編集局 rss

おそらく朝日としては2匹目の<柳の下の…

朝日新聞の世論調査で高評価を得た安倍政権  おそらく朝日としては2匹目の<柳の下のドジョウ>を狙うつもりが、大きく当てが外れたのだろう。腰を抜かすほどの結果が4日付掲載の世論調査である。今回同様、第1次政権時に安倍晋三首…

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安倍長期政権と日本経済

鈴木政経フォーラム代表 経済学博士 鈴木 淑夫 低成長の真因は供給側に 新規企業の市場参入促進を  安倍晋三首相が憲政史上最長の連続在職日数という記録を残して退任する。ここで大切なことは、「何日間在職したかではなく、何を…

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チェコ議長訪台 民主主義の連帯を評価したい

 東欧チェコのビストルチル上院議長が台湾を訪問し、蔡英文総統と会談した。  チェコで大統領に次ぐ地位にある上院議長が、外交関係のない台湾を公式訪問するのは初めてだ。自由と民主主義に基づくチェコと台湾の連帯が表明されたこと…

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長射程ミサイル、22年取得 防衛省、ステルス機F35に搭載

離島防衛「敵基地攻撃」利用も  離島防衛などで敵の脅威圏外からの対処を可能にする「スタンド・オフ・ミサイル」と位置付ける射程約500㌔のミサイルを、防衛省が2022年3月までに取得することが分かった。中期防衛力整備計画(…

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安倍政権は「全世代型社会保障」の内容に…

 安倍政権は「全世代型社会保障」の内容に目鼻が付いたところで退陣。社会保障制度の大きな改革は先送りされ、引き継ぐ次期首相の実行力が問われる。  2022年からは、1947~49年生まれで戦後の高度経済成長の牽引(けんいん…

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内モンゴル 中国の文化抹殺を許すな

 中国政府が、内モンゴル自治区のモンゴル語中心の教育を中国語中心に切り替える通達を出し、これに対するモンゴル民族の抗議行動が続いている。民族のアイデンティティーのよりどころである言語を奪い、民族文化の抹殺を図る中国当局の…

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悠仁殿下 14歳に

学校再開 元気に御通学  秋篠宮殿下御夫妻の長男悠仁殿下は6日、14歳の誕生日を迎えられた。現在、お茶の水女子大付属中の2年生。新型コロナウイルスの感染拡大で2月下旬から6月まで休校が続き、お住まいの宮邸で課題やオンライ…

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米都市部の混乱で共和党が民主党の責任追及 Republicans want accountability for bedlam in U.S. cities

 ニコル・マーフィーさんは、3カ月前に人種的不公平に対する抗議や暴力が発生して以来、自分の住む郊外近辺からフィラデルフィアには行っていない。  「ケノーシャ(ウィスコンシン州)やその他の地域では、(抗議や暴力が)都市部か…

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モンゴル語抹殺の中止を、在日関係者が中国大使館周辺で抗議

 中国・内モンゴル自治区で漢語を中心とした教育に事実上切り替わる措置に対し、日本在住のモンゴル族の人たちが5日、東京・麻布の駐日中国大使館周辺で抗議活動を行った。  参加者らは民族衣装・デールに身を包むなどし、横断幕やプ…

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特別警報級の非常に強い勢力の台風10号が…

 特別警報級の非常に強い勢力の台風10号が、沖縄・奄美や九州に襲来する。日本では、台風のことをかつて「野分(のわき)」と呼んでいた。  野分というと、生い茂った草木を分けるように吹く風景が思い浮かぶ。風情がある表現だが、…

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大阪都構想 市民に分かりやすい説明を

 大阪市を廃止して四つの特別区に再編する「大阪都構想」の制度案が、大阪市議会で承認された。府議会も既に承認しており、都構想の是非を問う住民投票の実施が決定した。  住民投票は11月1日に行われる予定だ。新型コロナウイルス…

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「敬天愛人」を実践した隆盛の長男 西郷 菊次郎

「敬天愛人」を実践した隆盛の長男 西郷 菊次郎

【連載】台湾で祀られる日本人先覚者(6) 外務省入省後台湾へ、宜蘭庁長として堤防建設し洪水防ぐ  西郷隆盛は「空前絶後の偉人」と評されるだけあって、日本史上、最も人気のある英雄である。「敬天愛人」を座右の銘とする西郷は、…

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戦後75年、米国防長官が太平洋地域の「自由で開かれた秩序」強調 Esper honors end of WWII, talks of ‘broader coalition’ to protect ‘free and open order’ in Pacific

 エスパー米国防長官は2日、第2次世界大戦の終結を記念する式典で、75年前の大日本帝国、ナチス・ドイツと自由世界との闘いと、米国が現在、世界中の同盟国の自由と繁栄を守るために立ち向かっているさまざまな脅威とを比較した。 …

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安倍晋三首相の辞任表明を受け、共同通信が…

 安倍晋三首相の辞任表明を受け、共同通信が先月末行った世論調査で、内閣支持率が56・9%となり、1週間前の調査より20・9ポイントも上昇したことが話題になっている。辞任を表明した途端に支持率が上昇するというのはあまり例が…

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バハイ教の信仰に生きる

良薬になる良い行い 貿易商社社長 マスウド・ソバハニさん夫妻に聞く  日本在住33年のイラン人、マスウド・ソバハニさんが2017年に出した本は『憎まない 「おかげさま」と「憎まない」たった2つの日本語で幸運を呼び込んだペ…

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古刹伝統の薬草サウナーラオスから

地球だより  ラオスでは伝統的に薬草サウナが盛んだ。今では大抵の町に、観光客用のサウナ&マッサージ店が出店するようになったが、昔はお寺の中に医療施設として置かれていた。  なお、今でも旅行者などに門戸を開いているお寺の薬…

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テレビ討論会 リーダーシップ観察の機会に

 11月3日の米大統領選まで残り2カ月を切った。佳境を迎える選挙戦のハイライトは、正副大統領候補によるテレビ討論会である。  大統領候補者によるテレビ討論会は3回、副大統領候補の討論会は1回開かれる。今回の大統領選では、…

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モンゴルの中国大使館周辺でも抗議、内モンゴル自治区モンゴル語教育廃止受け

 中国・内モンゴル自治区で新学期から学校教育を漢語中心に切り替える措置を受け3日、モンゴル国の国立大学の教員らを中心に首都・ウランバートルの中国大使館周辺で“平和的”抗議が呼び掛けられた。ライブ動画などが世界中に配信され…

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このほど亡くなった評論家で劇作家の山崎…

 このほど亡くなった評論家で劇作家の山崎正和氏は、保守の論客として幅広い分野で活躍した人物だ。江藤淳のように白黒をはっきりさせるタイプではなく、現実的な保守派として一貫した。その山崎氏が、3年前に刊行されたインタビュー『…

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食事を届けるスクールバスー米国から

地球だより  新型コロナウイルスの流行により春以降、学校が閉鎖されたが、その後もスクールバスは平日の5日間、近所にやって来る。子供を運ぶ代わりに、今では子供たちに無料の食事を届けているのだ。  バスは午前11時すぎ、筆者…

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ヘラクレスの棒

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  英雄ヘラクレスが道を歩いていると小さなリンゴを見つけた。取るに足らないリンゴが道をふさいでいると思って足でぽんと蹴った。リンゴは道の外に消えず、二倍に大きくなるのだった。怒ったヘラ…

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コロナで批判も支持率回復 ブラジル・ボルソナロ大統領

 「コロナは軽い風邪」「アマゾン熱帯雨林はブラジルのもの」など、数々の過激な発言で知られるブラジルのボルソナロ大統領。経済活動を優先させた新型コロナウイルス対策は議論の的となり、世界のメディアをにぎわせた。メディア嫌いで…

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韓流ドラマは韓日関係改善に寄与するか

韓国紙セゲイルボ 「思考の二元化」現象の大きな壁  ドラマ「愛の不時着」が日本で人気だという。韓国のドラマ、芸能人、料理、文化などがまた日本で関心を呼んでおり、有力な新聞やテレビがこれを取り上げて“第4次韓流ブーム”と呼…

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