上陸ハリケーン勢力減衰期間、50年前の2倍に


上陸ハリケーン勢力減衰期間、50年前の2倍に

海面水温上昇と連動で、OIST研究チームの論文がネイチャー誌に掲載

 沖縄科学技術大学院大学(OIST)はこのほど、上陸したハリケーンの勢力が弱まるまでにかかった時間が50年前の2倍になっており、海面水温の上昇と連動していることを明らかにした。研究論文が11月12日付で英科学誌ネイチャーに掲載された。(沖縄支局・豊田 剛)

 上陸後のハリケーンの勢力について研究したのはOIST流体力学ユニットのピナキ・チャクラボルティ教授(41)と博士課程のリン・リー(28)さんらの研究チーム。温暖化が進むことで、ハリケーンが長時間にわたって勢力を維持し、被害が拡大する可能性を示した。


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