編集局 rss

独極右政党AfDに退潮傾向

 躍進を続けてきたドイツの極右政党「ドイツのための選択肢」(AfD)に退潮傾向が見られ始めた。連邦議会選を含む過去の選挙戦では連戦連勝で、2017年9月24日の連邦議会選では得票率12・6%を獲得し、野党第1党の地位を確…

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台湾情勢 日本は関係強化の法制定を

 米国が中国の台湾侵攻に警戒を強めている。米国の同盟国で台湾と地理的に近い日本は、米台との連携を強化して有事に備える必要がある。  米軍司令官「有事近い」  中国の習近平国家主席は2019年1月、台湾政策を武力解放から平…

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「家庭科」の家族観への失望、悩む女子学生

 「教師になる夢を諦めた友人がいる。私もどうしようかと悩んでいる」  2016年3月検定の家庭科教科書(高校)に「LGBT」(性的少数者)や「性的指向」という言葉が初めて登場したのを受けて、大学の教職課程で学ぶ女子学生に…

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年甲斐(としがい)もなく涙が止まらなかった…

 年甲斐(としがい)もなく涙が止まらなかった。白血病を克服した競泳の池江璃花子選手(20)=ルネサンス=が、日本選手権(東京アクアティクスセンター)女子100㍍バタフライ決勝で57秒77で3年ぶりに優勝した。  ゴールし…

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日米韓安保協議 文政権の連携意志が問われる

 バイデン米政権発足後、初めてとなる日米韓3カ国の対面による安全保障担当の高官協議が米国東部メリーランド州にある海軍士官学校で開かれた。言うまでもなく最大の議題は北朝鮮の非核化だが、日米と足並みを揃(そろ)えていない韓国…

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最近、地震が多い。スマートフォンから…

 最近、地震が多い。スマートフォンから警告音が鳴るようになったが、地震を体感する1、2秒前だから役立っているとは言い難い。自然の脅威は相変わらずだ。  地震や洪水は地球表面を取り巻くプレート間の軋(きし)みによって起こり…

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中国公船、領海内に26時間 沖縄・尖閣沖

国境警報 日本漁船に接近  沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で日本の領海に侵入していた中国海警局の「海警」2隻が3日、領海を出た。2隻は約26時間、領海内にとどまり、日本漁船に接近したり、付近で漂泊したりしていた。尖閣諸島沖での…

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まん延防止措置 変異株の監視体制強化を

 新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」が明日から大阪、兵庫、宮城の3府県に初適用される。  「第4波」の拡大を抑え込むためには、感染対策の徹底と変異株への監視体制強化が求められる。  大阪な…

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米ハイテク企業、新ロビー団体「進歩会議所」を設立 Big Tech has new advocate in Chamber of Progress

 窮地に立つ米国のハイテク業界は、ワシントンの政策決定者たちの攻撃を阻止するために、「進歩会議所」という新たな圧力団体を設立した。ベテラン民主党補佐官で、元グーグルのアダム・コバセビッチ氏が立ち上げたリベラル派の連合利益…

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今さら花見の話でもあるまいが、ここ数日…

 今さら花見の話でもあるまいが、ここ数日、じっくりと桜を見る代わりに「桜」の歌を聴いていた。森山直太朗さんの「さくら」をはじめとして、桜にまつわる名曲は多い。  それをメドレーのように聴いていると、気流子も自分の学生時代…

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桜の短い開花はそんな人生の機微に触れて忘れ難い印象を残す。

今さら花見の話でもあるまいが、ここ数日…  今さら花見の話でもあるまいが、ここ数日、じっくりと桜を見る代わりに「桜」の歌を聴いていた。森山直太朗さんの「さくら」をはじめとして、桜にまつわる名曲は多い。  それをメドレーの…

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なぜか台湾を安住の地に選んだ海兵 樋口 勝見

【連載】台湾で祀られる日本人先覚者(13) 台湾との関わりはないが、屏東県の龍安寺に祀られている  「海角七号―君想う、国境の南」という台湾映画がある。2008年8月に台湾で、翌年12月に日本でも公開された。日本が台湾を…

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コロナ禍2年目 宿泊・飲食業の体力が心配だ

 自動車など輸出関連の製造業で回復が目立つ一方、宿泊・飲食などが再び悪化し、業種間の格差が鮮明になった――。3月の日銀全国企業短期経済観測調査(短観)が示した企業景況の実態である。  中でも、深刻な打撃を受けている宿泊・…

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米海軍が黒海で共同演習、ロシアを牽制 U.S. Navy’s Sea Shield exercise sends a message to Russia

 米軍司令官らは、ミサイル巡洋艦「モンテレー」が先週、ボスポラス海峡を通過し、地中海に戻ったが、これは軍事演習「シー・シールド2021」の終わり以上の意味を持つことを強調した。  演習によって、黒海はロシアだけのものでは…

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新型コロナウイルスの感染拡大で、いろいろ…

 新型コロナウイルスの感染拡大で、いろいろ自粛せざるを得ないことがあるが、残念なのは人と会えないことだろう。仕事上会うのは一種の大義名分もあり、直接面談できなければ、電話やメールあるいはオンラインがある。しかし友人などは…

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北海道平和大使協議会オンラインシンポ 「朝鮮半島の統一・平和をどう考えるべきか」

基調講演要旨 同志社大学グローバル地域文化学部嘱託講師 浅井良純氏 東アジア経済圏構築の基軸に  未(いま)だ冷戦構造が終焉(しゅうえん)していない朝鮮半島。大国の利害が絡み合い「世界の縮図」ともいえる地域だが、朝鮮半島…

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接種でも「割り込み」横行ーフィリピンから

地球だより  ようやく新型コロナウイルス用のワクチン接種が開始されたフィリピンだが、優先順位を無視して接種を受ける人々が相次ぎ、波紋を呼んでいる。  政府のガイドラインでは最前線の医療従事者から接種を開始する手筈(てはず…

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仏全土で外出禁止

大統領発表、学校も4週間閉鎖へ  フランスのマクロン大統領は3月31日夜、国民向けのテレビ演説で新型コロナウイルス対策規制の強化策を発表した。集中治療室(ICU)の入院患者が3月末に5000人を超え、パリ首都圏などで重症…

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高校教科書検定 新科目指導に向け授業改善を

 「詰め込み型」教育の批判を受けて「ゆとり」に、そして「脱ゆとり」(詰め込み型)へと大きく揺れ動いてきた学習指導要領。学力とは何か、100年先を慮(おもんぱか)って学習指導要領は決めなければならない。予知できない急激な変…

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歴史小説が振るわない。歴史小説家も元気が…

 歴史小説が振るわない。歴史小説家も元気がない。スターもいない。歴史小説家が歴史について語る機会も減った。テレビでも歴史番組は放送されるが、出演するのは歴史学者ばかり。歴史小説家が登場するケースは少ない。  10年ぐらい…

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怒る公務員たち

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  「首領が民のためにいるのか、民が首領のために生まれたのか。民が穀物と服地を捧げて首領に仕え…脂と血と津液と骨髄を全て無くして首領を太らせているので、民が果たして首領のために生まれた…

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ルクソールの王家の谷ーエジプトから

地球だより  エジプトを旅して格段に印象が強い場所が、同国王朝時代の首都ルクソールのナイル川西岸にある「王家の谷」だ。草木一本もない巨大な岩山の数々を眼前にしたショックは、忘れることのできない光景として脳裏に刻み込まれて…

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米国“アジア系ヘイト犯罪”の要因、利己的で成功志向に反感

韓国紙セゲイルボ  米国ではよく移民の類型を三つに分ける。まずは日本型だ。日本人は米国社会に完全に同化して自分のアイデンティティーをなくす。米国で育つ日本人2世、3世は大部分日本語を話すことができない。  2番目は中国型…

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