オピニオン rss

健やかな腸でストレス対策

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 免疫力を高める生活術 保温、深呼吸、発酵食品など  昨今、増え続けるストレスによって心身の免疫力を低下させて「生活習慣病」をはじめ諸々の疾患の要因になっていることが指摘されている。…

続き

熊本地震の教訓、耐震化と地域力を高めよう

 熊本地震の余震がまだ続いている。震度6強以上が4回に上り、有感地震が1300回を超えた。予想を超える規模で、直下型地震の恐ろしさを改めて見せつけている。 家屋倒壊で被害拡大  直下型地震を引き起こす活断層は、全国で20…

続き

戦後東西独・日と人口増減

経済ジャーナリスト 尾関 通允 諸需要と不可分の関係 難民、復員、引き揚げで移動  第二次世界大戦後のドイツは、米英仏ソの戦勝国による分割占領の後、ソ連支配下のDDR(ドイツ民主共和国=東独)と西欧の一員としてのBRD(…

続き

日露首脳会談、領土交渉前進に全力尽くせ

 安倍晋三首相はロシア南部の保養地ソチでプーチン大統領と会談し、停滞する北方領土交渉を前に進めるため、8項目の経済協力プランを提示した。ウクライナ問題を受けた欧米の対露経済制裁に足並みを揃(そろ)える中での苦渋の選択と言…

続き

テロ対策、情報収集力の向上が不可欠だ

 過激派組織「イスラム国」(IS)などの台頭で、テロの脅威が世界的に高まっている。テロ封じ込めに向け国際連携を強化するとともに、日本では情報収集力の向上が欠かせない。 核物質使用の可能性も  今月下旬の主要国首脳会議(伊…

続き

冷静な調査で「歴史認識」を

NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会会長 久保田 信之 科学的思考法で事実に 感情刺激する物語にあらず  隣国の中国や韓国で「怒れる市民による反日暴動」を世界に宣伝されたことがあるが、今の日本人にしてみれば「遠い過…

続き

こどもの日、社会とつながり健全育成を

 「その笑顔 未来を照らす 道しるべ」――。きょうは祝日「こどもの日」である。祝日法では「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」(2条)日と定めている。  笑顔が表す子供の幸福が明るい家庭と社…

続き

対中外交、「非は非」として主張貫け

 中国を訪問した岸田文雄外相は李克強首相や王毅外相ら要人との会談で、両国関係改善に向けての対話継続で一致した。  しかし沖縄県・尖閣諸島周辺の日本領海に中国側が公船を不法に侵入させたり、南シナ海で人工島の軍事拠点化を進め…

続き

平和を守れぬ憲法9条讃歌

軍事評論家 竹田 五郎 脅威に囲まれている日本 現実教えぬ教育は国滅ぼす  独立国として憲法制定は、国民の意志により自主的に制定されるべきであり、独裁者の意思のみで、まして他国の強要によって制定されるべきではない。自衛権…

続き

憲法記念日、現実問題に対処できる改正を

 憲法記念日を迎え、全国各地で憲法関連の行事が開催される。日本国憲法制定の意義を踏まえながら、わが国の戦後の歩みの中で直面した課題を整理し、国家百年の大計として憲法を考えて現実問題に対処できる改正に国民を挙げて取り組むこ…

続き

元嘉悦大学教授 山田 寛氏

世界をゆさぶる テロ、難民・移民危機

世日クラブ 元嘉悦大学教授 山田 寛氏 「一国平和」通用せず  元読売新聞アメリカ総局長で元嘉悦大学教授の山田寛氏はこのほど、世界日報の読者でつくる「世日クラブ」(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)で「世界を…

続き

北朝鮮で36年ぶり労働党大会、独裁維持へ恐怖政治続行か

韓国自由民主研究院長 柳東烈氏に聞く 「第2期金正恩時代」開幕へ  北朝鮮で6日、36年ぶりとなる第7回朝鮮労働党大会が開かれる。最高指導者・金正恩第1書記はこの大会で何をやろうとしているのか。北朝鮮情勢に詳しい韓国の柳…

続き

陸海空のシルクロード構想

歴史家 金子 民雄 独と日・満州航空の挫折 21世紀に化けた「一帯一路」  いまではシルクロードという言葉がすっかり通俗化してしまったが、かつてはロマンティック街道などと呼ばれ、いたってのどかな雰囲気が漂っていたものだ。…

続き

憲法改正を参院選の争点に 片山虎之助氏

おおさか維新の会共同代表 参議院議員 片山虎之助氏に聞く 緊急テーマ優先で論議すべきだ  安倍晋三首相が在任中の憲法改正の意向を表明したことで、今夏の参院選の重要争点になるかどうか注目されている。おおさか維新の会は独自の…

続き

武器輸出、自国防衛の観点でも重要だ

 オーストラリアの次期潜水艦導入計画で、日独仏3カ国が争ったが、豪政府はフランス企業と共同開発する方針を決めた。今回の商戦は、安倍内閣下で武器輸出政策を変更して以来、初の大型商談である。  当初は日本有利と見られていただ…

続き

補助金で衰退する日本漁業

東京財団上席研究員 小松 正之 漁獲資源の回復策施せ 影響しないTPP関税率減  環太平洋経済連携協定(TPP)交渉は水産業にも影響を及ぼす。国民の関心を集めながら、秘密交渉を通し、国民に説明しない交渉も例を見ない。  …

続き

「ひとみ」運用断念、原因究明し今後に生かせ

 打ち上げ後、不具合が発生し通信が途絶えていたX線天文衛星「ひとみ」について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は運用の断念を決めた。今後は異常に至った原因究明に専念するという。  「すざく」の後継機として、性能を格段に向…

続き

トランプ氏、同盟国日本への正しい理解を

 2016年米大統領選の候補指名争いで、民主党はヒラリー・クリントン前国務長官が「社会主義者」のバーニー・サンダース上院議員を引き離した。一方、共和党は不動産王ドナルド・トランプ氏をテッド・クルーズ上院議員、オハイオ州の…

続き

対北朝鮮安保理制裁 核放棄するまで続けよ

服従するか政権崩壊か  北朝鮮は、国連安保理が3月2日採択した史上最強の制裁決議で事実上の全方位的封鎖状態に陥り、金正恩(キムジョンウン)第1書記は権力を引き継いで以来、最大の危機に直面している。  北朝鮮の4回目の核実…

続き

昭和の日、命運決める国際情勢への対応

 きょうは「昭和の日」。昭和天皇の誕生日である。その遺徳を偲(しの)びつつ、激動の日々を経て復興を遂げた昭和の時代を顧み、日本の未来に思いを致したい。  自由陣営を選んだ戦後  昭和は、まさに「激動」の時代であった。15…

続き

五輪エンブレム、機運再び盛り上げる機会に

 2020年東京五輪・パラリンピックの大会エンブレムがようやく決まった。  大会のシンボルが定まったことを機に、いろいろなことで水を差された大会への機運がもう一度盛り上がり、準備作業に弾みが付くことを期待したい。 「組市…

続き

日本の報道の自由度ランク、なぜそんなに低い?

 世界で72位。国際NGO「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)が先日発表した、2016年版「報道の自由度ランキング」での日本の順位だ。アジアでも、台湾、モンゴル、香港、韓国より下というのである。  私も、日本の報道の自…

続き

北潜水艦ミサイル、改良重ねれば重大な脅威だ

 北朝鮮が東部咸鏡南道・新浦付近の日本海から潜水艦発射型の弾道ミサイル(SLBM)1発の発射実験を行った。  北朝鮮は今年に入って核実験や長距離弾道ミサイル発射を強行するとともに昨年5月以降SLBM発射を繰り返している。…

続き