Date archive for 2018

韓国親北派の“北詣で”急増

経済支援や「反日」連帯へ  韓国の親北朝鮮派による訪朝が堰(せき)を切ったように増えている。南北・米朝首脳会談で広がった融和ムードを機に各種組織・団体に対する政府の訪朝許可が相次いで下りたためだ。ただ、過去に見られた一方…

続き

家庭環境と学力、規則正しい生活習慣が重要だ

 家庭環境と子供の学力の関連を研究しているグループが、両親の学歴や収入にかかわらず、子供の自制心や意欲などを高めれば学力が上がる可能性があることを、文部科学省の専門家会議で報告した。  家庭の経済状況などによる子供の学力…

続き

本当に大丈夫? その生活習慣

東京都健康長寿医療センター社会参加と地域保健研究チーム 北村明彦部長 フレイル予防に「食事」「運動」「社会参加」  年齢を重ねると、生活習慣病、メタボリックシンドローム、フレイル(精神面・肉体面での虚弱)などさまざまな問…

続き

スマホ前に育みたい親子関係

 スマホやネットは使い方によっては非常に便利な、現代では無くてはならない機器となっている。だが、幼少時代からスマホ、ゲーム、テレビ・ビデオにどっぷり漬かった生活をしていると、脳の機能に悪影響を与え、思考感覚、人間関係、死…

続き

2014年問題を特集するも事実に忠実、公正に向き合う姿勢見えぬ朝日

◆“信頼回復策”を自賛  朝日の2014年問題。そう言われてピンとくる人はなかなかのメディア通だ。朝日10日付オピニオン面の「あすへの報道審議会」(第7回会合、6月24日)の特集は、朝日自身の2014年問題についてこう記…

続き

この32日間は世界中が沸いたと言っても過言…

 この32日間は世界中が沸いたと言っても過言ではなかろう。サッカーW杯ロシア大会(モスクワなど)は15日の決勝で、クロアチアを4-2で下したフランスに栄冠が輝いた。フランスの強さとクロアチアの奮闘を称(たた)えたい。  …

続き

NATO防衛費増額圧力は正論

米コラムニスト マーク・ティーセン 民主党は大統領非難 実戦能力ない同盟国  トランプ大統領が、共通同盟に十分な予算を投じないことは北大西洋条約機構(NATO)のためにならないとドイツなどの同盟国に警告する一方で、米国の…

続き

日本版「台湾関係法」制定を

エルドリッヂ研究所所長、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 中国の軍事侵略阻止へ 法に基づき海洋の自由守護  過去1年間、特にここ数週間、世界は北朝鮮に注目したが、東アジア地域のもう一つの重要な課題は自由、民主主義、…

続き

米朝協議、交渉の引き延ばし図る北

「非核化」具体策に踏み込めず  6月12日の米朝首脳会談を受けた米朝協議をめぐって、北朝鮮が交渉の引き延ばしを図る姿勢が顕著になってきた。朝鮮戦争で死亡した米兵の遺骨返還のため、12日に南北軍事境界線のある板門店で予定さ…

続き

海の日、国益守る海洋政策を進めよ

 きょうは海の日。四方を海に囲まれた日本は、有史以来、海の恩恵を受けてきた。海洋国家としての自覚を新たにし、今日の日本を取り巻く海の状況を直視していきたい。 「基本計画」で安保前面に  この5月、政府は今後5年間の海洋政…

続き

万全の対テロ法制・組織を

 地下鉄サリン事件などオウム真理教による一連の事件で、麻原彰晃(本名・松本智津夫)を含む7人の死刑が7月6日に執行された。  地下鉄サリン事件から23年。この事件では13人が死亡、負傷者は約6300人に上り、現在も後遺症…

続き

超常現象で信者を増やした「劇画宗教」としてオウム事件を総括した新潮

◆キーワードはASC  オウム真理教元代表の「麻原彰晃」こと松本智津夫死刑囚の刑が執行された。日本を震撼(しんかん)させたオウム事件から23年が経過し、松本と共に6人の元教団幹部の刑もほぼ同時に執り行われ、再び「オウム事…

続き

「実際に迫る水を見るまで重い腰が上がら…

 「実際に迫る水を見るまで重い腰が上がらなかった」。西日本豪雨で避難が遅れ、辛くも一命を取り留めた岡山県倉敷市真備町の竹内昇さん(70)。近接の堤防が決壊し、道路の両側から水が押し寄せてきて、初めて「まさかの事態」に気付…

続き

ユダヤ人の最新「族外婚」事情

獨協大学教授 佐藤 唯行 米の白人支配層が評価 アジア系女性との結婚も急増  族外婚はユダヤ人の生活の中で最も物議を醸す問題だ。その歴史は古く、「ユダヤ民族の始祖」アブラハムが2番目の妻ハガルと行った結婚も族外婚だった。…

続き

西日本豪雨被災地 「人手が足りない!」

西日本豪雨被災地・岡山県倉敷市真備町ルポ 片付けても、片付けても…終わらぬ作業  西日本豪雨で大きな被害を出した岡山県倉敷市真備町。現在、建物などの安全性が確認された所から、被災者や自衛隊、ボランティアの人たちによって片…

続き

中国、先進技術の獲得狙い 米大手航空機メーカーの株式取得

 中国の軍事行動やスパイ活動への関与が指摘される国営航空機・ミサイルメーカー「中国航空工業集団(AVIC)」が、先進技術の獲得のために、ボーイングなど米国の大手航空機メーカーの株式の取得を進めていることを米政府当局者が明…

続き

中国の外交方針、「グローバルな統治」に警戒を

 中国共産党・政府の外交政策に関する最重要会議とされる「中央外事工作会議」が6月、4年ぶりに北京で開催された。  この中で習近平国家主席は、グローバルな統治体制を主導して中国中心の新たな国際秩序を構築すると宣言した。南シ…

続き

トランプ米政権のアジア長期戦略に懸念を抱く同盟国 Allies wary of Trump’s long-term Asia plans

 【シンガポール】トランプ米大統領は先月、孤立した北朝鮮の指導者、金正恩氏をシンガポールでの首脳会談に引き込むという、一見不可能と思われることをやってのけた。それ以前にもトランプ氏は、この時代の米指導者としては最長となる…

続き

敬天愛人を「革命」にすり替えた「西郷どん」の鼻をつく沖永良部演出

◆川口雪篷が革命の旗  大河ドラマは史実を借りた虚実混交の芝居だ。見る人によって違いもあろうが、「虚」の部分が行き過ぎると鼻をつくような演出に感じることもある。  今年は明治維新150年ということで、NHKは西郷隆盛(吉…

続き

「もみくちやに洗ひゐるなり汗の顔」(三條…

 「もみくちやに洗ひゐるなり汗の顔」(三條羽村)。じっとしていても動いていても暑い季節。シャワーを浴びても、すぐに汗が噴き出す。洗濯した衣類も、部屋干ししてもわずかな時間で乾く。  酷暑が続き、ものを考えるのもおっくうに…

続き

名簿探しに奔走、敵味方なく戦没者を刻銘

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (14)  筆者は自分が始めた1フィート運動という「世のため人のために役立つ」仕事を奪われ、しばらく怒り心頭に発し、放心していた。振り返ってみると、平和運動家を…

続き

豪雨災害、被災者へのきめ細かい支援を

 西日本豪雨では死者と行方不明者が200人を超え、豪雨災害としては平成に入って最悪の被害となった。捜索、救助と共に被災者へのきめ細かい支援が求められる。 健康管理が大きな課題  避難所には6000人近い人たちが身を寄せて…

続き

北非核化の四大争点

正確な数量を把握せぬ米  6月12日にシンガポールで行われた米朝首脳会談では焦点である「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」(CVID)が曖昧なままで終わった。米朝とも「非核化」するとしているが、具体的方法、日程が何も決…

続き