急減する日本沿岸のサケマス


小松 正之

東京財団政策研究所上席研究員 小松 正之

 地球環境の異変が日本中と世界中に多く発生しているが、これが海の中でも起こっている。人類の世紀(Anthropocene)が地球の崩壊をもたらすのではと懸念する良心的な科学者、生物学者が増加している。

 北アメリカ西海岸からアラスカ沿岸にかけて2013~16年に広範囲に暖水塊(Blob)が発生した。


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