Date archive for 2019

建国記念の日、国柄の出発点再確認しよう

 きょうは建国記念の日。大和を平定した初代、神武天皇が橿原宮(かしはらのみや)で即位されたと言われる日である。平成最後の建国記念の日であり、5月には皇太子殿下が新天皇に即位され改元が行われる。御代替わりの時を迎えようとす…

続き

若者の「旧メディア」離れでもはや老人の読み物と化した週刊誌の行く末

◆新聞読まずTV見ず  若者が新聞を読まなくなって久しい。日刊紙の部数は年々減っている。笑えない話がある。小学校で「図工で使うのであした新聞紙を持ってきて」と先生に言われる。夜お父さんがコンビニに走ってスポーツ紙を買って…

続き

決意感じぬ4島返還大会

 今年の「北方領土の日」(2月7日)は「最悪の日」となった。東京都内で開催された北方領土返還要求全国大会での安倍晋三首相の挨拶からは、日本固有の領土である北方4島がロシア(旧ソ連)によって「不法占拠」されてきたという歴史…

続き

半導体やコンピューターなど日本のハイテク…

 半導体やコンピューターなど日本のハイテク産業が目覚ましい発展を遂げたのは1970~80年代。村山裕三著『テクノシステム転換の戦略』によると、官民が協力して技術発展の方向を見定め、その産業政策が実行に移された。  この間…

続き

在米ユダヤ人の改姓事情

獨協大学教授 佐藤 唯行 進学・就職の差別回避策 70年代以降姿消し旧姓復活も  在米ユダヤ人の間で改姓が無視し難い割合で行われてきた事実はユダヤ社会内部の公然たる秘密であった。ここで言う改姓とはユダヤ姓を捨て、米英のキ…

続き

首脳会談、ハノイで開催

トランプ氏「北は経済ロケットに」  トランプ米大統領は8日、ツイッターで、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との2回目の首脳会談を今月27日、28両日にベトナムの首都ハノイで開催すると発表した。平壌を6~8日に訪問したビーガ…

続き

レオパレス、安全確保を後回しにするな

 賃貸アパート大手のレオパレス21は、天井や外壁などの施工不良が33都府県の1324棟で見つかったと発表した。  天井の耐火基準を満たさないなど危険性の高い物件もある。入居者の安全を軽んじていると言わざるを得ない。 耐火…

続き

ロシアとの核条約には中国を加えることが不可欠とトランプ氏 Trump: China vital to Russian nuke pact

 米国とロシアによる冷戦時代のミサイル条約を時代遅れのものにしたのは、グローバルパワーとして台頭する中国の地位だった。トランプ米大統領は今週、米露の合意を維持する唯一の方法は、中国も急拡大する軍事力を制限することだと示唆…

続き

アフガンの米軍縮小は内戦を招来すると警告する英紙ガーディアン

◆テロとの戦いは失敗  アフガニスタン情勢をめぐる動きがこのところ慌ただしい。1990年代に一時「政権」を樹立した反政府勢力タリバンが勢力を拡大する一方で、米国がタリバンとの交渉に乗り出した。トランプ米大統領が、アフガン…

続き

「早春賦とは風の音水の音」(田上頼子)…

 「早春賦とは風の音水の音」(田上頼子)。春を告げるものと言えば、梅の花やフキノトウの芽、太陽の柔らかな光、ぽかぽかとした陽気などがある。冬がいつ終わり春がいつから始まるのか分からないが、こうした兆しが出てくるうちに季節…

続き

出生率の低下が続く

地球だより  統計局がこのほど発表した出産統計によると、昨年の出生数は一昨年より約3000人少ない4万7307人。これによって、出生数の減少が8年間続いたことになる。  子供へのケアと、出産後のお母さんが最大で3年間も出…

続き

米海軍、目標「355隻」見直しか

無人艦の必要性指摘も  米海軍が一昨年末提案した艦艇「355隻体制」は、世界の海で圧倒的な優位を取り戻すことを目指す米海軍で金科玉条のように見られてきた。しかし、海軍幹部の間で、この「目標」に対する疑問の声が上がり始め、…

続き

消えた初版の「まえがき」、証言と食い違いも

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (42)  ここ数回にたって、曽野綾子さんの『ある神話の背景』についてその概要を紹介してきた。渡嘉敷島の住民の「玉砕」すなわち「集団自決」について、「極悪人赤松…

続き

皇太子殿下御夫妻、感想文表彰式に

雅子殿下、療養後初の御出席  皇太子殿下御夫妻は8日午後、東京都千代田区の経団連会館で開催された「第64回青少年読書感想文全国コンクール表彰式」に出席された。雅子殿下が御出席したのは2002年以来17年ぶりで、長期療養後…

続き

「保守の狙撃手」洪準杓氏、韓国次期大統領選に意欲

 「崩壊した」と言われる韓国保守だが、期待される人材が一人もいないかといえば、そうでもない。月刊中央(2月号)は自由韓国党前代表の洪準杓(ホンジュンピョ)氏(64)に焦点を当てている。  洪氏は昨年6月の統一地方選での惨…

続き

韓国退役軍人が“決起”、文政権の従北政策を糾弾

現役将兵の“覚醒”を促す  韓国の文在寅政権は「従北左派政権」であり、彼らは「共通の価値」を持っていた日本、米国との同盟関係を破壊し、「体制の違う」北朝鮮、中国との関係を強めている―。日本で聞こえる韓国政府への危惧である…

続き

混迷のベネズエラ情勢、鍵握る軍部の動向

 ベネズエラでは、強権政治を続ける反米左派のマドゥロ大統領とグアイド暫定大統領の「2人の大統領」がそれぞれ正統性を主張、国際社会も両者の承認をめぐって真っ二つに分かれている。混迷を深めるベネズエラ情勢の行方を大きく左右す…

続き

豚コレラ、拡大阻止に万全を期せ

 豚コレラの感染が拡大している。昨年秋に岐阜県で発生し、今月に入って愛知、大阪など5府県の6養豚場で確認された。殺処分される豚は今の段階で1万6000頭に上る見通しだ。  豚コレラは豚やイノシシが感染すると高熱を発するな…

続き

足利学校で学ぶ思いやり

 息子の案内で、栃木県足利市にある日本最古の学校と言われる史跡足利学校を訪ねたことがある。  その昔、漢文を学ぶ若者たちが集まり、それを基礎に日本文化を築こうと志した日本最古の学問所と言われている。  今から560年ほど…

続き

米兵のイラク駐留交渉に暗雲 Trump remarks cloud talks on new U.S. troop deal with Iraq

 米国とイラクは6日、米軍の駐留継続に関する新たな合意をめぐる交渉を開始した。トランプ大統領は数日前、イラクの隣国イランを「監視」し、過激派組織「イスラム国」(IS)などのテロリスト復活を阻止するため、米軍を無期限に駐留…

続き

千葉県野田市の小学4年生、栗原心愛さんが…

 千葉県野田市の小学4年生、栗原心愛さんが両親による虐待で亡くなった事件は、知れば知るほど、やりきれない気持ちになる。市教委や児童相談所の不手際など、大人が周りにいながらなぜ守れなかったのかとの思いが募る。  事件を受け…

続き

女にとっての仕事と家庭

母親の経験を社会に生かす マナーコンシェルジュ 新倉 かづこ氏に聞く  人口減少の中、社会における女性のいっそうの活躍が期待されるが、家庭と仕事の関係をどう考えたらいいのか。長年のOL生活の後、起業し、社員教育やマナース…

続き

ブラジル ルラ元大統領に禁錮12年11月

刑期25年に延長も  ブラジル南部クリチバの連邦裁判所は6日、ルラ元大統領(73)に対して、収賄罪などで禁錮12年11月の一審判決を言い渡した。政府系ブラジル通信が報じた。  罪状は、大統領在任中のルラ氏が、サンパウロ州…

続き