Date archive for 2018

3国境越えて海水浴

地球だより  トルコのイスタンブールから国際列車に乗り、ブルガリアに向かった。  乗り合わせたトルコ青年の旅行目的を聞いた。  「クロアチアで泳ぐのさ」  なんのてらいもなく彼は答えた。  「トルコには島もあるし、黒海も…

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相互不信変わらぬ韓中習氏の年内訪韓が目安

韓国紙セゲイルボ  24日、韓中国交正常化26周年を迎えたが、在韓米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)配備に対する中国の報復が完全に解除されない上に、両国の不信感も消えず、越えなければならない山が多いという評価が多い。…

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帰省列車の切符

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  「厳しい寒さの中を、二千里の果てから、別れて二十年にもなる故郷へ、私は帰った」。中国の作家、魯迅の小説『故郷』の冒頭の文章だ。  客地で暮らす子供が父母に会うため故郷を訪ねることを…

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トランプ氏、「北朝鮮援助」と中国非難

米韓演習、再開ならかつてない規模  米ホワイトハウスは29日、声明を発表し、停滞する北朝鮮との非核化交渉に関して、「北朝鮮は中国のすさまじい圧力にさらされている」と指摘。米中貿易戦争を背景に、中国が北朝鮮の非核化を妨害し…

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児童虐待、痛ましい事件をなくしたい

 全国の児童相談所が2017年度に対応した児童虐待件数は、前年度比1万1203件(9・1%)増の13万3778件で、1990年度の統計開始以来、27年連続で最多を更新した。  児童虐待をめぐっては、今年3月に東京都目黒区…

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トランプVS金正恩 米、金融制裁で対北圧力強化か

世日クラブ講演要旨 トランプVS金正恩―北の非核化と拉致問題の行方 福井県立大学教授・島田 洋一氏  福井県立大学教授で拉致被害者を「救う会」全国協議会副会長の島田洋一氏は23日、世界日報の読者でつくる世日クラブ(代表=…

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首都大学東京の名称が2020年4月、かつての…

 首都大学東京の名称が2020年4月、かつての「東京都立大学」に変更される。いったん変わった大学名が元に戻るという話はあまり聞いたことがない。結局、首都大学東京という名称は定着しなかった。  都民の声を聞いた上で当時の石…

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東京五輪まで2年 警備・テロ対策はどうなっているのか?【PTV RADIO:028】

 2020年の東京五輪まで2年を切った。競技会場など着々と準備が進む中、警備・テロ対策は万全なのだろうか。米国の安全保障、危機管理に詳しい危機管理専門家・吉川圭一さんに聞いた。 (対談の音声を公開!)

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バルカンに及ぶ中国「一帯一路」の現状を探る【PTV RADIO:027】

 現代版シルクロード「一帯一路」を進める中国の経済・外交圏拡大はバルカン半島にまで及んでいる。このほどトルコ、ギリシャと、セルビアなどバルカン諸国でその現状を探ってきた池永達夫編集委員に聞いた。 (対談の音声を公開!)

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新しいアナウンスのわけ

地球だより  米首都ワシントンの周辺を結ぶ地下鉄には、2種類の車両が走っている。老朽化した旧型と比べ、日本の川崎重工が製造し、2014年から導入されている新型車両「7000系」は、快適で清潔感があり、運良く乗れるとありが…

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「インド・太平洋」戦略の成否

東洋学園大学教授 櫻田 淳 スリランカが試金石に 普遍性欠く中国「一帯一路」  日米両国の実質上の共通戦略になるに至った「インド・太平洋」戦略は、習近平(中国国家主席)統治下の中国が展開する「一帯一路」構想への対抗戦略と…

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ベネズエラ、経済危機で難民大量流出

南米全体を揺さぶる恐れ  反米左派マドゥロ政権下で経済崩壊の危機に直面している南米ベネズエラ。食料や医薬品が慢性的に不足する状況は、南米発の「難民危機」につながりかねないと懸念されている。(サンパウロ・綾村悟) ブラジル…

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文政権は経済政策の失政を認めよ

韓国紙セゲイルボ 最低賃金上げで庶民の雇用減少  北朝鮮の非核化、所得主導の成長、不動産対策にもかかわらず天井知らずで急騰するソウル住居価格…。最近、韓国社会を揺るがすイシューだ。大統領府が野心的に推進した課題だが、外見…

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障害者水増し、雇用への関心がないのか

 中央省庁の2017年6月1日時点の障害者の雇用数が、実際より3460人多く計上されていたことが分かった。  水増し分を修正すると、職員全体に占める障害者の割合は1・19%で、障害者雇用促進法で定める雇用率(2・3%)を…

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露海軍、活動海域を拡大

米、第2艦隊復活で対抗  米海軍は、ロシアとの緊張緩和などを受けて解体されていた第2艦隊を24日、復活させた。ロシア海軍は、北大西洋・北極海海域で活動を活発化させており、米軍はこれら海域での優位性の維持へ対応を迫られてい…

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米中の第2弾貿易制裁・報復に対話継続を訴えるしかない各紙社説

◆対米懸念を示す毎日  読売「摩擦の泥沼化回避に力尽くせ」、朝日「拡大回避へ対話続けよ」、毎日「混乱広げる不毛な根比べ」、日経「貿易摩擦緩和へ米中対話の窓口閉ざすな」――  米国が中国の知的財産権侵害を理由に、160億㌦…

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英語は今や世界語。自然科学はもちろん歴史学…

 英語は今や世界語。自然科学はもちろん歴史学でも文学でもその傾向は強い。経済史学者の玉木俊明さんは、2009年以降、日本人が国際学会で英語で発表する機会は飛躍的に増えたという(『歴史の見方』)。  中国出身で米国に移住し…

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辺野古移設 敢えて「県民投票」利用を

辺野古移設 敢えて「県民投票」利用を

在沖海兵隊元政務外交部次長 ロバート・エルドリッヂ氏  米軍普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古移設をめぐり、9月の県議会定例会で「県民投票」の条例案が上程され、与党の賛成多数で可決される公算が大きい。県民投票は条例の公布か…

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「辺野古移設」に絡み保革両陣営が激戦

県知事選の前哨戦 名護市議選 来月9日投開票

「辺野古移設」に絡み保革両陣営が激戦  9月30日投開票の沖縄県知事選を前に、同9日は県内で26の市町村議選が行われる。中でも、普天間飛行場(宜野湾市)の移設先の辺野古が所在する名護市議選は、保革両陣営にとって「絶対に負…

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防衛白書、踏み込んだ言及ないのは遺憾

 平成30年版防衛白書が閣議で報告された。米朝首脳会談後も核・大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発を止めていない北朝鮮について「これまでにない脅威」と強調するとともに、地球規模での軍事力展開能力を強化している中国を「地域…

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安室さんラストライブで神経戦

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  日本を代表する歌姫、安室奈美恵さんが9月16日に引退するのを前に、ラストライブを15日、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで行う。会場の収容席数は5000席。チケットは超プ…

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オピオイドには、口は慎んで、もっと行動を Less talk about opioids, more action

 トランプ大統領は、オピオイド中毒危機を新聞の一面記事にした功績では、大いに褒められる資格がある。オピオイド、すなわち、ヘロインをベースとした鎮痛剤は何百万人もの米国人に破滅的な損害を与える。それは、無力感をつくり、私た…

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国民的な人気漫画「ちびまる子ちゃん」の…

 国民的な人気漫画「ちびまる子ちゃん」の作者、さくらももこさんが乳がんで亡くなった。53歳、ファンにとっては急なお別れとなった。平成が間もなく幕を閉じようとする時、一足先に旅立っていった気がする。  小学3年生のまる子は…

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