Date archive for 2018
アジア大会でも浮上正解のない“兵役特例”
韓国紙セゲイルボ 特別法でなく一般法であるのに、例外を認める特例条項がおびただしい。国際スポーツ大会入賞者の兵役特例を規定した兵役法が代表的だ。国民の4大義務の一つである国防の義務を免除する問題であるだけに、いつも論議…
北海道地震、被災者の救助と支援を急げ
北海道の胆振地方中東部を震源とする大きな地震が発生し、多くの死者・行方不明者が出ている。 被災者の救助と支援を急がなければならない。 熊本地震以来の震度7 地震の震源の深さは37㌔で、地震の規模(マグニチュード)は…
数字や数値の疑わしい報道が多くなった。…
数字や数値の疑わしい報道が多くなった。こうした問題はもともと多かったのが、最近になって問題視される機会が増えただけかもしれない。 何かの集会などで、主催者発表が5万人という場合がある。ところが、警察発表は1万人だった…
米、パレスチナ難民機関への拠出停止
トランプ米政権は先月31日、既に大部分を凍結している国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への拠出を停止すると発表。一方で、国連や難民受け入れ国などと、パレスチナへの直接支援を含む「新しいアプローチ」について協議…
一夫多妻制度の功罪
地球だより イスラム世界の諸国が、他の国々と著しく異なる文化として一夫多妻がある。1人の男性が妻を同時に4人まで持てると法律で保障されているのだ。もちろん、4人を平等に愛するとの条件があるとはいえ、現実はどうしても不平…
焼酎の健康負担金
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 韓国の焼酎は長久の歴史を持つ酒だ。高麗後期に元王朝から伝来した。穀酒を煮て得た蒸留式の酒なので、露酒・火酒・汗酒とも言った。高価なぜいたく品だった。モンゴル軍の駐屯地だった安東、開…
急変する経済環境と危機不感症
韓国紙セゲイルボ 政府は山積する懸案解決を 国際経済と金融市場に乱気流が起こっている。米国発の経済制裁でトルコ経済がふらつき、アルゼンチンなど新興国市場も国家破綻の暗い影が垂れている。数カ月の間、それこそ国際経済と金融…
両陛下、エクアドル大統領夫妻と御会見
天皇、皇后両陛下は5日午前、来日中のエクアドルのモレノ大統領夫妻とお住まいの皇居・御所で約25分間、会見された。 宮内庁によると、大統領が防災をはじめとするこれまでの日本の協力に謝意を示したのに対し、天皇陛下は「日本…
米資金援助停止、難民の自立への支援強化を
米政府は、パレスチナ難民を支援する国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金援助を停止した。 難民問題の解消、さらには中東和平交渉の推進へとつなげたい意向とみられるものの、トランプ米政権の露骨なイスラエル寄…
辺野古埋め立て移設の承認撤回で沖縄県の手法を疑問視する読、産経、小紙
◆何が何でも移設阻止 沖縄県による承認の「撤回」と「取り消し」。いったい何が違うのか。米軍普天間飛行場(沖縄・宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり、沖縄県は先月末に、仲井真弘多前知事が行った辺野古沿岸部の埋め立て承認を…
急減する日本沿岸のサケマス
東京財団政策研究所上席研究員 小松 正之 大堤防建設などが拍車 生態系の維持と回復が急務 地球環境の異変が日本中と世界中に多く発生しているが、これが海の中でも起こっている。人類の世紀(Anthropocene)が地球の…
「女みな運転出来て梨出荷」(堀恭子)。…
「女みな運転出来て梨出荷」(堀恭子)。男女を問わず運転免許証を持つ時代、果樹園では出荷を女性が担当しているところもあるようだ。畑の脇に直売所を置いているところもある。 埼玉県蓮田市の高虫地区でもナシ栽培が盛んで、その…
フェイク退治を名分に、世界で報道の自由抑圧が進む
世界流行語大賞があれば、今年の1位は「フェイク(偽)ニュース」だろう。 報道を「国民の敵」と呼ぶトランプ米大統領は、先日も「報道の80%はフェイク」と決め付けた。 日本にも例の慰安婦報道などがあるから、トランプ流毒…
米大統領、シリアに攻撃の自制要求
ロシアの介入も牽制 トランプ米大統領は3日、シリアのアサド政権やその後ろ盾であるロシアとイランに対し、反体制派の最後の拠点である北西部イドリブ県への「無謀な攻撃をすべきではない」と警告した。 トランプ氏はツイッターで…
玉木新代表、政策立案能力磨き存在感示せ
国民民主党の新代表に、玉木雄一郎共同代表が選出された。 5月の結党以来、国民民主党は支持率の低迷が続いている。政策の立案能力を地道に磨き、政府・与党に対し、現実的で建設的な代案を掲げて存在感を示すことが求められる。 …
行動する大統領 The do-something president
アイオワ大学の学生、モリー・ティベッツさん(20)は7月18日、ジョギングに出掛けたが、再び生きた姿は見ることができなくなった。彼女は、かつて、クロスカントリーのランナーで、優秀なアスリートだった。8月21日、遺体は回…
空飛ぶじゅうたんならぬ空飛ぶ自動車が日本…
空飛ぶじゅうたんならぬ空飛ぶ自動車が日本でも開発されることになった。空飛ぶ自動車は今のところ、電動のプロペラで垂直に離着陸ができる機体のことを指し、ふわふわと浮き上がる様子は車というよりはヘリコプターやドローンに近いイ…
ケーキもワインも体に害?
地球だより 健康ブームのフランスでは今、糖分を減らす努力をしない食品会社に対して増税を課す議論がされている。同時に世界的に評価の高いケーキ屋にプレッシャーがかけられている。 理由は合成着色料などの食品添加物に、人体に…
CTBT採択から22年、米トランプ政権の批准遠ざかる
ジュネーブ軍縮会議で包括的核実験禁止条約(CTBT)が採択され、ニューヨーク国連本部で署名が開始されて今月で22年目を迎えるが、CTBTの発効は遅れている。CTBT機関準備委員会のあるウィーンから核軍縮の現実を報告する…
再認識される学校図書館の重要性
北海道北広島市で読書活動活性化フォーラム スマートフォンやインターネットなどの普及で児童生徒の本離れ、活字離れが進んでいる。その一方で子供たちの読書習慣を育てる学校図書館あるいは公立図書館の役割の大きさが再認識されつつ…
子供を愛せない母親
2016年度、児童虐待で77人が亡くなったという。虐待のニュースを耳にするたびに、祖母が生前よく口にしていた言葉を思い出す。 「自分のお腹(なか)を痛めて産んだ子供を殺すとは、犬畜生にも劣る」 明治生まれで大家族の…
歴史教科書「大誤報」を認めず「書き換えさせた」と言い募る毎日・伊藤氏
◆外交問題にまで発展 いまだ、こんな誤報がまかり通っているのかと、いささか憂鬱(ゆううつ)になった。 毎日9月1日付の「時の在りか」と題するコラムで、編集委員兼論説委員の伊藤智永氏が「80年代、文部省が歴史教科書の『…
その昔ファンを魅了したムーンサルト(月面…
その昔ファンを魅了したムーンサルト(月面宙返り)の鮮やかな着地は、どうやら決められそうにない。体操の五輪金メダリストである日本体操協会の塚原光男副会長と妻の千恵子女子強化本部長からパワーハラスメントを受けたとする告発が…