Date archive for 2019
米国、中国ファーウェイを排除 「安全保障に深刻な脅威」
トランプ氏 禁止の大統領令 トランプ米大統領は15日、国家安全保障に深刻な脅威をもたらす外国企業の通信機器の利用を禁止する大統領令に署名した。名指しはしていないものの、中国の華為技術(ファーウェイ)などの通信関連企業を…
強制不妊手術、「命の尊厳」に向き合え
旧優生保護法下で障害者らが不妊手術を強制された問題で、被害者に一時金を支給する救済法が成立し、請求の受け付けが始まった。被害者への償いは一歩前進したと言えるが、一時金の支給で済む問題ではない。 責任重い学会や医療界 …
「女性の話はとかく回りくどい」との印象は…
「女性の話はとかく回りくどい」との印象は、男性にとって大方共通する。「だから何なんだ?」と聞き返したくなるケースも多い。何かの問題があるらしいということは分かっても、問題をどう解決すればいいのかが分かりにくい。 が、…
独立記念の定番バーベキュー
地球だより イスラエルは、5月9日(ユダヤ暦のイヤル月5日)に独立記念日(ヨム・ハアツマウート)を祝った。1948年にベングリオン初代首相がイスラエル独立を宣言してから、今年で71年目を迎えた。 各地の記念会場では夜…
対話できない大統領
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 米国のジョージWブッシュ元大統領は在任中、ホワイトハウス近くの個人邸宅を訪ねて民間人たちと会った。面談要請を全て消化できない場合、夜の時間を使ったわけだ。 ビールを前に置いて対話…
長崎キリシタンの反ユダヤ主義
獨協大学教授 佐藤 唯行 イエズス会通じ偏見抱く 異端審問激化した16世紀末 われわれ日本人が近代以後、ユダヤ人迫害に手を染めず、反ユダヤ主義勢力を国内に抱え込まなかった事実は、世界に向かって誇るべきところである。しか…
正念場のスーダン民主化
バシル氏失脚後、デモ隊と軍が対立 スーダンで30年間、長期独裁政権を率いてきたバシル前大統領は4月11日、同国軍による軍事クーデターにより失脚した。しかし民政移管をめぐり軍とデモ主導の民主化グループが対立、軍はイスラム…
「ツキディデスの罠」理論の誤り
韓国紙セゲイルボ 「米中戦争」は西洋学者の偏見 米国と中国は韓国外交の2本の軸だ。韓米同盟と韓中協力を両方とも守らなければならない。重要なのは米中間の相互関係だ。戦争と進化、2種類の理論がある。米中が戦争に向かうなら韓…
米露改善合意、ウクライナ問題に禍根残すな
ポンペオ米国務長官がロシア南部のソチを訪れ、プーチン大統領とラブロフ外相と会談し、ロシアによるウクライナ南部クリミア半島併合から悪化した米露関係を改善していくことで合意した。トランプ米大統領はロシア疑惑に区切りを付け、…
米中対立を「覇権争い」の本質から中国に構造改革の確約求めた産経
◆世界に悪影響が波及 トランプ米政権が中国からの輸入品2000億㌦(約22兆円)相当に課している追加関税を10%から25%に引き上げた。これに対し、中国は6月1日に報復関税を実施すると発表すると、米国は中国からの輸入品…
登山愛好家には四季を問わず山に登る人が…
登山愛好家には四季を問わず山に登る人がいるが、その一方で登山シーズンというのがあって、ある時期、ある場所に登山者が集中する。5月の連休や、土日、学校が休みの期間など。 谷川岳の一ノ倉沢などの岩場でも、一つのルートに複…
自爆テロ犯とは違う、特攻隊員の名誉を守ろう
神風特別攻撃隊で戦死した若者たちの霊がさぞ嘆いているだろう。kamikazeが自爆テロとその犯人を表す名詞として、また大量に用いられたからである。 先月21日にスリランカで起きた同時多発テロ。「イスラム国」(IS)に…
沖縄県が祖国復帰47年、青年4人が弁論
沖縄県が日本に復帰してから15日で47年になるのを前に、「祖国復帰を祝う大会」が13日、那覇市で開かれた。復帰を経験した世代から復帰後に誕生した若い世代に至るまで約350人が集まり、喜びを共有した。(沖縄支局・豊田 剛…
天皇陛下首相から内奏
即位後初、皇居 天皇陛下は14日午前、皇居・宮殿で安倍晋三首相が国内外の諸情勢について報告する「内奏」を受けられた。首相による内奏は即位後初めて。 内奏は宮殿・鳳凰の間で午前10時から行われた。 安倍首相は2~4月…
G20農相会合、日本は生産性向上に貢献を
20カ国・地域(G20)農相会合が新潟市で開かれた。採択されたG20農相宣言では、農業の生産性向上に向けた人工知能(AI)やロボット工学の活用促進、売れ残りや食べ残しで廃棄される「食品ロス」の削減などを打ち出した。 「…
赤字でも映画祭はやる!
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄国際映画祭が4月18日から4日間の日程で開かれた。途中、雨天に見舞われながらも、期間中は約30万人とほぼ例年並みの来場者となった。今年で11年連続11回目の開催だ。 那覇市で…
自動運転車がやって来る Here come the driverless cars
米国と自動車との長年の熱愛が、試験台に乗せられようとしている。自動運転車、技術オタクの言葉を借りれば「高度自動走行車」が、急速に道路を席巻しようとしているからである。しかし、車のキーを精巧なコンピューターに渡してしまう…
導入から21日で10年を迎える裁判員裁判に…
導入から21日で10年を迎える裁判員裁判について、小紙社会面で振り返っている。記事によると、これまでに37件の死刑判決が言い渡されたが、うち5件を職業裁判官だけで審理する二審が破棄し、無期懲役になった。 このうち、1…
「霊魂」捕まえに墓参り
地球だより スウェーデンの国民的作家ヨハン・アウグスト・ストリンドベリ(1849~1912年)が亡くなって14日で107年になる。ストリンドベリの葬儀には多数の国民が長い列をなした。国民から愛された作家だった。ノーベル…
「聞こえづらいと思ったら」講演会
東京都健康長寿医療センター老化脳神経科学研究チームの柳井修一氏 平成31年度科学技術週間参加行事「音が聞こえづらいと思ったら-耳寄りな耳の話-」と題した講演会が東京都板橋区の区立文化会館で行われた。東京都健康長寿医療セ…
「やみくもに間口狭めないで」
北海道教委 石狩管内の公立高等学校配置計画検討協議会 近年、人口減少が続く中、公立高等学校は学級減や学校の統廃合を余儀なくされている。高等学校の卒業生は、次世代の地域を担う人材となるだけに、高等学校の配置計画には、おの…
「ナラティブないのち」とは
名寄市立大学教授 加藤 隆 人間は「物語」を紡ぐ存在 「情報」は代役にはなり得ず 以前、大阪のホスピス病棟で得難い経験をしたことがあった。余命がわずかとなった中年の男性が、20年音信不通にしていた弟の連絡先を見つけ出し…
死語となった「旗日」
10連休の中で最初の祝日「昭和の日」。原稿書きの手を休め、会社周辺の住宅地を歩いてみた。帰省する人や海外旅行に出掛けた人が多いだろうから、静かで散歩にうってつけだと思ったのだ。 40分余り歩く中で、気になったことがあ…