京都大特別教授の本庶佑氏に授与されることが決まった。がんという難敵と闘って大きな成果を出し、日本の医学が…

健康保つ責務
健康診断の胃のX線で「異常」を認め、内視鏡での精査が必要と出た。自覚症状はまったくないので、意外に思ったが、指示に従い、胃カメラ検査を受けた。消化器内科の医師が「じっくり診ますから、太めのカメラを入れますね」と語るので…
