Date archive for 2020
はやぶさ2 日本の宇宙探査の真骨頂示す
小惑星「りゅうぐう」の試料が入っているとみられるカプセルが、探査機「はやぶさ2」から分離され、計画通りにオーストラリア南部の砂漠に着地して宇宙航空研究開発機構(JAXA)により無事回収された。6年に及ぶサンプルリターン…
上陸ハリケーン勢力減衰期間、50年前の2倍に
海面水温上昇と連動で、OIST研究チームの論文がネイチャー誌に掲載 沖縄科学技術大学院大学(OIST)はこのほど、上陸したハリケーンの勢力が弱まるまでにかかった時間が50年前の2倍になっており、海面水温の上昇と連動して…
便りがないのは良い便り、病や死の知らせ増える
よく「便りがないのは良い便り」といわれるが、還暦の前あたりからだろうか、携帯電話に、故郷の弟から電話がかかってくると、ドキッとするようになった。母の危篤や死はもちろんのこと、同じ町に住む親族の死や病気についての連絡が圧…
政治闘争思わす紙面作りでジャーナリズムと無関係の赤旗に近づく朝毎
◆“手柄話”を垂れ流し 随分、昔の話だが、東京・代々木にある「日本共産党本部ビル」をアポなしで訪ねたことがある。現在のビルは党創立80年の2002年に建てられた新ビルだが、当時は印刷工場を思わせる旧ビルだった。玄関から…
今年1~11月の全国の交通事故死者数は2541人…
今年1~11月の全国の交通事故死者数は2541人であることが分かった(警察庁まとめ)。これは年間3215人と昭和23(1948)年以降の最少だった昨年同期より318人(11・1%)の大幅減となる。 最少の4年連続更新…
「韜光養晦」実現に拍車かける中国
日本安全保障・危機管理学会上席フェロー 新田 容子 サイバー攻撃集団を強化 外国軍の高品質データ入手へ 2020年は米中の覇権争いに明け暮れた一年とも言えるが、1990年代に鄧小平が中国の外交・安保方針として唱えた「韜…
ワクチン接種は国民の義務
米コラムニスト キャサリン・パーカー 順調にいっても来年春 計画に不安の声も 命を救うワクチンが、さまざまな場面で私たちの生活に影響を及ぼすことは間違いない。 ワクチンの量は必要とされるよりも数千万回分も少なく、まず…
不正訴え「最高裁まで戦う」、トランプ氏 選挙後初の集会
トランプ米大統領は5日、南部ジョージア州で選挙後初めて大規模な集会に参加し、「彼らは大統領選挙で不正を働いたが、それでもわれわれは勝つ」と述べた上で、「最高裁まで戦う」と訴え、改めて徹底抗戦を続ける姿勢をアピールした。…
改正種苗法 農産物守って輸出拡大を
ブランド果樹など新品種の農作物の海外流出防止を目的とした改正種苗法が、先の臨時国会で成立した。一部を除き、来年4月1日に施行される。 日本で開発されたブドウやイチゴなどの無断栽培が海外で相次いでいる。政府は種子や苗木…
再編へ“最後通牒”を突き付けられた地銀を特集する東洋経済など
◆生き残りへ統合・合併 銀行は人の体に例えると、「心臓」の役割を果たすといわれる。人や企業、自治体にお金(血液)をスムーズに流し、社会全体を正常に維持していく。とりわけ、地方を拠点に金融活動を行う地方銀行(地銀)は、地…
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星…
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセルが地球に帰還し、オーストラリアに入っているチームに回収された。小惑星の砂が入っているとみられ、日本に運ばれる予定だ。 小惑星での砂の採取といい、パ…
中世英国のユダヤ女金貸し
獨協大学教授 佐藤 唯行 再婚相手の遺産で富蓄積 国王と親密関係築いた未亡人 「女金貸し」と聞くと「難波金融伝」「闇金ウシジマくん」の登場人物を思い浮かべる方もおられるだろう。実はユダヤ史学界でも昔から注目されてきたの…
「中国は祖国を返せ」 人権侵害に抗議のデモ 都内
国連総会での世界人権宣言の採択から72年を前に、中国当局による人権問題の解決を訴えるデモが5日、東京・浅草で行われ、チベット、ウイグル、南(内)モンゴル、香港、民主化を目指す中国人などの人々が約100人集った。 小雨…
大統領選不正疑惑 見過ごせば米民主主義は崩壊
米大統領選は、投票から1カ月以上が経過したが、いまだに勝者が確定していない。米主要メディアはバイデン前副大統領が勝利したとしているが、トランプ大統領側は大規模な選挙不正があったとして、法廷闘争に訴え最高裁まで争う姿勢だ…
エチオピア内戦危機、連邦崩壊の可能性を指摘するエジプト・サイト
◆脆弱な民族支配体制 アフリカ東部エチオピアで北部ティグレ州をめぐる内紛が起き、死者は数千に達するのではないかと伝えられている。 連邦政府は、少数派ティグレの反乱勢力を完全に制圧したと発表したものの、ティグレ人民解放…
例年に比べると、クリスマス商戦も静かな…
例年に比べると、クリスマス商戦も静かな雰囲気の中で迎えている。こうした中、帰宅途中のスーパーの入り口に正月飾りなどの商品が並んでいるのを見掛けた。気が早いというか、もうそんな時期になったのかと感慨を覚えた。 新型コロ…
大飯原発判決 不当で無責任な許可取り消し
関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)で想定される地震の揺れ(基準地震動)が過小評価されているとして、福井県など11府県の住民127人が原子力規制委員会の設置変更許可処分の取り消しを求めた訴訟で、大阪地裁の森鍵一…
米大統領選やり直しを-保守派組織がWT紙に意見広告
米大統領選の開票をめぐって混乱が深まる中、草の根保守運動「ティーパーティー(茶会)」系の組織「ウィー・ザ・ピープル・コンベンション(WTPC)」が、米紙ワシントン・タイムズ(1日付)に「戒厳令を敷いて大統領選のやり直し…
台湾教育界の礎作りに命を懸けた「六氏先生」
【連載】台湾で祀られる日本人先覚者(9) 台湾の人々に感動を与えた教育への情熱「芝山巌精神」 台北市郊外の士林区に、たくさんの木々に覆われた小高い丘がある。MRT(台北捷運(しょううん))淡水線芝山駅から歩いて15分ほ…
「教誨師」という仕事 死刑囚の魂の看取り人
《 記 者 の 視 点 》 今年、私が読んだ中で一番の本になるだろう。 講談社文庫から出ている堀川恵子著「教誨(きょうかい)師」だ。 半世紀もの間、死刑囚と対話を重ね、死刑執行に立ち会い続けた浄土真宗僧侶・渡邊(わ…
選択的夫婦別姓の導入には慎重に対応すべき…
選択的夫婦別姓の導入には慎重に対応すべきだとの提言書を、自民党の議員連盟「『絆』を紡ぐ会」が下村博文政調会長に手渡した。一方、産経新聞によると、政府が12月中にも閣議決定する第5次男女共同参画基本計画の原案は、夫婦別姓…
コロナ禍でクリスマス縮小ーフィリピンから
地球だより フィリピンといえば9月から始まる世界最長のクリスマスシーズンで有名だが、今年はコロナ禍によって前代未聞の静かなクリスマスとなっている。 マニラ首都圏マカティ市の金融街では、公園にお洒落(しゃれ)なイルミネ…
地域と家庭、学校に新風 コミュニティースクール
北海道十勝管内中札内村前教育長 上松丈夫氏に聞く かなり以前から子供たちの教育は学校、地域、家庭の連携が重要だと叫ばれてきた。文部科学省は平成29年度から全国の小中学校に対して地域住民や保護者が一定の権限を持って学校運…