Date archive for 2017

オバマ政権からリベラル政策失敗の教訓導き出した「プライムニュース」

◆偏向した米世論調査  トランプ新米大統領が就任した。テレビの時事番組のテーマは過去1週間、トランプ氏一色だった。そのプレゼンスに陰りが見えるとはいえ、米国は世界のリーダー国。しかも、ホワイトハウスの主が民主党から共和党…

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「国民に権力取り戻す」 トランプ大統領就任演説

TPP離脱方針発表  トランプ米新大統領は20日、首都ワシントンの連邦議会議事堂前で行った就任演説で「ワシントンから国民に権力を取り戻す」と訴え、政治改革を進める決意を表明した。演説後、医療保険制度改革法(オバマケア)の…

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第156回芥川・直木賞が決定した。芥川賞は…

 第156回芥川・直木賞が決定した。芥川賞は山下澄人さん、直木賞は恩田陸さん。それぞれ4回目と6回目の候補で栄冠をつかんだベテランだ。最近は複数回の候補を経て受賞に至るケースが少なくない。  もちろん、第153回の又吉直…

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施政方針演説、立党の原点踏まえ未来拓け

 通常国会が召集され、安倍晋三首相が2012年末の政権復帰から5回目となる施政方針演説を行った。  その最大のテーマは「新しい国づくりに挑戦する」ことだ。内閣支持率は高い水準を維持しているが、長期政権による驕(おご)りも…

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トランプ氏、米大統領に就任

リベラル路線の転換目指す 初日に大統領令も  米大統領選で勝利した共和党のドナルド・トランプ氏(70)の大統領就任式が20日午前11時半(日本時間21日午前1時半)から、連邦議会議事堂前で行われた。トランプ氏は20日正午…

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トランプ氏、情報機関を改革へ Trump to reform intelligence

 トランプ次期政権の国家安全保障政策の優先事項の一つに、官僚化され、一部で批判されているように政治化された米情報機関の改革がある。  トランプ氏は最近、英国の元情報当局者が作成したにせ文書の公開をめぐって、情報当局者らと…

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アパホテルの客室に置かれた書籍をめぐって…

 アパホテルの客室に置かれた書籍をめぐって、中国外務省が批判した問題が波紋を広げている。中国での反発を受け、冬季アジア大会の組織委員会は、札幌市内の同ホテルが選手団の宿泊先になっていることから、本の撤去などを打診したとい…

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皇太子殿下、山と歴史を主題に御講義

 皇太子殿下は19日、東京都新宿区の学習院女子大で、「歴史の山旅を楽しむ」と題して講義を行われた。  歴史学が専門で登山が趣味の皇太子殿下は、5歳の時の離山(長野県軽井沢町)への初登山で山歩きに興味を持ったことや、小学生…

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両陛下、皇宮警察武道大会に

創立130周年を記念  天皇、皇后両陛下は19日午後、皇居内にある道場「済寧館」で開かれた皇宮警察創立130周年記念武道大会を観戦された。  両陛下は道場に設けられた玉座で、皇宮護衛官による弓道や柔道、剣道の決勝戦の様子…

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北方領土交渉、ロシアの出方を見極めよ

 ロシアのシュワロフ第1副首相は、安倍晋三首相のロシア訪問が4月になるとの見通しを示した。  安倍首相は北方領土問題の解決に強い意欲を見せ、ロシアとの経済協力にも積極的だ。しかし、ロシアは領土問題に関して厳しい姿勢を崩し…

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「民進」に目玉政策 「教育」が経済政策の基本

「ベーシックインカム」も  政権時代に公約実現で行き詰まった教訓を持つ民進党が、衆院選に向け目玉政策づくりを進めている。機関紙「民進プレス」1月6日号と1月20日号から見てみたい。  蓮舫代表は同紙1月6日号で、旧民主党…

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「公明」のポピュリズム批判 反グローバリズムに警鐘

劇場型・小池都政とは連携  公明党の機関誌「公明」2月号は、特集1「『大衆とともに』公明党が希望を開く」に山口那津男代表の新年巻頭インタビューなど。特集2「世界で広がる反グローバリズム」に宮家邦彦キヤノングローバル戦略研…

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共産党の「野党連合政権」 自力より民共共闘に活路

共産党の「野党連合政権」 自力より民共共闘に活路

党大会で初の他野党出席  衣の下の鎧(よろい)を共産党は気にしなくなった。衆院選に向け、選挙協力を交渉材料に共産党の連立政権入りを他の野党に認めさせる運動にかかることを第27回党大会(15日~18日)で決めた。これは安保…

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日教組腐敗の連鎖 不倫で委員長辞任に驚愕

想像以上に堕ちた組織  昨年の日教組の腐敗にはあ然とした。週刊新潮(2016年10月20日号)に日教組の岡本泰良(やすなが)委員長の不倫記事が載り、新聞各紙(産経11・3、読売11・4)が岡本氏の進退問題を取り上げたこと…

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都道府県魅力度ランキングというのが毎年…

 都道府県魅力度ランキングというのが毎年発表される。2016年度は、北海道、京都、東京、沖縄の順。一方、45位は群馬、46位が栃木、47位が茨城だった。いずれも北関東だが、中でも茨城の最下位が印象的だ。  ランキングで気…

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トランプ氏の早朝ツイッター

地球だより  20日にドナルド・トランプ氏が米大統領に就任する。全米に旋風を巻き起こしてきたトランプ氏は、既存の政治手法をそのまま踏襲しない型破りなスタイルが最大の特徴だ。それがよく表れているのが、ツイッターで意見や政策…

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米で大麻合法化が加速

「200億㌦産業」か「有害薬物拡大」か  昨年11月の米大統領選では大麻(マリフアナ)合法化がさらに一歩進んだ。現在、米国では8州で娯楽用大麻が、28州で医療用大麻が合法化されている。大麻をめぐっては健康や社会に有害との…

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選挙権年齢論争

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  2003年、ドイツで“家族投票権”を導入しようという法案が提出された。赤ん坊はじめ全員に投票権を与え、12歳未満の場合は父母が代理行使できるようにする内容だ。12歳以上の子供は父母…

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日本文化と乖離した個人主義

NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会会長 久保田 信之 敵対せぬ「私」と「国家」 家族主義的統治が日本の伝統  憲法13条の「国民は個人として尊重される」を疑わずして受け入れている不勉強な政治家が相当数現存している…

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潘基文氏の大統領選出馬は資格違反か

韓国紙セゲイルボ 望ましくない「総長退任直後」  潘基文(パンギムン)前国連事務総長は大統領選を意識したパフォーマンスを演じる前に明確にすべきことがある。自身をめぐる二つの疑惑、すなわち大統領被選挙権と国連決議違反だ。 …

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トランプ氏と中国、「関与」から「競争」の時代に

2017激動の世界を読む(14) 米ジョージ・メイソン大学教授 コリン・デュエック氏(下) トランプ次期米大統領は、台湾の蔡英文総統と異例の電話会談を行い、「一つの中国」原則にも縛られない姿勢を示した。トランプ氏の対中国…

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日本共産党大会、「本気の共闘」は望めまい

 日本共産党が党大会を3年ぶりに開催した。「自共対決」時代の始まりとした前大会とは異なり、今大会は「自公政権とその補完勢力に、野党と市民の共闘が対決する新しい時代が始まった」と指摘。次期衆院選に共闘して勝利し、野党連合政…

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米軍の覇権復活へ国防費増額求めるマケイン氏 McCain plans massive boost in defense spending to restore military dominance

 マケイン上院議員は16日、今後5年間、国防予算を年間850億㌦以上増額するよう求め、これは米軍の覇権を取り戻すための第一歩に過ぎないと語った。  白書に詳細に記された上院軍事委員長マケイン氏のこの計画は、重要な指標であ…

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