Date archive for 2017

訪日2400万人超を論じる中で異彩放つ日経「旅館を成長産業に」

◆観光立国への通過点  昨年の訪日外国人旅行者数が2000万人寸前だった前年より22%増え、2403万人となった。政府が「ビジット・ジャパン・キャンペーン」をスタートした15年前は500万人強。1036万人と初めて100…

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フランス南西部ドルドーニュ県にあるラスコー…

 フランス南西部ドルドーニュ県にあるラスコー洞窟は、クロマニョン人の描いた壁画で有名だ。1940年に発見されたが、バクテリアや菌類、藻類による劣化を防ぐため50年に入場制限され、63年閉鎖された。  訪れる観光客のために…

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逆風の中で新政権発足

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 就任前から大統領気取り 焦点定まらない移行チーム  新たに選出された大統領は就任後の100日、好意的な扱いを受け、少なくとも高邁(こうまい)な理想を掲げることが許されてきた。だ…

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トランプ外交、中東政策再構築へ対露接近

2017激動の世界を読む(13) 米ジョージ・メイソン大学教授 コリン・デュエック氏(上) トランプ次期米大統領の外交政策は、オバマ大統領と比べどう変わるか。  オバマ氏は内政目標の実現を優先するため、海外における米軍プ…

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首相4ヵ国歴訪、米国と地域を結ぶ役割果たせ

 安倍晋三首相はベトナムでの日程を最後に、フィリピン、オーストラリア、インドネシアなどアジア太平洋4カ国の歴訪を終えた。  今回の歴訪の最大の意義は、各国首脳との会談で「地域の平和と繁栄のためには、米国の関与が不可欠」と…

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陸自配備が焦点 宮古島市長選スタート

陸自配備が焦点 宮古島市長選スタート

南西諸島防衛に影響大、翁長陣営が県内選挙初の分裂  任期満了に伴う宮古島市長選が15日告示され、4人が立候補した。22日に投開票される。軍事的拡張を続け不当な海洋進出を進める中国の船舶がわが国の領海を頻繁に侵犯する中、陸…

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荒れる成人式と反基地運動

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  沖縄県では今年、男性8908人、女性8272人の合計1万7180人(沖縄県調査)が成人の仲間入りをした。沖縄の成人式と言えば、毎年のように「荒れる成人式」が全国的に注目されてきた。…

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希望の変化 A change of hope

 時は矢のように飛ぶ。月ごとでは大した変化は無しに。しかし、変化のペースは早まって、一夜のうちに昔のすべてのことが、再び新しく見えたりする。2016年の大統領選は、突然の、息をのむような希望と夢の激変だった。米国人が、根…

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日本経済新聞社が約10年前に開いたIT通信の…

 日本経済新聞社が約10年前に開いたIT通信の国際会議で、出席者の一人、韓国の大手新聞社社長が「韓国がネット先進国なのは、民主主義がより進んでいるから」という内容の話をしていた。  韓国の今の混乱した政情を見ると、インタ…

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准高齢者、活躍の場広げる取り組みを

 日本老年学会などが、現代人は心身が若返っているとして、65歳以上とされる高齢者の定義を75歳以上に引き上げ、65~74歳は「准高齢者」と区分するよう求めた。  65歳以上で元気な人が増えたことは喜ばしい限りだ。こうした…

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伝統的金融政策に戻る欧米

鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 進む米国長期金利の上昇 米大統領「口先介入」リスクも  欧米先進国の金融政策が、大きく動き始めた。米連邦制度理事会(FRB)は、リーマン・ショック後の景気回復が進み、失業率…

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暴力否定・差別撤廃の新宗教令を

アルアハラム政治戦略研究所研究員モハメド・F・ファラハト氏(下) トランプ次期米大統領はイランと西側との核合意を再考すると語ったが、どう評価する。  彼の最近の数カ月間の声明などを通じて理解しようとするなら、米国の中東政…

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ロシアのハッキングへ追加制裁求める下院民主党 House Democrats push for further sanctions over Russian hacking campaign

 下院民主党が13日に提出した法案は、米国の選挙プロセスに干渉したと判断された個人へ追加制裁を行う権限を国務省に与えている。ロシアは2016年大統領選に干渉したとされており、議会は、ロシアへの追加の報復措置を検討している…

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県民調査で「自治権強化」の回答者を”潜在的独立派”とした琉球新報

◆「反日」の流れで分析  沖縄の地元紙、琉球新報が「県民意識調査」の結果を発表した。調査は2001年から5年ごとに実施しており、今回は4回目(昨年10~11月)。地域、年代ごとに行い、質問も多岐にわたる。県民意識の現状や…

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「寒の入り」である二十四節気の小寒は今月…

 「寒の入り」である二十四節気の小寒は今月5日で、先週末から厳しい冷え込みが身に染みるようになった。これから1年で最も寒気が厳しい大寒の20日を経て、月をまたいで節分までは「寒の内」である。  旧臘(ろう)21日の冬至を…

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米情報機関 トランプ氏と深まる確執

背景に「リベラル傾斜」の歴史  トランプ次期米大統領の就任が目前に迫る中、深刻化しているのが中央情報局(CIA)など情報機関との確執だ。米シンクタンク「安全保障政策センター」のフレッド・フライツ上級副所長は、本紙の取材に…

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トランプは我々の大統領なのだ

エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 米国民は彼を支え教育を 党派超え再度国に忠誠誓おう  ドナルド・トランプ氏は1月20日、ワシントンDCで開かれる就任式をもってアメリカ合衆国の第45代大統領…

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防衛省発足10年に思う

 防衛省が「庁」から「省」に昇格(平成19年1月9日発足)して、今年で10年が経つ。発足当時、安倍晋三首相(第1次安倍政権)は、防衛省の幹部職員や自衛官を前に「省昇格が新たな国造りを行うための大きな第一歩となる」と訓示し…

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活力ある北海道へ

JR存続、原点に返った議論を 前衆議院議員 清水誠一氏に聞く  2018年、北海道は開基150年を迎える。この間、原野だった北海道は先人の開墾によって整備され、道民は先進諸国並みの生活を営んでいる。昨年は北海道に新幹線が…

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オバマ中東政策、同胞団をイスラム穏健派と誤認

アルアハラム政治戦略研究所研究員モハメド・F・ファラハト氏(上) オバマ米大統領の中東政策をどう評価する?  第一に、アラブの春運動を捉え、中東諸国の政権を変えようとした。リビアでカダフィ政権を打倒したが、同時にリビアの…

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左派の理念にうんざり

地球だより  フランスでは今春の大統領選に向け、昨年暮れ、最大野党の中道右派・共和党の予備選を実施したのに続き、1月には与党社会党など左派の予備選が行われる。だが、左派の予備選への関心は、高くない。  パリ市役所に勤める…

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安倍外交に注目する欧州メディア

願われる積極的情報発信  日本は米中両国に次ぐ世界第3の経済大国であり、欧州でも日本の経済活動や政府の経済政策については報じられてきたが、日本の外交政策が欧州国民の目に留まる機会はこれまで少なかった。ところが安倍晋三首相…

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ホーム転落死/周囲の手助けで再発防止を

 埼玉県蕨市のJR京浜東北線蕨駅で、盲導犬を連れた男性がホームから転落し、電車にはねられて死亡した。駅には点字ブロックはあるが、ホームドアは設置されていなかった。  痛ましい事故だ。再発を防ぐには、ホームドアの早期の設置…

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