Date archive for 2020
中国 立て続けに対豪「制裁措置」
中国はオーストラリアに対し、経済報復カードを次々に切っている。豪州は4月、新型コロナウイルスの発生源調査を世界に呼び掛けた。これに中国は猛反発、豪州からの輸入や自国民の豪州旅行を制限する露骨な「制裁措置」に踏み切った。…
元仏大統領ジスカールデスタン死去
西側結束で冷戦終結に貢献 フランスのバレリー・ジスカールデスタン元大統領が2日、死去した。94歳だった。1974年から7年間、大統領を務め、主要国首脳会議(サミット)を提唱し、75年にオイルショックの混乱の中、第1回サ…
米国防政策委 親中派委員らを解任
米国防総省の有力諮問機関、国防政策委員会に親中派、オバマ前政権時の委員が数多くいることを以前、指摘したが、ようやく委員の入れ替えが行われ、数日内に新たな委員が任命される。 ミラー国防長官代行は、「委員らの退任に感謝し…
香港民主派実刑、自由と民主否定する不当判決
香港の裁判所が、昨年6月の違法集会を扇動した罪などに問われた民主活動家の黄之鋒氏に禁錮13月半、周庭氏に同10月、林朗彦氏に同7月の実刑判決を言い渡した。 「逃亡犯条例」改正に反対 3人は昨年6月、中国本土への容疑…
「3密(密閉・密集・密接)こそ音楽の母体」…
「3密(密閉・密集・密接)こそ音楽の母体」と言われる(岡田暁生(あけお)著『音楽の危機』中公新書近刊)。洞穴の中で恐怖に震えながら身を寄せるしかなかった時代の記憶だ。 芸術の中でも文学や美術は、音楽とは違う。特に文学…
心も体も温まるギフトーイスラエルから
地球だより 11月に入りやっと雨期らしく雨が降り始めたと思っていたら、今度は降りやまずに各地で洪水被害が出た。雨は本来、イスラエルにとって恵みである。ガリラヤ湖の水位が1週間で3㌢上がっただけでニュースになるほどだ。 …
現代版“不老の薬”
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 徐市。徐福ともいう。琅邪の方士(神仙の術を身につけた道士)だ。琅邪は中国の山東省膠州湾地域の地名だ。斉の国に属した。彼は秦の始皇帝の信任が厚かった人物のようだ。天下を統一した始皇帝…
ネタニヤフ・イスラエル首相がサウジ訪問 米、関係正常化を期待
イスラエルのネタニヤフ首相が11月22日、サウジアラビアを秘密裏に訪問し、ムハンマド皇太子と会談したことが明らかとなった。サウジはイランに対抗するためのトランプ米政権の外交政策の要である。対イラン包囲網構築を目指すトラ…
地歩固めるミシュスチン露首相
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 メディア帝国構築に着手 閣僚人事で内閣掌握を強める ミハイル・ウラジーミロビッチ・ミシュスチン。今、この名前の人物を覚えている人は少ないのではないか。今年1月16日に連邦税務局長官から…
中国主導の「RCEP」がスタート、米がTPP復帰なら衝突も
韓国紙セゲイルボ 11月15日、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)が韓国をはじめとする15カ国の署名によって公式スタートした。インドの不参加にもかかわらず、15参加国が東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国をはじ…
米司法長官、大規模不正「見つからず」 トランプ陣営「実質的な調査してない」
バー米司法長官は1日、大統領選について調査したところ、現時点で選挙結果を覆すような大規模な不正は見つからなかったと述べた。これに対し、トランプ大統領の弁護団は「司法省はわれわれが集めた証拠を調べていない」として調査が不…
英国防費増額へ、国際的役割の拡大を期待
ジョンソン英首相が国防費の大規模な増額を発表した。中国やロシアへの警戒感が強まっていることが背景にある。 国防費拡大は、軍事大国としての地位を維持する努力において米中に大きく後れを取っている英国の立場を変更する意思表…
王毅外相来日で「甘言に乗って融和を進めては危うい」と警告した産経
◆中国側の要請で実現 「経済協力を進めるとともに、安全保障上の懸案の解決も促さねばならない。政府は、中国との率直な対話を通じ、働きかけを強めてほしい」(読売社説11月27日付) 「中国との健全な関係づくりは、日本の針…
新型コロナウイルス流行の長期化で、巣ごもり…
新型コロナウイルス流行の長期化で、巣ごもりする人々に向けてインターネット販売による販路拡大が盛んだ。東京・豊洲市場の水産業者は、クロマグロやウニなど高級すし店で使われる魚介類を一般向けにネット通販する(小紙12月1日付…
児童虐待、コロナ機に家庭の価値重視を
2019年度に全国の児童相談所(児相)が対応した虐待相談件数(速報値)は、前年度比3万3942件(21・2%)増の19万3780件だった。1990年度の集計開始以来最多を更新し、前年度からの増加幅も過去最大となった。 …
米国人が将来のために今成すべきこと What Americans should be doing now for the future
感謝祭が終わった今、米国人は、12月中旬から下旬までの、毎年訪れるクリスマス休戦を象徴する「ノー・マンズ・ランド」(無人地帯の意、2001年製作の映画の題名)の季節に向かって入っていく。心理的には、私たちは、新しい米国…
米大統領選の大規模不正疑惑で、ペンシル…
米大統領選の大規模不正疑惑で、ペンシルベニア州に続きアリゾナ州でもトランプ陣営による公聴会が開かれた。ドミニオンの集計機ソフトがインターネットに接続され、フランクフルトでハッキングされていたというサイバーセキュリティー…
クリスマスの粋な計らいーオーストリアから
地球だより 本来ならば、クリスマス市場が開かれ、訪れる人で賑(にぎ)わうシーズンだ。しかし、今年は全てがうまくいかない。欧州最大規模のウィーン市庁舎前広場のクリスマス市場も来月6日まで続く第2次ロックダウン(都市封鎖)…
「憲法変遷」論適用すべき自衛隊
日本大学名誉教授 小林 宏晨 政府・議会が合憲と解釈 最高裁も明確に「無防備」否定 アメリカ大統領選挙が行われ、バイデン氏の勝利宣言が行われたが、トランプ氏の敗北宣言は11月30日時点でいまだ見られない。バイデン側では…
愛子殿下 19歳に
大学でオンライン授業続く 天皇、皇后両陛下の長女愛子殿下は1日、19歳の誕生日を迎えられた。3月に学習院女子高等科を卒業され、4月に学習院大文学部日本語日本文学科に進学。新型コロナウイルス感染拡大の影響でオンライン授業…
EUvs 英、対面交渉 厳しい局面
英国の欧州連合(EU)離脱移行期間終了が今月末に迫る中、いまだ続く貿易交渉は妥結の糸口を見いだせていない。新たな協定なき正式離脱が双方にもたらす衝撃と混乱は大きく、危機感が高まっている。最大の漁業問題を含め、最後の調整…
ISS長期滞在、野口さんらの活躍に期待する
日本人宇宙飛行士、野口聡一さんが3度目の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在に挑戦中である。来年春ごろに星出彰彦さん、2022年には若田光一さん、23年ごろに古川聡さんの長期滞在が決まっている。 ISSで日本は全体…
石絵で広がる自然遊び「WA ROCK」の輪
秋田市立新屋図書館で石に絵を描くワークショップを行う 動物やキャラクター、文字や絵を小石に描いて公園などに置き、誰かに拾ってもらう「WA ROCK」(ワロック)という自然遊びが秋田県を中心に静かな広がりを見せている。こ…