Date archive for 7月, 2019
セブンペイ、顧客軽視の安全対策後回し
セブン―イレブン・ジャパンが今月から始めたバーコード決済サービス「セブンペイ」が不正にアクセスされた。約900人が計約5500万円の被害に遭った恐れがある。 被害発生の大きな原因は、なりすましを防ぐために広く用いられ…
「あなたの知らない筋肉の世界」 サルコペニア予防の鍵は「白筋」
順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科・町田修一教授 高齢の健康長寿を維持・改善するには筋肉の量を保つことが必要だ。それには高い筋力を出す白筋を増やすための「過負荷な運動」が不可欠だ。「今、筋肉が熱い!?~あなたの知ら…
介護制度の“限界”
知人から介護日記の書籍を紹介され、一読した。100歳になる母親を介護している記録である(『そうして、百歳の朝がきた』小野塚久枝著)。3人の兄弟姉妹で協力し、サービスも利用しながらの介護である。介護というと重いイメージが…
自民圧勝を予測する共同の参院選序盤情勢はアナウンス効果が狙いか
◆過去に突出した予測 参院選が始まるや否や、各紙が一斉に「序盤情勢」を報じた(6日付)。どこも似たり寄ったりで「参院選 自民が優位」(読売)「自公、改選過半数の勢い」(朝日)なのだそうだ。 議席数の焦点は、53(自公…
訪日外国人ランキングトップ5(2018年)は…
訪日外国人ランキングトップ5(2018年)は、中国838万人を首位に、韓国754万人、台湾476万人、香港221万人、米国153万人の順である。日本人の海外旅行先(17年)は、米国360万人、中国268万人、韓国231…
独裁者に厳しいトランプ氏
アメリカ保守論壇 M・ティーセン 圧力と制裁弱めず 中露北首脳とは会談 トランプ大統領はアジア訪問中に1人でも、2人でもない、3人の独裁者に会った。北朝鮮に足を踏み入れた最初の米大統領になり、独裁者、金正恩氏との「素晴…
チベットで宗教弾圧強める中国
拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 僧侶の数を強制的に削減 宿舎を観光施設に建て替え 香港の勇敢な市民たちは6月9日以来、香港から容疑者の中国本土への移送を可能にする「逃亡犯条例」に反対するデモを何回も行い…
ジョアン・ジルベルト氏死去
88歳「ボサノバの父」 ブラジル 「イパネマの娘」などボサノバ音楽の歌手・ギタリストとして有名なジョアン・ジルベルト氏が6日、リオデジャネイロの自宅で死去した。88歳。死因は不明。家族によると、数年前から体調を崩してい…
台湾の小学生、海洋ゴミ問題を人形劇で訴える
漂着カメラ 日本に返った実話基に 昨年3月、海岸清掃で防水ケースに入ったカメラを拾い、SNSを通じて落とし主の日本人女子大生へ返した台湾北東部・宜蘭県の岳明小学校6年生の児童たちが7日、東京・虎ノ門の台湾文化センターで…
対韓輸出厳格化、文氏はこれ以上信頼損なうな
政府が韓国を対象に半導体材料の輸出管理を強化した。日本企業に元徴用工らへの賠償を命じた韓国最高裁判決をめぐって解決策を示さない韓国政府への事実上の対抗措置だ。 韓国の文在寅政権の反日的な姿勢で、日韓関係は悪化の一途を…
「死」自覚し性行為やめたフレディの声伝えた「世界のドキュメンタリー」
◆首長権限で制度導入 NHKが積極的に後押しする「LGBT」(性的少数者)運動が全国に拡大している。同性カップルの関係を「結婚に相当する関係」と見なす「パートナーシップ制度」を導入する自治体は今年4月、東京都豊島区、江…
知的財産の帰属をめぐって、大国間で熾烈な…
知的財産の帰属をめぐって、大国間で熾烈(しれつ)な争いが続いている。日本にとっても対岸の火事ではない。政府は今秋から知財の活用に詳しい専門家を大学に派遣し、バイオや人工知能(AI)など先端分野の特許取得を支援する方針を…
国民対話に見る露大統領の持論
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 対露制裁「西側も損害」 ウクライナ新大統領は「悲劇」 ロシアのプーチン大統領(66)は6月20日、恒例の「大統領との直接ライン」(大統領と国民の直接対話)を行った。一般国民から提起され…
秋篠宮殿下御夫妻欧州訪問 市民と交流、友好深められる
「皇嗣」初の国際親善 秋篠宮殿下御夫妻は6日、皇位継承順位1位の皇嗣、皇嗣妃として初の海外公式訪問を終え、帰国された。訪問先のポーランドとフィンランドでは、要人だけでなく、地元市民や在留邦人とも積極的に交流し、友好関係…
アフガン駐留米兵の数で食い違い Mixed messages cloud endgame in Afghanistan
アフガニスタンの反政府勢力タリバンとの交渉が正念場を迎える一方で、トランプ大統領の駐留米軍の数をめぐる発言が波紋を呼んでいる。トランプ大統領は米兵撤収を目指して交渉を進めており、専門家らは、矛盾したメッセージは、17年…
南シナ海、日米は共同訓練で関与強めよ
中国軍が南シナ海で対艦弾道ミサイルの発射実験を実施したことが確認された。 米政府は「南シナ海を軍事化しないという中国の約束に反する」として警戒を強めている。地域の安定に向け、日米が積極的に役割を果たすことが求められる…
地方紙の災害取材・報道力の低下を厳しく指摘する週刊金曜日連載
◆全国的に「新聞離れ」 少子化・超高齢化の進行による歯止めのない人口減少やインターネット時代の進展、メディアの多様化などによって、全国的に人々の新聞離れが進んでいる。実部数を調査している日本ABC協会が発表した2018…
じっとしていても、汗ばむ季節。特に梅雨の…
じっとしていても、汗ばむ季節。特に梅雨の時は湿度が高いので、汗がべたべたとして衣服が肌に張り付く印象がするほど。不快指数が上がり、何をするのも億劫(おっくう)に感じてしまう。 この時期、手放せないのが傘。雨が降るかど…
お守りに吹く新風
地球だより タイを旅行したことがある人なら、必ず目にするのがプラクルアン(お守り)だ。 このプラは、幸運を呼ぶお守りとされ、バスやタクシーなど運転席の前や飲食店など、至る所で目にする。 タイ国民のプラ所持率は約7割…
中国船「当て逃げ」で比漁船沈没
南シナ海でフィリピン漁船が中国漁船に衝突されて沈没した事故をめぐり、ドゥテルテ大統領の「弱腰」な対応が波紋を広げている。領有権問題で係争中の南シナ海で起きた事故は大きな注目を集めたが、ドゥテルテ氏の親中的な外交姿勢が、…
米独立記念日 トランプ氏、軍の貢献称える
「現在の米国は最強だ」 トランプ米大統領は独立記念日の4日、首都ワシントンのリンカーン記念堂前で演説し、「この国を最も優れた国にしたのは、卓越性と冒険、勇気と自信、忠誠心と愛情だ」と主張。建国以来の軍の貢献を称(たた)…
秋篠宮殿下御夫妻、記念演奏会に-フィンランド
全日程終え帰国の途へ 【ヤルベンパー時事】フィンランド公式訪問中の秋篠宮殿下御夫妻は5日午前(日本時間同日午後)、首都ヘルシンキから約40㌔離れたヤルベンパー市にある「シベリウスの家」を訪れ、日本とフィンランドの外交関…
トランプ発言と日米地位協定 「血の同盟」が平等もたらす
《 沖 縄 時 評 》 改憲、双務条約化が課題に 「不公平」な安保条約 沖縄県では基地問題が騒がれるたびに日米地位協定が米兵の特権を保証する「不平等協定」との批判が起こり、「沖縄差別」だと論じられる。沖縄革新県政はそれ…