Date archive for 2018

眞子殿下、ブラジル御訪問

日系人移住110周年で  秋篠宮家の長女眞子殿下は18日、ブラジル公式訪問の最初の立ち寄り地リオデジャネイロに到着され、日系人による歓迎行事に出席された。  今年が日系人によるブラジル移住110周年に当たり、ブラジル政府…

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警察は黒人の脅威か、放置される「不都合な真実」

米国の分断 第2部 反米・容共の風潮 (3)  黒人が警官に射殺された事件をきっかけに全米に吹き荒れた反警察運動「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大切)」(BLM)。この運動により、人種的偏見を持つ白人警官が罪なき…

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TPP11、自由貿易の恩恵を広げよ

 米国を除く環太平洋連携協定(TPP11)の首席交渉官会合が開かれ、11カ国は早期発効を目指すとともに、協定発効後の参加国拡大に向けて準備を加速することで一致した。  TPP11をめぐっては、メキシコと日本に続きシンガポ…

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今期芥川賞では、話題作の受賞はならなかった…

 今期芥川賞では、話題作の受賞はならなかった。話題作といっても、内容や力量ではなく、作品の一部に先行作と類似した表現があった点で注目を集めた作品だ。  作者は北条裕子さん(32)、作品名は「美しい顔」。東日本大震災を題材…

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ハチドリに出会う

地球だより  ブラジルに来て驚いたことの一つが野鳥の色彩だ。サンパウロやリオデジャネイロなど都会に住んでいると野鳥を見る機会は少ないが、郊外に行くと、実に多種多様な南米特有の野鳥に出会える。  先日、地方に住む知人が持つ…

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キオスク時代

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  キオスク(kiosk)は宮殿を意味するペルシャ語「クシュク」に由来する言葉だ。その影響を受けたトルコ人たちが夏の別荘やあずま屋を「キョシュク」と称した。  オスマントルコの征服君主…

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世界覇権への野望隠さぬ中国

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 海外に次々と軍事基地 米の台湾重視路線に過剰反応  覇権国家の中国は着々とその野望に向かって前進しているように見える。ただ残念ながら日本においては民主主義を弱体化そして軽視…

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米最高裁判事、トランプ氏保守派指名

 トランプ米大統領は9日、退任する連邦最高裁のアンソニー・ケネディ判事の後任に保守派のブレット・カバノー連邦高裁判事を指名した。これを受け、人事承認のための審議が行われる上院で、共和、民主両党が11月の中間選挙をにらみ熾…

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済州島イエメン人論争が拡大

韓国紙セゲイルボ 難民問題、自らを顧みる機会に  内戦を避けて、故国を離れた約500人のイエメン人が済州島に入って来ている。彼らは難民問題がもはや遠い国のことではないことを悟らせた。  これを契機に韓国内で熱い論議が起こ…

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ジョージア領アブハジアと南オセチア、ロシアが「併合」へ工作強化

 ロシアは、ロシア軍が2008年に侵攻し、占領を続けているジョージア(グルジア)領、アブハジアと南オセチアの「違法な併合」へ工作を強化している。バクラゼ駐米ジョージア大使が17日、フィンランドの首都ヘルシンキで行われた欧…

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「忠誠の誓い」を拒否、国家に反抗「かっこいい」

米国の分断 第2部 反米・容共の風潮 (2)  米バージニア州のセンタービル高校で教師の怒号が響いたのは、昨年11月のことだった。  「ここはNFL(ナショナル・フットボールリーグ)ではない!」  米国の学校で毎朝行われ…

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米露首脳会談、不用意な発言で混乱招くな

 トランプ米大統領がプーチン・ロシア大統領とフィンランドの首都ヘルシンキで会談した。  会談では、トランプ氏のロシアへの融和姿勢が目立った。だが、2016年米大統領選への介入疑惑などで対立するロシアに不用意な発言をするこ…

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来年度予算の概算要求基準に「膨張の歯止めなし」と批判の各紙

◆安倍政権で税収増加  来年度予算の編成に向けた作業がスタートした。政府が決めた、予算の大枠となる概算要求基準に対して、社説で論評を掲載した各紙の論調は総じて厳しいものになっている。  掲載日順に社説見出しを並べると、次…

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「人生には成功も失敗もない。あるのはそれを…

 「人生には成功も失敗もない。あるのはそれを味わい尽くすことのみ」。日本を代表するアルゼンチン・タンゴ歌手、香坂優さんがかつてブエノスアイレスに留学し、修業の難しさに落ち込んだ時の気持ちだった。  横浜みなとみらいホール…

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米軍基地・安保に直結、9月9日は沖縄26市町村で議会選

米軍基地・安保に直結、9月9日は沖縄26市町村で議会選

再編交付金めぐり与野党攻防 名護市 与党安定多数維持の見通し 宜野湾市 自衛隊配備に与党過半数必要 石垣市  9月9日、沖縄県内41市町村のうち、26市町村で議会選挙が行われる。中でも、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設…

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聖火「宿泊地」の誇り

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  2020年東京五輪の聖火リレーの日程が決まった。沖縄は5月2日~3日に実施される。この東京五輪は、沖縄県が日本国の一員として迎える初めての国内夏季五輪となる。  そのため県は、沖縄…

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猛暑が続いている。一昨日は岐阜県揖斐川町で…

 猛暑が続いている。一昨日は岐阜県揖斐川町で今年の全国最高となる39・3度を記録。3連休中、共同通信の集計によると、全国で5616人が熱中症で搬送され、14人が亡くなった。西日本豪雨の被災地では、暑さと戦いながらの復旧作…

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イージーライダー(注)が諸悪の元凶 Curse of the easy rider

 ドナルド・トランプは、(職員の)有能性と、役所仕事のより高度な生産性が欲しいのだ、と言う。そう聞けば、いつも、役所仕事を拡大したいと願っているリベラル派は、立ち上がって、拍手すると、あなた方は思うかもしれない。しかし、…

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米国の分断 NFL選手の「片膝抗議」

米国の分断 第2部 反米・容共の風潮 (1)  愛国心が強く、政治的には反共、そんな米国人のイメージを覆す現象が、特に若い世代の間で相次いでいる。米国が米国らしからぬ国に変わりつつあることを象徴する社会の分断の事例を報告…

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米朝将官級会談、非核化が後回しにされないか

 米国と北朝鮮は朝鮮戦争(1950~53年)で捕虜となったり行方不明になったりした後、死亡した米兵の遺骨返還に関する将官級会談を南北軍事境界線上にある板門店で開いた。双方による将官級会談は9年ぶりで、遺骨返還は先月の米朝…

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こちらも「暴炎」続き

地球だより  韓国も今年の夏は暑い。例年、7月末から8月初めの約2週間が一年で最も高温多湿となり、この期間さえ乗り切れば何とかなると思ってきたものだ。だが、今年は夏の訪れが少し早い。夜は熱帯夜でクーラー無しでは寝苦しく、…

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リフレ派はどこで間違えたか

鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 日銀預金に“資金”滞留 自然利子率等の低下見落とす  日本には「リフレ派」と称するエコノミスト・経済学者の集団が居る。中心は、4月まで日本銀行副総裁をしていた元学習院大学教…

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ヤエヤマセマルハコガメなどの希少動物を絶滅危機から守れ

ヤエヤマセマルハコガメなどの希少動物を絶滅危機から守れ

沖縄県石垣市で勉強会「南西諸島の生きものたちの未来」  九州南端から日本最西端の与那国島にかけて連なる南西諸島には、国際自然保護連合(IUCN)が発表する「絶滅の恐れのある種のレッドリスト」に挙げられている固有種が多く存…

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